広告企画 2020年4月16日

雪道を2キロ歩き、ソースかつ丼を食べ、温泉に入るサルに会う~地元の人頼りの旅in長野県~

戸隠地質化石博物館で聞いたおすすめが「地獄谷野猿公園」である。

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地獄谷野猿公園

野猿公園は野生のサルが温泉に入っているところが見られるらしく、外国人観光客からも人気のスポットなのだとか。

入口の駐車場では海外からのファミリーが立ち話をしていた。目であいさつして入口を進む。

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ここでも1.6キロとか言ってくる。

長野の観光地はどこも歩くことを前提としているようなので、歩きやすい格好で行った方がいいと思います。

ここ野猿公園も、入口にある看板に1.6キロ先!と堂々と宣言されていた。おどしだろう、と思うかもしれない。でも行ってみるとわかるけど、これ1.6キロ以上ある気がする。

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こういう道を延々と歩きます。
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これはこれでスニーカーで来たことを後悔した。雪が融けて田んぼみたいになっているのだ。
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前を行く海外からの観光客らしいファミリー。小さい子どもは途中でギブアップしても仕方がない距離。
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しばらく歩いていたら後ろから郵便屋さんがバイクでやってきて驚いた。日本の物流の底力を見た気がした。
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30分くらい歩くと「これぞ里」という景色に行きつく。そろそろだろうか。

戸隠神社でも思ったが、こういう静かな道を延々歩いていると歩くこと自体が目的に思えてくる。一人なのでいろいろ考えるし、冷たい空気も気持ちがいい。もうこのままずっと歩いていたいなと思う。

そのくらいになった時に、ようやく入口にたどり着く。え?入口って30分前にくぐったあれじゃなかったの?と思うだろう。

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ここがようやく入口なのだ。ここから急な階段をがしがしと登る。
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もうどこまででも行ってやるぞ、という気持ちになる。

壁のように立ちふさがる階段をさらに登っていくと、その先に本当の入口が現れます。おめでとうございます。

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ここまで来ただけで感動がある。
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チケットを買うと怖い顔したサルのパンフレットをくれた。

ここのサルたちは「Snow Monkey」としてガイドブックにも紹介されていて、海外からの観光客にも人気なのだとか。

入口を抜けて谷の方へと進んでいくと雪の中に動くものがいた。

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あ!

サルだ。

遠くの斜面を駆け上っていくサルを「わー、サル本当にいるんだー」と眺めていると、すぐ横に気配を感じた。

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すぐそこにいた!

よく見るとそのへんの山肌にたくさんいるではないか。そして人との距離が近い。

公園によると、サルにはエサを与えてはいけない、目を合わせてはいけない、触ろうとしてはいけない。そのあたりを守っている分には襲ってくることはないのだとか。

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距離がすごく近いし柵もないのでちょっと怖いこともある。

サルたちは寒いと園内の温泉につかるらしいのだけれど、この日は気温が15℃くらいあったので誰も入っていなかった。

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でもなんとなく温泉の近くには集まっていた。
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写真を撮っているとたまに目が合ってドキッとする。

長野から帰ってきてからもサルたちどうしてるかなと思い、たまにライブカメラで確認したりしているんだけど、僕が行ったあとにまた雪が降ったらしく、寒そうなサルたちが写っていた。

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寒そう。
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みんな温泉に入ってました。

今年は雪が少なかったこともあり、僕が行った時には観光客よりサルの数の方が断然多かった。サルも今年は静かだなと思っているんじゃないだろうか。

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道の駅の「やしょうま」「うずまきパン」「おやき」

レンタカー屋さんでおすすめされた善光寺に向かう途中で農産物の直売所を見つけたので寄ってみた。

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いわゆる道の駅です。
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もうどこもかしこも厳重すぎるくらいに消毒液が置かれていました。

冬の期間は農作物は週末のみの販売のようで、店内には主に野沢菜や地元の特産品なんかが並んでいた。

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長野といえばやっぱり野沢菜。買いました。

長野の特産品は知らないものがいろいろあった。

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「やしょうま」ってなんだろう

「やしょうま」についてお店の人に聞くと

「なんていうのかねえ、このあたりの食べ物ではあるんだけどねえ。」

とあいまいな返事だった。どうやって食べるんだろう。

「うーん、わしらは焼いて醤油つけて食べたりするけどねえ、どうなのかねえ。」

こちらもあいまいである。※やしょうまについて、詳しくはこちらの記事で。

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わからないまま一つ買って帰った。家で焼いて醤油つけて食べたら団子みたいで美味しかったです。

他にも「おやき」はどこのスーパーにもお土産屋さんにも売られていた。

食べたことのない人のために説明すると、おやきは肉まんの密度を高めたような食べ物である。中身は野沢菜とかナスとかいろいろあるけど、どれを食べてもだいたい美味い。

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長野といえばおやきだろう。
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切り干し大根のおやきはその場で温めてくれた。美味い。

地元パンもある。

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お店の人に勧められて買ったうずまきパンは
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甘いようなしょっぱいような、複雑な美味しさの上に中が空洞になっていてかなり謎なパンでした。

 

うずまきパンを食べながら善光寺へ向かいます
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