こうしてタコス作りという趣味が増え、Netflixで「タコスのすべて」というドキュメンタリーを夢中で観ている。本場メキシコのタコスが食べたすぎる。
次回のタコパに向けて、トルティーヤを焼く大きめの平たい鉄板と、プレスするのに適したヘラを先ほど注文した。ああ、またモノが増えてしまった。
ここから先は余談である。タコパ自体はとても楽しかったのだが、私としてトルティーヤが膨らまなかったことが心残りだった。
そこで余った粉を持ち帰って自宅で何度か自主トレしたのだが、うっすらとしか膨らんでくれない。
一人で練習を続けても埒が明かない気がしたので、本に出ていた三軒茶屋のLOS TACOS AZULESという、自家製ブルーコーントルティーヤを出す店を訪れた。
LOS TACOS AZULESの大きな鉄板で焼かれたトルティーヤは、想像以上に丸くなっていた。アルミ風船のようにパンパン。びっくりした。
もちろん毎回きれいに膨らむという訳ではないのだが、ある程度は必ず膨らんでいる。トルティーヤが空気を含んで層ができるからこそ、軽い口あたりに焼きあがるのだろう。
動画でどうぞ。
タコスの構成もまったく違う。我々が好き放題の手巻き寿司だとすれば、この店は基本的にきっちり仕事がされたネタを楽しませてくれる本格江戸前握り寿司。
卓上に二種類用意された赤と緑のサルサは、あくまでニュアンスの調整用。薬味やガリのような存在だ。
だからこそ具の個性がよくわかり、食べるほどに満足度と理解度が上がっていく。このスタイルがタコスにおける絶対的な正解という訳ではないだろうが、こういうプレゼンテーション方法もあるのかと膝を打つ。
この日に学んだことを踏まえてタコスの本を読み直してみると、この文章や写真はこういう意味だったのかとスルスル理解ができた。経験って大事。
そして再び自主トレをすることで、素人としてはまあまあ膨らむようになったのである。めでたい。
今年もまたハラペーニョが大量に実っても、もう困ることはなさそうだ。なんならトマティーヨ(タコスでよく使う食用ホオズキ)も植えようかな。
こうしてタコス作りという趣味が増え、Netflixで「タコスのすべて」というドキュメンタリーを夢中で観ている。本場メキシコのタコスが食べたすぎる。
次回のタコパに向けて、トルティーヤを焼く大きめの平たい鉄板と、プレスするのに適したヘラを先ほど注文した。ああ、またモノが増えてしまった。
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