富士山を見ながら!
4つの牧場でソフトクリームやジェラートを食べた。どれも濃厚で美味しかった。さらにどこも基本的には富士山を眺めながらだ。最高の贅沢に感じる。あと今回は4つの施設に訪れたけれど、そのうち3つにはトランポリンがあった。流行っているのだろうか。
最後は「いでぼく」のソフトクリームだ。1960年から酪農業を始めた。駐車場に車を停めるとその前が放牧地で、ジャージー牛やブラウンスイスなどの乳牛を見ることができる。ここにはホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスの三種の乳牛がいるそうだ。
5:30、16:30には搾乳が開始され、見学することもできる。一部が窓になっている搾乳施設があり、そこから自由に見ることができるのだ。そんなの見たいに決まっているので、当然見た。
搾乳をしているところを見てからのソフトクリーム。最高だ。牛は人に促されてではなく、自分から搾乳する場所に行くことに驚いた。今は全自動の牧場もあるので、酪農も進化していると確かめることができた。
こちらのソフトクリームは、先に書いた3種の牛乳をブレンドして作られたものだ。ホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイス。絶対に濃厚に決まっている。濃厚以外が考えられない。濃いは正義なのだ。
食べてみるとやはり濃厚だった。それでいてなめらか、という表現があうだろう。とても美味しいのだ。濃厚でなめらかで、しかも生産の一部を見学できる。最高のソフトクリームだ。
ちなみに牛乳は飲み比べもできる。ブレンドしたいでぼく牛乳と、ジャージー牛乳、ブラウンスイス牛乳。アイスとホットが選べるけれど、味の違いをより感じることができるのはアイスだそうだ。
「いでぼく牛乳」が一番濃厚で美味しかった。やはりブレンドすることで、それぞれの良い部分だけが生かされるのだろう。もちろん他の2種も美味しい。それだけを飲めば濃厚という感想を持つ。ただ「いでぼく牛乳」がさらに濃厚で美味しいのだ。
最後に紹介したいのはソフトクリームではない。ジェラートだ。私の人生ではなぜかジェラートに触れる機会が少なかった。しかし牛乳を使う冷たい食べ物にはジェラートもある。食べたい。絶対に美味しいと思うから。
ソフトクリームとジェラートの大きな違いは味のバリエーションではないだろうか。ソフトクリームはバニラとチョコレートが一般的。一方でジェラートは上記の写真のようにいろいろな味がある。どれにするか悩む。
悩みに悩んでミルクとバニラにした。結局は牛乳の味をダイレクトに感じられるのが好きなのだろう。じゃ、牛乳を飲めば、と言われそうだけれど、そういうことではないのだ。ライオンが好きだけれど、ライオンを飼いたいわけではない、そういうことだ。
食べてみるとどれも美味しい。ミルク味にしてもソフトクリームとは違うミルクの味を感じる。どちらもミルク味ではあるけれど、方向性が違う。洗練と牧歌という感じだろうか。ただ終着点は一緒で濃厚で美味しいということになる。
4つの牧場でソフトクリームやジェラートを食べた。どれも濃厚で美味しかった。さらにどこも基本的には富士山を眺めながらだ。最高の贅沢に感じる。あと今回は4つの施設に訪れたけれど、そのうち3つにはトランポリンがあった。流行っているのだろうか。
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