しょうがとねぎ油の神バランス「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」
続いては、シリーズ中いちばん有名なこいつ。
あらためてじっくり味わってみると、本当に完成された味ですね。
おろししょうがのしゃきしゃき感を楽しんでいると、徐々に広がる爽やかな辛味。そこ深みを与える、ねぎ油の香ばしさ。鶏だし風味の安心感。そして、人がちょうど快楽を感じるポイントを突いてくる塩加減。すべてのバランスが絶妙すぎます。
冒頭でも言いましたが、
超うまい、
ができちゃうから笑う。
うまいに決まってる組み合わせがずるい「塩葱醤(エンツォンジャン)」
さてここからは僕も未知のゾーン。ただパッケージを見る限り、ねぎ、塩レモン、ごま油の組み合わせとのことで、間違いないですよね、そんなのは。もはやずるいとも言える。
うんうん、やっぱりだ。そりゃあうまい。ねぎがしゃきしゃきで、レモンの香りが爽やかで、けっこう甘みもありますね。焼いたタンとか、とんとろとか、これで食べたらばっちりだろうな~。
塩レモンやら、刻みねぎ&ごま油やらって、あらかじめ仕込んでおくと家焼肉のグレードがぐっと上がるけど、ちょっと面倒でもありますよね。それが最初っから商品になっていると考えれば、こんなにありがたいものはありません。
肉系は絶対に間違いないので、今回はあえて魚と合わせてみようかな。と、湯引きしたびんちょうまぐろにたっぷりとのせてみました。
いつもの刺身が中華風の逸品に早変わりし、高級感もアップ。当然、酒がすすんじゃうな~。
中華風食べるラー油? 「麻辣藤椒香醤(マーラータンジャオシャンジャン)」
赤く熟す前の段階で収穫された、爽やかな香りが特徴の「青山椒」。その香りをプラスした、フライドガーリックチップたっぷりのラー油、という感じですかね。
ただ、味見してみると、八角をはじめとした中華風のスパイスもふんだんに使われており、これまた大陸的異国情緒たっぷりの味。コク深く、甘みも適度にあって、にんにくの食べごたえがクセになります。中華風の食べるラー油というか。
正直、今回の検証をすべて終えた今、なんにでもぱぱっとかけられて美味しいので、いちばん使ってる頻度が高いのはこいつかもしれません。
たとえば、玉子かけごはん。先日記事に書いた方法で究極玉子かけごはんを作り、そこにちょい足ししてみましょう。
間違いないに決まってますよね。中国旅行の朝ごはんで、何気なく入った食堂でこれが出てきたら、一生「あれ、美味しかったよね~」と語り継ぐレベル。