どこにも行ってない夏休み明けの気まずさ
どこにも旅行してない夏休み明けは気まずい。みんながおみやげを配り歩く中、自分はただもらうばかりで、何も渡すものがないのだ。
でも、どこにも行かない夏休みは、それはそれで背徳感があって優雅な過ごし方だ。おみやげを入手するために、わざわざ旅行する必要はないだろう。
それでも、もらうばっかりではちょっと気まずい。
どこにも行かずに、自分の家のおみやげを用意できないだろうか。
私はほとんど家に人を招くことがないので、あまり行くことができないという意味での希少価値は、遠方の観光地よりも高い。
おみやげを作る場所としてのポテンシャルを秘めているのではないか。
おみやげのフォーマット
おみやげのフォーマットは全世界でかなり似ている。
まずマグネットは絶対にある。
風景や、その土地の名産品が描かれており、「東京」「Berlin」など土地の名前が必ず書いてある。
海を越えて共通しているフォーマットである。家のパターンも作れそうだ。
あといつも気になっているのが、金銀の亀が5円玉と一緒に入っているおみやげである。
この亀と5円玉のケースもよく見る。亀じゃなくてシャチホコのパターンも見たことがあるが、これが何なのかはよくわからない。何かご利益がありそうな感じはある。
小学生のとき高尾山で買ったので、多分実家にあるだろう。五円玉と亀が入っているケースに「高尾山」というシールが貼られていた。高尾山との関係性は不明である。
これに「家」というシールを貼ればもう家のお土産ということになるのではないだろうか。
マグネット作り
まずはマグネットを作ろう。
半立体にしたいので粘土で作っていく。
冷蔵庫も、一番最初に買った家電という歴史を持っている。古墳のような趣があるかなと思い選んだ。
マグネットにしなければならないので、粘土が乾く前に、裏に磁石を埋めておこう。
乾いたらあとは色を塗るだけ!!
我が家を詰め込んだマグネットができた。冷蔵庫の横に水道屋さんのマグネットが貼ってあるところがポイントである。マグネットの中にマグネットを入れるという、前代未聞なおみやげを作ってしまったかもしれない。
これも、家のおみやげだからこそできる技である。
他のおみやげマグネットと並んでも違和感なし!!我が家に馴染んでいる!さすが家マグネット!