ライター登竜門 2026年2月26日

【自由研究】母が亡くなったので母の作品展を開催することにしました~月刊デイリーポータルZ新人賞 2026年2月号

こんにちは、編集部 石川です。

スマホについてくる、SIMカードを抜くためのピンを集めています。最初は記事にしようと思っていたのですが、今となっては同趣旨の記事がたくさんあるし、そもそもどれが何についてきたものか記録していないので記事にはできそうにありません。でも惰性で集めています。一つ上のレイヤーで、そういう惰性収集を集めた「惰性コレクション」としていつか公開するしかない。

さて、月刊新人賞では、みなさまからいただいた投稿原稿のうち、優秀作をご紹介します!

投稿作品の紹介コーナーです。読者の方が執筆した記事をご紹介しています。
*月刊新人賞とは
原稿の投稿はこちらから!

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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👑今月の掲載作品

まずは超優秀作品。今月、記事として掲載した作品をふりかえります。なんと6本!

 

天下の奇祭を見に行った 桜ヶ池おひつ納め(2/4 掲載、ち宇喜多・W・要出)

編集部より寸評

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Wikipediaにこの祭りが載っているのを確認しました。
まず祭りそのものも十分珍しいのですが、Wikipediaがこのようなウィキペディアンによって作られているということがおもしろい。ミシュランの覆面調査員の話を聞いているようです。
さすがWikipediaに載せるだけあって、祭りの全体像、由来がもれなく抑えられています。余談を中心にしがちなデイリーポータルZですが、こういう抑えるところを抑えたレポートは気持ちいいですね。参考にしよ
(林)

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内容が珍しい、そしてビジュアル的なインパクトもあり、そして歴史もあるというまさに理想的な奇祭の紹介でした。まだまだ知らない奇祭が日本にはたくさんありますね…。
そして単に珍しいイベントの紹介ではなく、Wikipediaへの寄稿という自分の活動としっかり関連づいたレポートなのが良いと思いました。100%対象の紹介の記事ではなく、自分側の世界も書くことで「書き手の顔」が見えますよね。VTuberの方に書き手の顔とか言うのもなんですが。
くわえて、みなさんおなじみのWikipediaの裏側がちょっと見える記事になっているものいいと思います。見どころたくさんのレポートでした!(石川)

 

 

イグノーベル賞の先行研究ってどんなの?~ボディペイントが虫よけに!? 科学的に正しいパスタのレシピ~(2/5 掲載、しらべちゃうアニマル)

編集部より寸評

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これまでにデイリーに全くなかったタイプの原稿。私は1ページ目を意外に楽しく読みました。ここ、論文で分かることを小見出しに持ってくると飲み込みやくなるかも。
研究
ウシにシマウマ模様を書くことでハエよけになる
先行研究
1「白い馬」が「黒い馬」と比較してアブを引き寄せにくい
2 ハエは対象物に縞模様があると着地に失敗する
3 人間も縞模様を描くとアブの被害が少ない
とかね。しかし、イグノーベル賞を受賞した研究を見ると、なにがイグなのかよく分からないですよね。(林)

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デイリーにはあまり載ってないタイプの、論文を掘っていく記事です。後半には実践パートもあり、とても面白かったので掲載することになりました。
単に面白い論文の紹介ではなく、それらの関連まで紹介していくことで、論文の(あるいは学術の)世界の面白さが垣間見られるいい記事だったと思います。
個人的には「ここからはコーナーです」が好きなんですよね。何?と思ったけど面白かったのでそのまま載せさせてもらいました。(石川)

 

生八つ橋を生じゃなくする(2/6 掲載、シャカ夫)

編集部より寸評

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企画としても分かりやすいし、だめそう~という雰囲気を出しつつも後半でホームラン級の調理法が登場するのが爽快でした。
デイリーポータルZとしては冒頭でもうちょっと動機を説明して欲しいというリテイクをお願いしたのですが、勘良く対応してくれました。今後も期待です。(林)

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同アングルの写真が細かいカット割りで続いたりして、動画を見ているような印象の記事でした。読みやすい。

