中毒性の高いねぎ醤油だれ「葱麺醤(ツォンミェンジャン)」
結論から言ってしまうと、このツォンミェンジャン、超大穴大当たりでした。
だって、他の色鮮やかな仲間たちに比べ、なんだかさえない色をしてるじゃないですか。それになんだか水っぽいし、どうしても見た目から食欲がそそられない。けど、ごめんよツォンミェンジャン、おれが間違ってた。
こいつが具体的にどんなものかというと、一見ニラにも見える細ねぎがたっぷり入った、ねぎ醤油だれ。油もたっぷり含まれていて、つまりねぎ油っぽい香ばしさもある。
かつ、みんなが大好きな甘じょっぱ味で、ひと口でガツーン! と脳に快楽信号が届く。食べても食べても旨味の底が見えず、ストレートに、とんでもなくうまいです。
僕、夏になるとたまに、自家製の「ニラ醤油」を仕込んで、冷奴にかけて食べたりしてるんですが、市販のものでそれっぽく使え、しかもここまでうまいたれがあるなら、もうこっちでいいじゃ~ん、って感じ。
あぁもう、これでいい……。これがいい……。
新しいカレー? 「洋葱醤(ヤンツォンジャン)」
お~、これはちょっと個性的な調味料ですね。「〇〇醤」の割にあまり“醤”な感じはなく、いちばん感じるのはとろとろになった玉ねぎの甘み。
それでいてしっかりと唐辛子の旨味も効いて、ほんのりと酸味もあって、なんだかナポリタンとかチキンライスを思わせる味わいでもあります。名前どおり、中華調味料でありながら、どこか洋風でもあるような。
というかこれ、料理に使うっていうか、もうそのままごはんにかけて美味しそうな味だ。
うん、うまいうまい。玉ねぎの食べごたえがすごくあって、この料理をなんと表現すればいいんだろう。中華風洋風カレー? なんだそれ。いやでも、ほんとにそんな感じ。
これひと瓶で、大盛りのごはん5杯ぶんくらいは食べられると思うので、家に常備しておくと便利、かつ経済的かもしれません。
本格派できちんとうまい「四川豆板醤(シセントウバンジャン)」
さて、ラストは唯一名前を知っている調味料、豆板醤です。
塩気と辛さが強烈で、しっかりとそら豆、枝豆由来のコクや旨味があり、もう、豆板醤ならこれを選んどけば間違いなし! という味。
焼鳥屋ややきとん屋でたまに、お店オリジナルの「辛みそ」が、串に添えられて出てくることがあります。僕、あれのお手軽な代用品として、よく豆板醤を使うんですよね。家で肉系のおつまみを作ったときなどに。
つまりこういうことで。もうね、そろそろ飲みはじめたいんで、今日はこのへんで失礼させていただいていいでしょうか?
あ~、すっきりした。今まで業務スーパーへ行くたび、「どれも美味しそうだな~、でもどれ買っていいかわかんないな~」と思っていたのが、今回の検証で完全に解消されました。
結果的にどれも本当に美味しかった。のですが、個人的に今後も多めにリピートするであろう「〇〇醤」は、大定番のジャンツォンジャン、なんでも本場中華の味になるマーシャージャン、食べるラー油的に幅広く使えるマーラータンジャオシャンジャン、豆腐にかけるだけで極上冷奴が完成するツォンミェンジャンあたりでしょうか。
けどまずは、賞味期限内にこの9本を消費するのが先かな……。
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