「写真2枚で400文字以内」の記事をあつめて並べて1本にする
橋田:
デイリーポータルZが3月に取り組んだことを振りかえるお時間です!
古賀:
よっしゃー!
林:
やりましょう!
橋田:
まずは林さんからお願いできますか。トピックは……「超短い記事」ですね。
林:
はい。「写真2枚で400文字以内」のルールで書いた記事をあつめて並べて1本にするというのをはじめました。
林:
ずっと、1記事/1ページという構成が不満だったんですよ。新聞も雑誌も1ページにたくさん記事が載ってるじゃないですか。
橋田:
確かに。
林:
ネットはどんな脇役も主役になってしまうのが不幸だなと思っていて。タップして面白くないと損した気分になっちゃうから。
古賀:
どうでもいいことでも掲載するのでも、ネットだと1本の記事になっちゃいますね。「どんな脇役も主役になってしまう」というのはちょっと見逃していた視点です。主役だったらいいというものではないんだな。
林:
雑誌も新聞も全部読まなくてもいいでしょう。見出しをみて、興味のある記事を読みますよね。雑誌とか新聞の面白さってそういうところですよね。
橋田:
なるほど。
林:
俺はそういう雑多な情報がいっぱい載ってるのが良いなと思ってインターネットにやってきたんです。なのにいつしか立派なものが求められるようになっていて、これは不幸だなと思ったんですよ。雑多に読ませるレイアウトはないのかと、それで1ページに短いのをたくさん載せて、その中だったら一個ぐらいハズレてもまあいいだろうって。今4回ぐらいやっていて、毎回1ページに8本ぐらい載せてます。
古賀:
タイトルが難しいですよね。雑誌とか新聞だと開くと自然に目に入ってくるけど、ネットはどうしてもタイトルでタップさせなくちゃいけないんですよね。
林:
そう。今は8本のうち3本ぐらいの、目につく記事をタイトルにもってきています。なんだったらトップページに載せちゃうくらいでいいのかもしれない。
橋田:
いつの間にか読んでるみたいな。
林:
ツイッターとかインスタグラムってそうなんですよね。
古賀:
ああっ! そうだ。いつの間にか読んでる。
超短い記事の投稿のお礼はオリジナル測量野帳
林:
これがうまくいったら、記事の中に広告混ぜられないですかね。「〇〇の新製品がうまい」とか、PR表記入れて、10本の中に1本ぐらい混ぜる。
古賀:
それは取り組みやすいですね。広告記事は凝ると大変ですもんね。
林:
これを読んでいる方で、20万円ぐらいの決済権をお持ちのPR案件担当の方、すぐに連絡ください! 商品サンプルを送ってくれたら400文字すぐ書きますので!
橋田:
待ってます!
林:
俺か安藤さんか古賀さんが食べて「うまい!」って。即日対応できますね。
橋田:
広告記事はいま準備期間が長いですからね。そこを一瞬でやれる商品ですね。
林:
あとこれ。超短い記事は投稿も募集していてすでに投稿も掲載してるんです。そのお礼のノベルティを用意しました。
橋田:
発注してたの、届きましたね!
林:
記事を書くのに必要なのはメモ。ライターにも撮影するときに必ずメモを取ってくれってずっと言ってます。だから測量野帳にロゴの箔押しを入れたんです。これ良いんですよ。硬いから立って手に持って書ける。ポケットに入るし、方眼だし。紙も書きやすいです。僕と、あとライターの西村さんもお気に入りの、ノートはこれしかないというノートに、ロゴを箔押ししました。
橋田:
かっこいい~!
林:
3回掲載で1冊送ります。
古賀:
投稿、みなさん面白いのをすでに送ってくれてますよね。ありがて~。
林:
これから投稿したいなという方向けに、ちょっと説明しますね。送ってくれる人は、短い、超短い記事をお願いします。世の中に感じた違和感、パッケージにちょっとあれ? と思う変なことが書いてあるとか、ほんとうにちょっとした違和感を送ってください(くわしい説明はこちらにも!)。
橋田:
古賀さんが551蓬莱の紙袋のこと書いてましたね。違和感というのは「いつもとちょっと違う」ということですね。
林:
そうそう、ああいうのを。
古賀:
違和感ってTwitterなんかだとネガティブな言葉だけど、そうじゃなくてね。ちょっと普段と違うぞ、という気づきですね。
林:
あとは自分で手を動かさないようにしてください。例えば551のパッケージとそっくりの552を作ってみよう!とか。
古賀:
作らなくていい、ただ観察する。
林:
受け身でただ見てほしいんです。レトリックというか、文章もそんなに凝らなくていいです。みんな待ってるよ。
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