企画以前に料理自体が手さぐりなのが面白いんですよね。素人がチャレンジ精神だけで頑張ってやっているという感じで、昔のデイリーってこんな感じだったなと思いました。この体当たり感を2026年にも見られてよかった。(石川)

 

三重出身者も知らない郷土料理「そうへいじる」を食べに三重の祭りに行った(2/11 掲載、おやまのぴょん子)

編集部より寸評

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「そうへいじる」という漠然としたものが「僧兵汁」になり、武家政治への抵抗勢力とどんどん解像度があがってザラついた存在になっていくのがおもしろいです。ロードムービーみたいな記事だと思いました(林)

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「給食で郷土料理が出る」「自分の郷土料理なのに聞いたことがない」どっちも郷土料理あるあるですよね。そんな身近な体験から始まり、聞き込みを続けるうちに芋づる式に出てくるのが火祭りの情報。そして現地に行ってみたら大勢の僧兵たちと燃え盛る炎…!
けっこうめくるめくストーリーですよね。そしてちょっとミステリアスな要素もあり。それでいて文体は等身大で読みやすいレポート。そうそう読めない読み口の記事だったと思います。思わず一気読みです。​​​​​​​(石川)

 

母が亡くなったので母の作品展を開催することにしました(2/12 掲載、みさ子の娘)

編集部より寸評

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今月のデイリーのベスト10に入る記事だったのが、この投稿作品。題材の良さはきっと石川さんが語ってくれると思うので私は細かいところに触れます。
ケルヒャーとか鳥貴族とか、絶妙にうっとうしくなくディテールを入れ込んでくるんですよ。そうして伝わるパーソナリティ。それで私含めてみんなみさ子の娘のファンになっちゃいました。(林)

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端的に言ってものすごくいい話なのですが、感傷的な「いい話」のトーンで語られておらず、むしろワクワクするような楽しい書き口である点が素晴らしかったと思います!
故人を振り返る後ろ向きなトーンでなく、お母様を偲びつつもあくまで二人の活動を主役としてエピソードが語られているんですよね。
そんな主役の二人が終始ポジティブで楽しそうであることも大変印象的でした。​​​​​​​(石川)


おせちを地味にしよう!(2/19 掲載、ちゅうわっと)

編集部より寸評

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なんども投稿してくれたちゅうわっとさんがついに入選。
2000年代のホームページを彷彿とさせるアピールが彼の持ち味ですが、今回はうまくまとまっていました。
そう思ったらライタープロフィールの画像がくどくて笑いました。近いよ。(林)

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おせちというハレの日の魔法のかかった食べ物、それを日常の生活に下ろしてくるとどうなるか……という実験なのですが、最後の最後まで輝きが消えきれないのが面白いですよね。タッパーに入れたときの喩えさえも「町内会のお祭り」なんですよ。
あとちゅうわっとさんは顔に力がありますよね。みなさん読後感に顔のインパクトが残ってると思いますが、振り返ってみると変顔とか一切してない、真顔しか出てないですからね。これは武器です。
…というコメントを用意していましたが、最後の最後に届いたプロフィール写真がめちゃくちゃ近かったです。(石川)

 

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🎉佳作

原稿掲載までは至りませんでしたが、面白かった作品を佳作としてご紹介します。

なんでも「ごまさば」にして、ごまさば欲を満たす(三戸 満平)

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地元が福岡県の海沿いにあり、そこを出るまではなかなか気づかなかったことに「魚がうまい」というのがあります。特に今は内陸の方に住んでるからこそ思うのかもしれないですが、あの時もっと魚食ってりゃよかった……と思うばかり。肉食ってる場合じゃなかった。

そんな数ある福岡の美味しい魚、魚料理の中でも私が最近実家に帰るたびに「これ食べたい!」となる料理の一つが「ごまさば」です。

編集部より寸評

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こまさばうまそうです。
いろんなものをゴマだれで和える。という企画の軸もまとまっていて読みやすいと思います。
企画の本題に入るまで700文字あるので、最初の1~2センテンスでなにをするか言ったほうがいいかなと思います。比喩とか入れたくなっちゃうんですが、それは本文中に混ぜ込むとかで。
(林)

