特集 2025年9月18日

蓄光テープで作るサイバー空間は天井も高くなってお得

存在しない空間を広げる

せっかく「暗闇で光る線」が引けるなら、目の錯覚を利用して存在しない空間を広げられるかもしれない。
まずは何もない壁に隠し部屋を作ってみることにした。

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目分量でテープを切って
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目分量で貼り付ける
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斜めに貼るテープは、左から右に向かってだんだん細くするのが奥行きを出すポイント
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電気を消さないとそんなに立体的には見えないが
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消すと奥に空間が現れる

部屋ができた!目分量にしては我ながらかなり上出来なのではないでしょうか。暗闇でだけ現れる隠し部屋なんて、ロマンがあるなぁ。これならワンルームでももう一部屋足せるぞ(見かけだけ)。不動産的にはどういう扱いになるんだろうか。

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突如現れる謎の空間
いったん広告です

横の部屋を増やしたら次は縦だ!天井を高くしたい。

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天井を補修している職人に見えるが、趣味です
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隠し部屋同様、完全に目分量なのでちゃんと高くなるか心配
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上の幅が狭い台形の窓を貼ったら奥行きが出るんじゃない?
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果たして………
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高い!!!

電気を消した瞬間グンと天井が伸びた!これは発明かもしれない。台形の窓の効果で、上に伸びる吹き抜けがちゃんと見える。

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空間が広がる瞬間

この企画を提案した会議で、ウェブマスターの林さんと「天井とか高くできないですかね?」「机上の空論ですかねぇ」と話していた。それがこんなにうまくいくとは。これが撮れた瞬間、嬉しくてすぐに林さんに連絡してしまいました。

こうして私のさえないワンルームは、隠し部屋と高い天井のあるサイバー空間に相成りました。これから毎日電気を消すのが楽しみで仕方ありません。

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かっこいい部屋に住めて嬉しい!
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ウレシイ!

蓄光テープはゴミの選別が楽

大量の蓄光テープを使ったのでゴミも大量に出てしまったが、テープが白いのでテープが残っているかゴミなのかが目視で確認しづらい。
そんなときは電気を消したら一発なのですよ。蓄光テープって便利!

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これは全部ゴミか?
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いや、1本だけ残ってる!

 

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編集部からのみどころ
んちゅたぐいさんは以前、架空の「んちゅたぐいランド」のおみやげとして自分の耳のカチューシャを作ったことがありました。でもその後、自宅にスタンプラリーを設置し、家のリモコンを見本にして、そして今回、家を拡張しました。
架空だったはずの「んちゅたぐいランド」がだんだんできています。完成を待ちましょう(林)

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