つまりこういうことです
僕の大好きな、脂身多めのこま切れ肉。
ここにふだん、どんな味つけをしますか? 僕は最後にめんつゆかだし醤油をさっと絡めるのが好き。もちろん、しょうが焼きにしたり、中華風炒めにしたり、ポン酢であっさりが好きなんて方もいるでしょう。
けれどもこの豚肉に、そのままソースをかけて食べるのが好きという人は、そんなに多くないんじゃないでしょうか? 多かったらすみません。
つまり、
ソースの注ぎ口が大きかったのでちょっと勢いがつきすぎましたが、下のキャベツにも絡めて食べるのでちょうどいいでしょう。
さぁ、だまされたと思ってこれを食べてみてください!
豚肉とキャベツを口いっぱいにほおばり、肉とソースの味をたっぷりと感じたところで、白米をもぐもぐ。続いて熱いみそ汁をズズズ。
……ほら、けっこうとんかつでしょ?
ってまぁ、写真だけでは伝わりきらないと思うんですが、この食べかた、本当に想像以上にとんかつ気分に浸れるんです。なにしろ、味が純粋に美味しい!
構成要素が衣を抜いたとんかつ定食であるからなのはもちろん、ふだんあまり豚肉にソースをかけて食べる習慣がないからこそ、「この組み合わせ、知っている! とんかつだ!」と脳が錯覚しやすいんだと思います。