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料理に手慣れていて安定感を感じますね!
作ったメニューが5つあるんですけど、おいしいのが2つでイマイチが3つ、おいしい方の片方はシチュエーション依存ということで実質マネできそうのが1種類しかないので、そこが記事の魅力を下げているかも。
あとは林も言ってるとおり導入が長いですね。デイリーの場合はリード文があるのでそこで前置きよりさらに前に趣旨説明をしています…!(石川)

 

マダニにやられて肉アレルギーになった体験談(トモ)

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報告、肉アレルギーになりました。

正確にはα-Galアレルギーと呼ばれる病気で、殆どの哺乳類に反応する食物アレルギー症です。つまりイノシシとかシカとかクマとか動物の 肉を食べるとアレルギー症状がでるわけですね。

編集部より寸評

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インターネットで自分の得た知識を書く人が少なくなる中、貴重な情報だと思います。
ちょっと恐ろしい情報だと思いますが、こういうのこそ検索の上位に表示されて欲しい。グーグルに言いたくなります。
(林)

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ぜんぜん知らなかった現象の体験談で、めちゃめちゃ興味深かったです。ダニと肉、全然関係なさそうなのにそんなことになるんだ……。
怖い話ではありますが脅しっぽい記事になりすぎず、食べられるもの食べられないものの話などは普通に興味深かったり、そして直るらしいという情報も希望ですね。
余談ですが、文中にすごい頻度で広告が入ってるのですが不具合だったりしませんか?一度設定をご確認ください…!意図通りだったら読みづらいので少し減らした方がいいかも。(石川)

 

熊対策で「自動」ではなくなった自動ドアたち(ダイナマイト畠山)

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車のスライドドアやトランク、タクシーの後部座席、便座の蓋。

自動で開く方が偉い。
未来とは自動で開くこと。
私は本気でそう信じていた。

自動で開くドアと手動のドアが並んでいれば、私は迷わず自動の方を選ぶ。

そんな愛してやまない自動ドアたちが、ある日、手動になってしまった。
熊のせいで。

編集部より寸評

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これはおもしろいと言ってはなんですが、でも2025年の状況を表している貴重な記録ですね。
ダイナマイト畠山さんが生活の中で集めた情報というのも自然で良いなと思います。個人サイトのあるべき姿だと思いました。
(林)

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面白かったです!こういう情報こそネットに載っていてほしい!企画の趣旨としても、コレクションとしてもサイコーでした。
記事掲載まで至らなかった理由としてはちょっとあっさりしすぎているところで、たとえば写真一枚一枚それぞれ「ここが面白い」と思うところがあるから貼っていると思うんですよね。それを言葉にして読者に伝えてほしいです。
撮影者は現場でそれを見ているから、風景の見どころがすぐわかるように思えちゃうんですけど、読者が実物を見ないで急に写真だけ見せられた時の情報量って、実はめちゃくちゃ少ないんですよ。なので適切に楽しみ方を誘導してあげたいです。(石川)

 


 

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👏もう一息

掲載や佳作入選には至りませんでしたが、「ここを直したらよくなるからアドバイスしたい!」というポイントのあった記事たちです。

深夜トランジット台北・失敗編(nobuyanto)

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スターラックス航空は快適だった。機内は高級で、飯もうまい。ビールが出なかったことを除けば文句はない。
だが、正直どうでもいい。飛行機なんて、飛んで降りるだけだ。

問題は、次のフライトまで約10時間。
この空白をどう過ごすか――それが本題である。

編集部より寸評

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台湾のセブンで撮ったジーパイと台湾ビールの写真が旅情あふれています。知らない国のコンビニのイートインに行きたくなりました。
これが「トランジットの10時間でなにができるか」とか企画性を持たせずに(デイリーポータルZが言うなって話ですが)、ただ素直に行動して起きたことを書くシンプルさが気に入ってます。
SNS以上、企画記事未満みたいなストレート旅行記っていいですね。この作品は完成していると思います。
(林)

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夜市が終わってたところから始まるのがいいですね。逆境スタート、盛り上がります。
林も言ってますがこれはこれで完成していて悪いことはないです。ただ記事として掲載するとなるともうちょっとボリュームが欲しいかなと思いますね。
あと記事の短さのわりにセクシーが何度も強調されるのが、よくない下世話感を増している印象がありました。(石川)

