前回の記事を経て
先日、当サイトで「1本4000円超えも!玉子とき専用器具の世界」という記事を書かせてもらいました。タイトルどおり、玉子をとく専用の器具をあれこれ試してみたという記事でありまして、未読の方は、今回の記事を読むにあたり、さっとでも目を通していただけると幸いです。
で、その記事の最後に、1本4000円を超える高級玉子とき棒「ときここち」で作った玉子かけごはんが異次元レベルで美味しかった、という話を書いたんです。そこで思った。記事中では、器具の性能を純粋に比べるため、玉子は普段買っているような安いパックのものを使いました。が、いわゆる「高級玉子」を素材に、ときここちを使って玉子かけごはんを作ったら、そりゃあもう、とんでもないことになってしまうんじゃないの!? と。
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これぞまさに「ちょっと聞いてよ」案件。さっそくやってみましょう。
まずは下準備
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ごぞんじ「ヨード卵・光」。6個入りで600円弱だったので、玉子1個がおよそ100円。コクというものが数値化できることを初めて知って驚きましたが、なんと一般的な玉子の3.5倍!
よし、それじゃあまずは、
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ヨード卵・光を、ときここち、そして、玉子とき専用の器「エッ! Goo」を使って、500回混ぜます。
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あ、ちなみに前回の記事の時点では見落としていたんですが、このときここち、さらに有能なポイントに気がつきまして、なんと玉子をとき終わって持ち上げてみると
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どこまでも優秀なやつです。
そして実食
ではでは、ごはんの上に、とき玉子を回しかけていきます。
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そして今回は、せっかくなので醤油にもこだわろうと、こんなものも用意しました。
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いわゆる、玉子かけごはん専用醤油ですね。まずはそのまま味見してみると、けっこう甘めで、そして強烈にだしの味が濃く、調味料としてそもそもうますぎる。確かに玉子かけごはんに合いそうだ。
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いや〜……参りましたわ。
ごく普通の玉子でさえ、やたらと香りと甘みを際立たせてくれた、ときここち。その効果とヨード卵の味わい、さらに炊きたてごはんや醤油の美味しさが相乗効果になって、まろやかさ、甘み、玉子ならではの優しい香り、それらが融合したうっとり具合が、限界を突破してます。ふわとろ〜っとして、ねっとりとして、そしてバカみたいな感想ですが、味! 味がもう、どこまでもいい! まさに異次元!
1食たった100円ちょっとでこんなごちそうが食べられるなんて、私たちはなんと幸福な星に生まれたんでしょうか。ありがとう、大地の恵み! そしてときここち!
……あ、ところでこのあと、ちょっとした出来心で、途中まで食べたこの究極玉子かけごはんに、あるものをちょい足ししちゃったんです。それはなにかって、
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なんつーか、あまりの濃厚さに、もはや気を失うかと思いました。この美味しさ、日常的に食べていいものではないぞ……。
というわけで、ときここち×高級玉子の実力はすごすぎたんですが、後日あらためて、いつもの玉子かけごはんも食べてみたんですよ。ごはんの上に玉子を直接ぱかっと割って、醤油をかけて、ざっくりと混ぜて食べる、ごく普通の玉子かけごはん。すると、もちろん先ほどのようにまったり濃厚ではないんですが、慣れしたしんだトゥルッとした食感が、やっぱり美味しかったんです。
つまり、いくらときここち玉子かけごはんが絶品とはいえ、比べるものではないなと。どちらにも良さがあるなと。例えるならば、回る寿司と回らない寿司、カップ麺とラーメン屋のラーメン。ただ、今の僕は、その日の気分によってどちらも味わうことができる。これってやっぱり、日常における、ほんのちょっとした豊かさだよなと思うわけです。
今回使用した最高のたまごかけご飯を作るためのツールがこちら。(前回の紹介時、4000円もするのにめちゃめちゃ売れました…!)
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