デジタルリマスター 2023年10月9日

フラフープは家にあるのか(デジタルリマスター)

ホースはフラフープか

ホースではどうか。僕の家はアパートなので庭はないが、なぜかホースはある。車を洗ったりベランダを掃除したりするときに便利だからだ。同じような理由で所有している家庭も少なくないのではないか。

なにより、ホースはこうしてフラフープと並べるとほとんど同じ物に見えるではないか。これは期待できそうだ。

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見た目ほぼフラフープ。

今回用意したホースは長さ1メートルの物を2本、専用のジョイントで繋いである。2メートルの物を輪にしたらジョイントは一つですむわけだが、それでは対称性を失うので回転させたときに不利だと判断しこういう形になった。

ジョイントはネジ式になっており、簡単に取り外しが可能だ。もしホースがフラフープになるのならば、後片付けもかなり楽だ。

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ジョイント部分はしっかり留めておきたい。

期待を胸に、回していこう。

hous.gif

意外とむずかしい。最高で6回転くらいか。

回してみてわかったことはやはり重さが足りないということだ。ぐにゃぐにゃした質感は回転には支障がないようだった。それからジョイントはしっかりと留めておかないと回しているうちに外れるので注意。

「ホース」

どの家にもある度 ★★
回しやすさ    ★★★★  (満点は★5つ)
感想:太さといい質感といい、ほぼフラフープを踏襲している。惜しむらくはその重さのみか。中に水を入れたらもう少し回るかもしれないが、ジョイントが外れた時のことを考えるとむやみに勧められない。

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カバンはフラフープか

次はカバンだ。肩掛けカバンのようなストラップ部分の長いタイプを回す。ここでは僕の私物であるポーターの肩掛けタイプをピックアップした。ポーターを買っておけば大丈夫、という固定観念はそろそろ捨ててもいいかな、と思っている。

見た感じまったくフラフープには見えないわけだが、どうなんだろうか。

IMG_0479_photos_v2_x2.jpg
どう見てもフラフープには見えないわけですが。

ベルトやホースの例を見てもわかるように、フラフープに成りうるか否かはその「重さ」がかなり重要なファクターとなってくるようだ。

そういう意味で今回は、実際に回しながらカバンの中身を変えつつ、ちょうどいい重さを決めていった。

フラフープとして最適なカバンの中身がこちら。

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財布、ケータイ、カギ、ティッシュ。かなり少ない。

カバンが回ればこんなハッピーなことはない。青い鳥は身近にいた、という話だ。さっそく回していきたい。

kaban.gif

これが予想以上によく回った。最高で6回転くらいか。

しかし動画を見るとかなり腰で回していることがわかる。今までの物と違い重さがあるので遠心力で振り回されるのだ。しかしその分確実に回せる。

「カバン」

どの家にもある度 ★★★
回しやすさ    ★★★★  (満点は★5つ)
感想:タイプにもよるとは思うが、ストラップの長さと中身の重さを調整していけばカバンはフラフープに成りうる可能性がある。事実、これまでの中で一番回しやすかった。

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