 

タバコを大きくして世界を小さくする(ちゅうわっと)

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どうも、ちゅうわっとです。

小さい頃よく周りの大人に「嘘つきは泥棒の始まり」と言われて育ってきました。まぁそんなことは気にせずに嘘をつき続けてきましたが、今のところ泥棒にはなってません。

もしかしたら周りの大人はみんな泥棒だったのかもしれません。怖いですね。

編集部より寸評

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ちゅうわっとさん、2本掲載で今月はこの枠でした。
箱はよくできているのですが、大きさがちょっと中途半端だったかしら、という気はしました。こういうのって、うまい=面白いじゃないところが残酷で、多少破綻しているほうが面白いんですよね。(林)

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林はあえてリンクを貼ってませんが僕が張っちゃいます。過去記事で「でかいタバコの箱」があるのでよかったら見てみてください。でかいです。
あとやっぱり、最近比較用にタバコの箱、使わないんですよね!どうしてもそこにわかりにくさが生じちゃうテーマ選びだったかも。(石川)

 

掃除機以上の騒音いびきを解決するために鼻の骨を切ったレポ(遠藤)

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70dBを超える鼻いびきが起こり、鼻中隔湾曲症と鼻炎が原因だったので、粘膜下下甲介骨切除術などによって治療しました。

編集部より寸評

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こういう入院治療って、体験を​​​​どう感じたか・どう描くかという点では旅行記に近いのかも。↓このあたりを読んでそう思いました。
> 4秒目で視界が大きく歪み、7秒目に「ヤバい」と思った
> 長さ5センチくらいの血の塊が両鼻から出てきたことがあってかなりテンションがあがってしまった

治療中の感情って治ると忘れちゃうから、記憶が新しいうちに書くと生々しさがありますね。でもいびきが消えてよかった!(林)

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これも価値ある体験談でした。お疲れさまでした…。
これ系のレポートは、体験の辛さは記録しておきたいという前提はある一方、読者が読んでて辛すぎると読みたくなくなっちゃうので、そこのバランスが難しいですよね。

やり方としてはその時感じた辛さは活かしつつも、事後の客観的かつ冷静な視点を混ぜて和らげるのが有効だと思います。ぜんぶライブ視点だととにかくつらいばっかりの話になっちゃうので。
この原稿でいうと、後半、余裕が出てくると「
かさぶた取ってもらいに病院行くの面白いな​​​​​​」みたいな後者の視点が出てくるんですよね。ピーク時にも同じようなやわらげができると良いかもとおもいました。(石川)

 

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おわりに

最後に、編集長 林からのメッセージで今月の月刊新人賞はおしまいです。では林さん、どうぞ。

原稿について「フックが欲しい」ということをよく言います。フックとは「おや?」と思わせる文章です。

例えば「冬のかき氷は美味い」という記事を書くとします。
その場合、書き出しから「冬こそかき氷」という意外さが分かる文章を入れてくださいとお願いしています。

そこで「かき氷といえば夏の風物詩です。」など一般論から書いてしまうと、「つまんない原稿」の方にぐぐーっと針が振れてしまうんですよね。離脱までもう少し。
クリニックの待合室で仕方なく読んでる本なら読み進めますが、ここはコンテンツだらけのネットです。いきなりサビから入って読者を引っかけて欲しいと思います。そういえば「サビから入ってください」というのも書き始めのライターさんによく言います。ネタバレでOK。
ネタバレって、ワールドカップとかストレンジャーシングスのような誰もが興味がある題材についてあてはまることで、私たちのような誰も興味がないことを取り上げる場合はネタバレしてでも興味を持ってもらう作戦でいきます。
「かき氷といえばいつだと思いますか?」
という疑問文から始めるのも勧めません。みんな私たちに興味がないのでそんなクイズに答えてくれないんですよね。
そう考えると、これまで興味を持たれることが少なかった日陰者のほうがライターに向いているのかもしれません。

1行目からパンチラインを持ってくる。そうしていかにもデイリーポータルZの原稿ができあがります。ほかの媒体でこれがいいのかは知りません。

 

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