特集 2020年6月29日

ホットサンドメーカー=オーブン説

オーブンと考えると、こういうものが出来てくる。

こんにちは、誰かに救いの手を差し出してますか?

さて。ホットサンドメーカーでいろいろ焼いていると思うわけです。

「この調理器具はなんなんだろう?」

と。で、ある日気づきました。

「オーブンだな」

ホットサンドメーカー=オーブン説を検証していきます。

あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。

1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー)

前の記事:純粋にソーセージの長さと太さを比べる

> 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内

普通にホットサンドを焼いていた時間は短い

ホットサンドメーカーという調理器具を買って、普通にホットサンドだけを焼き続ける人は少ないでしょう。

僕もその1人で、2016年1月に書いた『新メニュー「ホット挟まない」がホットサンドを超えた』では早々にホットサンドをやめてご飯や『ホット挟まない』、『ニュー焼きそばパン』を焼いていました。

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4枚切りのパンの両面に具を配置して焼いた『ホット挟まない』。具でパンをサンドしていると考えると、これはこれで入れ替わっちゃったホットサンドな気もする。
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カリカリの焼きそばとスライスチーズで4枚切りのパンを挟んだニュー焼きそばパン。

当サイトのライター、パリッコさんも『ホットサンドメーカーで1週間昼食焼き固め生活』でホットサンド以外のものばかり焼いていました(最後の最後で1回だけ普通に焼く)。

他にも、ツイッターで『ホットサンドメーカー』を検索すると、肉、餃子、シュウマイなどホットサンド以外のものばかりが焼かれています。

そう何度でも何度でも、君はホットサンド以外のものを焼く。

ホットサンドメーカーとは?

要はオーブンだなぁと

自分でもいろいろ焼きながら、ネットで焼かれたものを見ながら思ったんですよ。

「両面から熱を入れられるということは、これはオーブンなのでは?」

と。そう思って、パンを焼くことにしました。

パンを焼くって普通っぽいですが、生地からだと、たぶんあんまりやられてません。

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この醜くも美しい世界で、僕は ホントサンドメーカーを使って 生地からパンを焼く。

パンってあまり焼いたことがないんだけど、小麦粉の袋の裏に書かれたレシピを参考にしてそれっぽいものが焼けました。

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パン、かな。たぶん。

焼けた小麦粉の甘い匂いと、酵母のアルコールっぽい匂い。匂い的には紛れもなくパンです。

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THE・朝食。

パン焼きはほぼ素人ですが、まぁまぁパンっぽいものが出来ました。 

味もパンでした

パン生地をホットサンドメーカーで焼いたらパンが焼けました。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、パンでした。美味しいパンを食べると胸の鐘の音が鳴りませんか?

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ソーセージは前回のソーセージの長さを比べる記事の残りです。

思ったとおり、適当にひっくり返しながら焼くと両面に熱が入るのでオーブン的な結果になるようです。

ホットサンドメーカー=オーブン説の真実味が高まります。最初の思いつきよりは、もっともっと確信に近いな。

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次いってみよう

もしホットサンドメーカーがオーブンとして使えるのなら、こういうものも焼けるはずです。

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生地からピザを焼けるのか?

ピザ生地を作るのはそんなに難しくありません。材料を混ぜて丸めて伸ばすだけ。 

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ピザの生地。レシピはインターネットで検索してください。

伸ばした生地にソースとチーズを載せてホットサンドメーカーで焼くだけ。オーブンみたいに予熱とかしなくてもいいので簡単です。

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ピザソースはトマト缶にバジル、玉ねぎ、刻みニンニクを混ぜて煮詰めればだいたいそれっぽいものになります。
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ピザの生地は焼くと膨らみますな。

