ネクタイはフラフープか
次はネクタイだ。今日は家にあった「長いもの」を探して集めて袋に詰めてやってきた。その中の一つだ。
ネクタイは延ばすと1メートルくらいだったので、2本を両端で繋いで輪にしてある。これでちょうどフラフープと同じくらいの大きさになった。
大きさは同じだが、どうしてこんなに見た目が違うのか。
まず持ってみた感じからして回る気がしない。これまでの経験から軽い物は回らない、ということがわかっているわけだが、ネクタイはその中でも郡を抜いて軽い。
しかし一つだけ期待できる部分をあげるならば、やはりネクタイだけあって結び目がしっかりと固定されるのだ。そしてこの結び目の部分だけは少し重さがある。輪の両端にある結び目を遠心力で振り回すようにして回転を持続できないものか。
ビジネスツールがレジャーに変わる瞬間を見せてやる。回れ、ネクタイ。
予想どおり全く回らず。2回転もしない。
やはり軽すぎるようだ。回転させようと振り回すと体に接している部分がひっかかって腰にまとわりついてくる。残念ながらどう工夫しても回せそうになかった。
「ネクタイ」 どの家にもある度 ★★★ |
自転車用ゴムはフラフープか
家にあった長いものシリーズから、次は自転車の荷台に荷物をしばるためのゴムひもだ。
実はこの前にビニールひもでも挑戦しているのだが、あまりに回らなかったのでなかったことにした。やはり軽くてやわらかいものはだめだ。
このゴムひもならばある程度重さもあるし、端部に金属のフックがついていて遠心力も稼げるのでは、と考えエントリー。
しかしこれもフラフープと並べて置くと一気に望みが薄くなっていくのがわかる。まったくもって派手さがない。
やらねばわからぬ。元気出して回していきたい。
やはりひもは体に絡む。
振り回すときによかれと思って作った縛り目だけが勢いよく回転していて、本体がそれについて行けずに腰に絡まってしまうのだ。やはりフラフープとして機能するためには全体的に均一な重さが必要だということだ。
今回は公園で回していたのだが、ここで釣りに来ていた親子連れが声をかけてきた。
-なにをしているんですか
「ええっと、フラフープみたいに回すのに、便利かなと思って、ひもとか、ええ、ははは。」
しかし見た目はゴムに絡まれているのを動画で撮っている人だ。特に会話も弾まず、親子は釣りに戻った。その後の親子の会話を盗み聞きしたかったが、子供が興味を持たなかった以上、もう僕から近づくのはよくないと思いやめた。
「自転車用ゴム」 どの家にもある度 ★★ |