と、ただただ重慶酸辣粉への愛を綴らせてもらった今回。ですが、そもそもコンビニやスーパーで気軽に手に入る商品ではなく、その点のみ、大変面目ないです。
僕が買ってる中華スーパーでは300円しないくらいなんですが、若干割高にはなるけど通販で買えるサイトもあるようなので、気になる方はチェックしてみてください〜。
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東京・池袋にある中華食材専門のスーパーで何気なく買った「重慶酸辣粉」なるインスタント麺。これが個人的に大ヒットで、以来ずっとリピート買いしているほど気に入っています。
今回は、そんな重慶酸辣粉が好きすぎる! という思いの丈を、ただただ書き綴らせてください。
以前当サイトで「池袋の中華フードコートがほぼ中国」という記事を書かせてもらいました。
その際、隣接する中華食材専門のスーパーで、おみやげにと何気なく買って帰ったのが、「光友」というメーカーの「重慶酸辣粉」というインスタント麺。
これを家で作ってみたところ、ものすごく気に入ってしまいまして、以来我が家の定番として、常にストックを常備するほどになりました。
春雨的な麺と、粉末スープ、黒酢、ラー油的な辛味調味料、ですかね。
これを、パッケージに日本語の作りかたは書かれていなかったんですが、
600mlのお湯のなかに全部ほうりこんじゃえばいいんだろうきっと。と、作ってみることに。
で、次の写真が初めて作ってみた時の重慶酸辣粉の写真なのですが、
ここでいきなり懺悔しておかないといけないことがありまして、この時、僕、なぜか「黒酢」の小袋が入っているのを見落とし、「黒酢抜き」で作ってしまったんですよね。
ただ、個人的にこの黒酢抜きが大ヒットだった!
食べながら「酸辣」というわりには、あんまり酸っぱくないな〜、なんて思っていたんですが、黒酢を入れ忘れてるんだからそれは当たり前。なんだけど、想像よりは穏やかながら確かに感じる唐辛子系の辛味と、花椒由来の心地よい痺れ、鶏だしベースと思われる深みのあるスープが、ものすご〜く沁みる味!
さらに特筆すべきはその麺で、いわゆる春雨的な、とろとろ、ぷるぷる、もちもち系の食感なのですが、いちばん近い表現は「ふわふわ」かな。もうね、コシという概念の対極にあるような、ふあっふあの優しい〜口当たりが、究極に癒し系なんです。
で、ありながら、たとえば鍋の終盤のマロニーみたいに、グズグズのポロポロになってしまうということもなく、最後までしっかりと麺であり続けるんですよね、不思議なことに。
これがなんというか、完全なる新食感でありながら、日本人の僕でもものすごくほっとする味でして、日常的に食べるごはんにも、ちょっとアレンジして晩酌のつまみにするのもばっちりなんです。
そもそも「酸辣粉」とは何かというと、中国、重慶の名物料理。酸っぱくて辛いスープにさまざまな具が入る麺料理で、最大の特徴はやはり麺。中国では「粉」とは「春雨」のことをさすそうで、基本的には食べごたえのある極太の春雨が使われることが多いようです。この重慶酸辣粉は、家庭で短時間に作れるよう、その春雨を細めにしているという感じでしょうか。
ちょっとネットで「酸辣粉」と検索してみても、かなり幅広いタイプの麺があるようで、う〜む、あちこち食べ歩きしたくなってきたぞ……。いずれ本場の重慶でも食べてみたいな〜!
で、こちらの重慶酸辣粉、どんな具材を足してしまっても、けっこうなアレンジを加えてしまっても、たいてい美味しいというすぐれもの。
ここからは、これまでに僕が勝手に作ったアレンジ酸辣粉をいくつかご紹介します。あ、基本的には「黒酢抜き」でやってますが、そこはお好みで〜。
具入りラー油の定番ブランド「老干媽(ローガンマ)」のものです。これを
そらまぁ、うまいですわな……。
またある日は、ゆでた麺を水で締め、味加減を調整しつつ粉末スープを水に溶き、
冷やし中華とはまた違った味わいでなかなかオツなお味でした。この場合は、黒酢入りがいいですね。
もしくはこんなの。ニンニク、ひき肉、韓国唐辛子をたっぷりと入れて、最後に卵を加えてかきたま風にすれば、
そらまぁ、うまいですわな……(2回目)。
さらにさらに、ものすごく簡単で最高に美味しいのが、重慶酸辣粉を「鍋の素」として使ってしまうという食べかた。つまりこうです。
今回は豚肉、キャベツ、豆腐を加えましたが、どんな具材でも好きに入れてOK。たっぷりの絶品春雨は鍋の具と考えるとなんの違和感もないし、いつもの水炊きとはひと味違う中華風の鍋として、晩酌のつまみにもう最高です。
と、ただただ重慶酸辣粉への愛を綴らせてもらった今回。ですが、そもそもコンビニやスーパーで気軽に手に入る商品ではなく、その点のみ、大変面目ないです。
僕が買ってる中華スーパーでは300円しないくらいなんですが、若干割高にはなるけど通販で買えるサイトもあるようなので、気になる方はチェックしてみてください〜。
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