最初は中火、途中から弱火。

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焼いてる途中。いい感じにチーズが溶けております。

焦げないようにひっくり返して10分程度焼けば完成。 

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生地の裏もいい感じに焼けてますな。

家庭用のオーブンでピザを生地から焼くと裏面の焼きが弱かったりしますが、ホットサンドメーカーだと裏も表もしっかり焼けます。

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最後にバジルを載せて完成。

大体1枚でオジサンの腹が満たされるくらいのボリュームですね。

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ピザ、だよねぇ。

 両面も中身もしっかりよく焼けております。

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表面はカリッとしてて、多くの人が好きっていう食感と味です。

ホットサンドメーカーをオーブンと考えればピザ窯と似たようなものなので、生地からピザを焼けても当たり前ですね。

ならば、ダッチオーブンと考えればこういうものも焼けるでしょう。

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野菜とか鶏肉を焼くやつ

全体から熱を通せると考えるならば、丸鶏とか野菜をゴロゴロ入れて焼く、あのワイルドなやつもやってみたいと思うでしょう。

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野菜とか鶏肉とか。

そこそこ閉じられる構造なので蒸し焼きみたいな調理にも合っているはずなんです。 

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手羽元は3本。ナツメグや胡椒などのスパイスと顆粒コンソメで下味を付けました。

サイズ的に丸鶏は無理なので、鶏の手羽元と、3cm程度にカットした根菜類などをホットサンドメーカーにイン。

弱火でひっくり返しながら20分ほど焼いたのがコチラです。

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全茶連も納得の茶色が出ました。フライパンでも似たような料理を作れそうな気もしますが、平気な顔をしながらこれを書いております。

いや、両面をここまで茶色に焼けるのはホットサンドメーカーだからです。

量的には、ピザを食べたオジサンが腹一杯になって呻く程度はあります。 ソロキャンプとかで食べるなら十分な量ですね。

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こういう食べ物は、種類別に盛ると『野菜炒め問題』を回避できます。

ダッチオーブンでやると何時間も掛かるし量が多すぎるし、あんなでかい調理器具どこに置くんだよとか手入れめんどくさいとか、そういう問題があります。ホットサンドメーカーなら超お手軽です。 

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ナイフとフォークで切り裂き小さくなったそのお肉をほおばりました。

ダッチオーブンのそれのように、なかなかちゃんと焼けてておいしい。20分でこれが食べられるならいいんじゃないですかね。

そしてデザートへ

ピザと肉料理を食べたなら最後は甘いもの。クッキーも焼いてみることにしました。オーブンなら当然クッキーも焼けるでしょう。

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小麦粉120g、バター50g、黄身1個、砂糖40g、塩少々の混合物。

本当は伸ばして型を抜いて、とかやるっぽいんですが『お腹に入ってしまえばみんな同じ教(OHMO教)』の信者なので、形にはこだわりません。

弱火で焼くこと10分。

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迷いながら妥協しながら作った結果、ちょっとかわいそうな物が出来たね。

 噂で聞いて作ったっぽいもの

「こういう食べものがある」って伝聞で作ったっぽいものが出来ました。が、目をつむって紅茶を飲みながら食べればクッキーを感じられるので、良しとしましょう。

黄身の香りがして美味しいし。僕は黄身が好きだし、なんと言ってもOHMO教信者ですから、細かいことは気にしません。

大判焼きを焼くやつもオーブンです

ついでに書くなら、大判焼き(今川焼き)を焼くやつもオーブンと考えれば当然パンを焼けます。

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パン生地を丸めて型にイン。

焦げない程度の火力で10分程度焼くだけ。 

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丸くてかわいいパンを焼けます。これで焼きおにぎりとかも可愛いです。

挟んで焼くやつ、いいですよね。これからもいろいろ焼いていこうと思います。


ホットサンドメーカー、開拓されすぎ

最近はもうすっかりホットサンドメーカーでホットサンド以外のものを焼くというジャンルが開拓されきっており、焼かれていないものはないんじゃないかと思ったりもします。

一方で、閉じられるフライパン、蒸し焼き出来る薄型オーブンと考えれば、まだまだ可能性がある気もします。あるいは、蒸すとか茹でるとか、焼く以外の使い方に鉱脈があるかも知れませんね。迷わず行けよ、行けばば分かるでしょうか?

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