特集 2023年4月17日

釧路で発見!魚屋さんの2階の水族館が楽しい

北海道でも屈指の水揚げ量を誇る釧路。ししゃもや鮭やイクラなど、新鮮な海の幸で知られる街である。

先日釧路に行くことがあったのだが、母に頼まれて立ち寄った魚屋さんがちょっとした魚のテーマパークだった。

1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。

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私は今、両親の住む北海道に帰省しているのだが、先日ちょっと釧路に寄ることがあった。

釧路は母の生まれ育った場所でもあり、道内でも屈指の水揚げ量を誇る街である。

母が子供の頃なんかは、朝ご飯に採れたてのいかそうめんを食べていたとか、東京生まれの私には想像もつかない生活をしていたそうだ。

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やはり同じ北海道でも釧路の魚は別物らしく、母に「釧路に行くなら魚を買ってきて」と頼まれた。

釧路で魚を買うのであれば和商市場が有名だが、国道沿いに新しい魚屋さんができたそうなので行ってみることにした。

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釧路の魚専門店「釧之助」

向かったのは釧路の水産加工会社「釧之助」の本店。到着すると、思ったより大きな店でびっくりした。

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IKEAに来たのかと思うぐらいのデカさ。

日曜日だったこともありお客さんが多かったが、駐車場が3か所もあったので助かった。

そしてお店に入るなり、巨大な水槽に驚いた。

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入口にどーんとでっかい水槽。こんな豪快な魚屋さん見たことがないぞ。

入って左は魚屋さん、右は食堂と、買い物と食事を楽しめるようになっていて、これだけでも最高に充実したお店である。

2階もあるようなので階段を上がってみると……

2階は水族館になっていた!

魚屋さんに水族館が?なんでもこの「くしろ水族館・ぷくぷく」は、釧路初の水族館なのだそう。 

漁業が盛んな街なのに今まで水族館がなかったのが意外だったが、逆に魚が身近すぎて水族館を作る必要がなかったんだろうか。

 

それにしても、魚屋さんと同じ建物にある水族館ってのは初めてかもしれない。これはぜひとも入ってみたい。

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魚屋さんの2階にある水族館

入場料は800円。夫がちょっと渋ったが、こんな珍しい水族館ないからと説得し、入ることにした。

水族館に来るのは何年ぶりだろう。こじんまりとしているが新しくてきれいな水族館だ。
入ると熱帯魚やかわいいハリセンボンなどがいた。
チンアナゴも初めて見るが、砂からひょこひょこ出入りする姿がおもしろい。
いつか流行ったクリオネもいる!

小さな水族館だがとても丁寧な展示で、思ったより見応えがあり楽しめる。

⏩ いつも食べているカレイに今日は餌をあげる

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