広告企画 2022年12月8日

上田では温泉とフォーク酒場でノスタルジーに酔うべし~地元の人頼りの旅 in 長野県上田市~

そこらへんで出会った人に個人的なおすすめを聞いてまわる、完全に地元の人たちプロデュースの旅。ガイドブックでは得られない情報をもらいつつ、どうなるのか先が見えないドキドキの旅である。

今回は長野県上田市にやってきた。

上田市は真田一族ゆかりの地、そして別所温泉という温泉街で有名なようだ。いったいどんな旅になるのだろう。

 

※この記事は長野県上田市で開催中の「失くした記憶と忘れられた龍」という謎解きゲームの広告記事です。最高なので記事を読んでゲームにも参加してみてください。

東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。
好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー)

前の記事:1万円で品川プリンスホテルに泊まるということ

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上田市で謎解きゲームからスタート!

はじめて上田にやってきた。
上野駅から新幹線で1時間半と、あっという間についた。

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秋晴れの上田駅前。上田は雨があまり降らないらしい。

実は今回は、上田市がやっている「失くした記憶と忘れられた龍」という謎解きゲームを紹介するためにやってきた。

上田駅からでているローカル鉄道「別所線」に乗って、たまに駅をおりては謎解きをする。

謎解きを楽しんでいるうちにいつのまにか上田に詳しくなっている、というとてもいい企画だ。参加無料。しかもゲームをしている間の運賃も無料になるという太っ腹企画なのだ。

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駅前にはでかでかと案内が。2023年3月26日までやってます!
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別所線の窓口に行くと、ガイドマップと謎解きの冊子がもらえる。
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1人で解けるのか不安! ヒントが見られるサイトもあるので活用しながら行こう。
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まずは上田駅周辺で謎解きをした。解答できると、記念切符がもらえて次の場所に移動できる。
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ちなみに駅員さんにも個人的なおススメ聞きましたぞ
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2車両のかわいい別所線に乗って旅をしながら謎解き。ワクワクするな!
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別所線は市街地から温泉街がある山のふもとに向かっていく。美しいたんぼや山々の景色がなんともいい。
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これがあれだから、こっちかな? 謎はよーく考えれば分かる絶妙な難易度だ。
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謎解き中に、道を間違えた時に撮れたショット。自分の名前(丸子)の案内を発見できた!
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悩みつつも3時間ほどでなんとかクリア!

上田駅でゲームに参加する親子を見かけ、同じ頃にゴール付近にいたのでだいたい皆2~3時間ほどでクリアできそうだ。

ポイントとしては、別所線は単線で本数があまりないので、時刻表を把握しておいた方が良いということと、電車内にもヒントがあるので注目しようということだ。それと、車両は基本的に一番前の扉しか開かないのも気を付けよう。私は一度降りそびれてしまった。

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駅は無人駅がほとんど。こちらは有人の下之郷駅。
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謎解きゲームの最初の方でつまづいている、という駅員さんにもおススメを聞いた。

別所線の駅員さんは気さくな方が多くて嬉しかった。
さて、謎解きゲームについての紹介はこの辺にして、ここからはいつもの地元の人頼りの旅スタート!

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おすすめスポットその1:なんといっても「別所温泉」

知らなかったが、上田市といえば別所温泉らしい。
さっきから乗っている別所線の最終駅が、まさに別所温泉である。上田駅からは30分。
東京から新幹線と電車で、すんなりと温泉街に行けるのはありがたい。

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別所温泉駅では袴姿の学生が出迎えてくれた。おススメもゲット!
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旅情をかきたてられる駅前。これはいいぞ!

駅前にはでかでかと「信州の鎌倉」と看板があった。
鎌倉時代から室町時代にかけて造られた国宝や重要文化財、県宝などが数多く点在しているらしい。歴史と温泉、それに自然の景色が詰まってるなんて最高だ。

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少し歩いていくと、いかにも温泉街の雰囲気。
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たまに感じたくなるノスタルジックがここにあった!

温泉地なだけあって、自由に入れる足湯があったりする。
そこに浸かっていると、東京や埼玉から車で来たという方たちに出会った。
たしかに関東からならすぐ来れる距離だ。

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両方のご夫婦からもたくさんおススメを聞いた。
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おすすめスポットその2:全国でも珍しい北向観音

足湯からすぐの所にある、北向観音へ。
北向きにつくられた本堂は珍しいそうで、長野市の善光寺と向かい合う配置になっているそうだ。両方お参りすることでよりご利益があるらしい。

私は20年前に善光寺に参っているので、これで「両参り」となった。きっと良いことがあるぞ。

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別所温泉にきたら当たり前のようにみんな行く北向観音
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参道が絵になるなあ。

門からいったん階段を下りてお土産屋さんが連なる参道を歩き、階段でまた登っていく。するとあたり一帯を望める見晴台や、立派な建築物を見ることができる。

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東京よりも紅葉が進んでいて、晩秋といった感じ。
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驚いたのは手水が温泉だったこと。初めて!
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温泉薬師瑠璃殿もおススメにあがっていた。
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おすすめスポットその3:でかくてうまい「長谷川の豆腐」

次に向かったのは、これまた足湯のすぐ近くにあるお豆腐屋さん。
豆腐が大きくてビックリするから見てほしい、とのことだ。

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いかにもおいしそうな店構え。
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人気の「青まめ豆腐」。一人では食べられる気がしない大きさ!
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そんな観光客に嬉しいミニサイズがあった。木綿で食感がしっかり。

昔ながらの製法でつくられた豆腐のほかにも焼きたての油揚げや、豆乳、豆乳プリンなどもある。食べ歩きにピッタリのお店であった。

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おすすめスポットその4:一気にまわれる神社仏閣たちと移動中の眺め

謎解きゲームに参加していたお父さんが特にススメてくれていたのは安楽寺だ。

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安楽寺の本堂の裏を登ると人気スポットがある。
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中国宋時代の建築様式の安楽寺八角三重塔(国宝)。昔は四重塔とされていたけど、一番下はひさしだと解釈され三重塔となったそうだ。

そこには、いろんな角度から見たくなる見事な塔があった。
山の斜面を少し登れば上からも望めるが、大日如来が安置されている神聖な建物なので、下から仰ぎ見るのが正しいマナーらしい。

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たくさんの人がみあげてました!
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併せて行きたい常楽寺。茅葺屋根が立派な本堂と、これまた立派な庭。
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こちらは別所神社。神楽殿からの眺めは、絵画に入り込んだかのように美しかった。
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これらを周る途中の景色もおススメされたひとつ。

別所温泉エリアは見所が集まっているので、徒歩でも充分堪能できて嬉しい。温泉もたくさんあるし、年配者と旅行するのにもめちゃくちゃいいんじゃないか。

 

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