先日、姉がガムランにはまりすぎている話という記事を書いた。
「姉がはまっているガムランを聴きに行ったが何もかもわからないまま帰ってきた」という話だったのだが、今度は「そんなにわからないならいっそガムラン教室に来てみないか?」と誘われた。
その熱意はなんなのだろうと思いつつ......
急ではあるがもともと「ガムラン有識者にお話を聞いてみたいな」と思っていたので渡りに船だ。
姉の師である櫻田先生に、演奏体験とインタビューをさせてもらうことにした。
実践的にも程がある。私はまだ『ギラッ』がなにか、ガムランがなにかもわかっていない。
だがそんなことはあとでいいのだ。まずはとりあえず目の前の楽器をたたく。そこからガムランは始まるらしい。
先生の真似をしてまずは順番に叩いてみる。右手でたたいたあと、左手で音を止める必要もある。
やりながらちょっとずつガムランのことを教えてもらった。
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ガムランは楽譜がないので本場のインドネシアでもこうやって先生の真似をしながら覚える
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『ギラッ』というのはバリ島のガムランのなかでも特に簡単な形式
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インドネシアのバリ島では子どもがよく練習で弾く曲
バリ島のガムランはチューニングもピアノ等とは違うらしく、ペアごとにちょっと音がずらしてあるらしい。
こちらが検証動画。わかる気が......する?
とりあえず叩いているうちに、「とにかくヒヨコのように先生についていけばいい」ということがわかってきた。
師とヒヨコの様子。
私が初心者だからかと思っていたが、実際もこうやってリーダーの楽器についていきながら弾くのだそうだ。
アイコンタクトも重要だそうで、「ここぞ」というときにめちゃくちゃ先生がこっちを見てきたので「いまかな」というのがよくわかった。
初心者向けサービスかと思っていたが、実際もこのやり方でタイミングを合わせるのだという。
ガムラン、けっこうおもしろいポイントがいっぱいある。
ヒヨコのように先生についていく
なんとか簡単なメロディを叩けるようになったところで、先生に言われた。
ここでようやくガムランの演奏方法の話になるが、ガムランには同じ楽器が2つある。
その2つが、それぞれ対になるリズムを叩き「ふたつあわせてひとつのメロディ」になるのだそうだ。
さっき叩いたメロディーに、ポロスとサンシという、ペアになっている別のメロディーも合わせるらしい。
ペアの片方は「裏拍」に入っていて若干ややこしいリズムなので、そのままやるとちょっと混乱してしまう。
なので、私は初心に帰ることにした。
先生についていけばいいのだ。わからなくなったらとりあえず先生の真似をすればいい。
ガムランとはそういう音楽なのだ(たぶん)。
それでは1時間必死に練習した後の演奏をお聞きください。(メロディーと細かいフレーズのポロスを交代で叩いて1曲になっています)


