ソフトクリームが好き
道の駅やサービスエリアに行くと、ソフトクリームを無性に食べたくなる。そして実際に食べる。ソフトクリームに裏切られたことがない。美味しいのだ。美味しいの中にさらに美味しいとか、とても美味しいとかがあるように思える。


買ってしまうのだ。ソフトクリームの魅惑に勝てないのだ。富士山ソフトの上部は普通のミルク味のソフトクリームで、下の青い部分がラムネ味となっている。ここでソフトクリームを食べたいに火がついた。火でソフトクリームは溶けるけれど。

牧場でソフトクリームを食べたくなった。住所で言えば静岡県富士宮市。富士宮と言えば「焼きそば」が有名だけれど、牧場がありソフトクリームもまた美味しいのだ。ということで、牧場を回ってソフトクリームを食べたいと思う。

まかいの牧場
まず向かったのは富士宮の朝霧高原にある「まかいの牧場」。創設者は朝霧高原に開拓者として入植し、牧場を築き上げた。1975年からレストランや売店、動物ふれあい広場などを始めた。今では多くの自家製商品を展開している。

牧場部分は入場料が必要だけれど、売店などはその必要がない。私は今回、ソフトクリームだけが目当てなので、入場門の前に広がる売店だけで問題ない。まかいの牧場には何度か来たことがあるのだけれど、ソフトクリームしか食べたことがない。いつか中にも入りたい。


メニューを見ると「まかいの牧場自家製」の文字が踊っている。これを求めていたのだ。牧場の自家製には魔性の力がある。食べる前から美味しいとわかるのだ。しかも、「カップソフトふじもり」という普通のものより1.5倍も量が多いものもある。

ソフトクリームなんていくらあってもいいですからね。両方買いました。味は当然どちらも同じ。つまり美味しいものが2つもあるのだ。「カップソフトふじもり」だけでもいいのだけれど、ソフトクリームにはコーンがセットなところもありますから。

食べてみるとやはり美味しい。まずは濃厚。これは間違いない。濃厚なのだ。それでいてフワフワという軽い口当たり。雲を食べているような雰囲気に近い。メルヘンな味わいなのだ。それでいて濃厚という正義は貫かれている。最高に美味しい。

富士ミルクランド
次は「富士ミルクランド」でソフトクリームを食べる。1986年に富士開拓農協チーズ研究室でカマンベールチーズ製造を始め、1996年に富士ミルクランドを開業した。当然ミルクランド牛乳を使ったソフトクリームを提供している。



食べる前から濃厚な感じがする。重みがあるのだ。コーンの上にみちみちとソフトクリームが鎮座している。乗っている、というよりは鎮座していると表現したい。それほどにみちみちにソフトクリームなのだ。

食感としてはフワフワでなく、隙間なくって感じ。つまり美味しいということだ。当然濃厚だ。濃厚という味に隙間ない重量感がこのソフトクリームの美味しさを作り出している。結局「濃い=正義」だからこのソフトクリームも最高ということになる。
