特集 2023年8月18日

カメさんに会えたよ

昨年の夏の終わり、当サイトに『「カメさんキャンプ」の幻影を追って、日高市の高麗ふらり旅』という記事を書かせてもらいました。

ざっくりと説明すると、小学校低学年時代に参加していた、埼玉県日高市にある「高麗」という町が舞台のキャンプ体験。それがすごく楽しかった記憶があるものの、ネットなどで検索しても情報が一切出てこない。そこで、その幻影を追いかけるため、ふらりと久々に高麗へ行ってみたところ、奇跡的な出会いがあって、なんとカメさんの奥様とその日いきなり会えてしまったという話。

今回の記事はその続きとなるので、もしよかったらあわせて読んでもらえると、内容が伝わりやすいかと思います。

1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。

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その後、有益な情報が

前回の記事で唯一残念だったのが、早朝からの畑仕事の疲れでちょうどお昼寝中だったため、カメさんご本人には会えなかったこと。以来ずっと、いつかまた高麗を訪れカメさんに会いたいなと思っていたんです。ただ、いきなりお宅にご連絡して押しかけるわけにもいかないし……。

ところがその後、高麗の地を舞台に、無農薬・無化学肥料の種の店「たねの森」や、「森の子育ち場 ぽのぽの」といった活動をされている、紙さんという方から貴重な情報を寄せていただきました。

その方が主催し、定期的に高麗で開催されている「清流青空マーケット」というイベントに、カメさんもよく参加されているらしいんです。そこで、今年の7月30日に開催された清流青空マーケットに、家族で遊びに行ってみることにしたのでした。

会場は、紙さんが運営する「森の果樹園」という場所。今回は車で行ったのですが、高麗駅から歩いても20〜30分くらいで行ける距離でしょうか。

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お、看板発見

その指示に従って進んでいくと、

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森のなかに心地のいい広場があって

予想以上に大きな規模で開催されていました。

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「清流青空マーケット」

会場内には、手作りの飲食物やグッズの出展がたっぷりとあり、音楽ライブやワークショップ、子供たちが自由に遊んでいい手作りの遊具もあったりと、なんとも素敵な雰囲気。

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遊具もダイナミック

たとえば、こんなかき氷。

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自家製シロップのかき氷がひとつ300円

そのなかに、「ビーツポタージュ」というメニューがあって、ロシア料理のボルシチなどに欠かせない真っ赤な野菜、ビーツのポタージュをかけ、さらにそこに、シトラス風味のガーリックシーズニングをアクセントとしてるという、甘くないかき氷なんです。

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鮮やかなピンク色

あまりにも興味深いので頼んでみたところ、これ、いや〜うまかったな! この日は運転手だったので、珍しくノンアルコールビールでがまんしていたんですが、完全に、酒のつまみになるかき氷だったな〜。

⏩ ついにカメさんと再会!

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