青森県の弘前にやってきました
年末の帰省で青森県にやってきました。交通機関が止まるほどではないものの、しっかりと降り積もった雪は雪国を実感させてくれます。
青森は、夏のお祭りやってる時期もいいんですが、冬に雪がどっさり降ってる時期に行くのもいいんですよね。
天守閣が乗っかってる部分の石垣の補修工事のため曳家(建物を解体せずにそのまま移動させる工法)で移動している弘前城ですが、この工事はまもなく終了して、天守閣が元の位置に戻るとのこと。(ただし、中の見学は今後7年間できないそうです)
弘前は夜に行くといろんなところがライトアップされていて、寒くて雪は多いけれど、下手くそでも映えた写真が撮影できます。
さて、そんな弘前城周辺から歩いて20分ぐらいの場所に、鍛冶町という歓楽街があります。
上の写真は閑散としてる感じですが、これはたまたま撮影した場所がそういう感じのところであって、店のあるところはしっかり賑やかになっております。
で、こちらが今回、宿泊する「GOOD OLD HOTEL」というホテルです。
このホテルは、スナックの入った古いビルを、スナックだった頃の内装を活かした部屋にリノベーションして宿泊施設にしたホテルです。
ちょっとややこしいんですが、スナックがいっぱい入っているビルの1階は今でも現役のスナックとして営業していて、その2階がスナックみたいなホテルになっています。
予約した部屋に向かいます。2階のドアに暗証番号を入力してホテルに入ります。
たたずまいは完全にスナックのビルです。各部屋に灯っている看板は、概ね営業当時のものをそのまま使っているそうです。かつてスナックの店舗だったこの場所が、それぞれ宿泊できる部屋となっています。
ホテルは、ネット上で予約して決済すると鍵の暗証番号が送られてくるので、それを入力して入ります。フロントなどはなく無人となっています。
本物の電車っぽい部屋に泊まった
各部屋は、かつてその部屋で営業していたスナックの雰囲気を保ったままとなっているそうですが、今回は「弘南鉄道コンセプトルーム」の「鉄子」という部屋に泊まってみました。
弘前には弘南鉄道という電車があり、弘南線と大鰐線という2つの路線があります。そのうち大鰐線の駅の什器や車両の一部が、部屋の中に設置されている、というわけです。
普段、絶対触れない電車のスイッチに触れるということで、年甲斐もなくはしゃいでしまいます。
弘南鉄道の大鰐線は、7000系と呼ばれる東急で使われていた電車が走っているので、吊り革に東急時代の「東急百貨店」だとか「東横のれん街」なんかの広告がそのまま残っていたりします。
内装としてはかなりテンションが上がるわけですが、ホテルとしての設備は、スリッパや冷蔵庫、テレビといったものが必要最低限という感じです。
テーブルの上にはバスの定期券。なんでも置いときゃええだろという意気込みを感じます。めちゃくちゃ重くて白い皿も、なかなの重厚感を感じさせてくれます。なんなんだこれ。
整理券を発券する機械も、部屋の中にあるとシュールレアリスムみたいな雰囲気が出てきます。こういう「本来屋外にあるものが部屋の中にある」というの、大好きなのでたまりません。
妻に「いやー、電車とかバスの中に住むの夢だったんだよなー」と言ったところ「そんなこと思ったことも無い」と言われました。僕だけですかねこれ。廃バスに住むマンガとかあったと思うんですけれども。

