特集 2023年8月30日

炎天下、三浦半島の先っちょを歩いてまぐろきっぷを使う旅

海岸線にあった洞窟から見た景色。なんてこと無い景色も切り取ると素敵になりますね。

写真や映像で三浦半島の景色を見る機会があり、なんだか岩々していて素敵だなと思っていました。僕は山で岩に登るのが好きなので、崖を見るのが好きです。岩の崖を見ながら海岸線を歩いたら楽しそう。

調べてみると、三浦半島の三崎周辺をお得に廻れる「みさきまぐろきっぷ」というのがありました。どうせならそれを使ってみましょう。(なお、勝手に使ってるだけでPR記事ではありません)

あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。

1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー)

前の記事:そもそも、山登りはなにが楽しいのか?(デジタルリマスター)

> 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内

まぐろきっぷとは?

まぐろきっぷとは、京急電鉄が売っている企画切符で、品川、泉岳寺、横浜などをスタートにして三崎口までの往復切符(※)、指定エリアのバス乗り放題、食事券(たぶん2000円分くらい)、お土産券(たぶん1000円分くらい)がセットになったものです。

※…途中下車も可能ですが、片道中に引き返す事は出来ません。往路では下り電車にだけ乗れて、復路では上り電車にだけ乗れます。改札では駅員さんにスマホの画面または紙の切符を見せます。

詳しくはコチラ

僕は泉岳寺から乗ったので3660円でした。電車の往復が1900円くらいで、バスも乗り放題なので結構お得だと思います。

で。

今回歩いたコース

下の地図が、今回歩いたコースです。三浦海岸駅でバスに乗って劔崎(つるぎさき)まで行き、そこから赤線を辿って三崎港を経て三崎口まで歩いています。なんでバスが乗り放題なのに歩いたのかと言うと、歩くのが好きだから?

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とりあえず19kmくらい歩いた。

剱崎から三崎港までは、海岸線を歩きたいという正当(?)な理由がありますが、三崎港から三崎口まではなんで歩いたのかよく分かりません。たぶん、歩きたかったんでしょうね。

今回の記事は、第1章海岸歩き編、第2章三崎港歩き編、第3章城ヶ島歩き編の3章で構成されます。長いけど頑張って読んでね☆

オーディオコメンタリー付きです

記事を読みながら妻としゃべっています。よかったら聞きながら読んでください。

 

第1章海岸歩き編

始発の電車で出発して朝7:30に三浦海岸駅に降り立ちました。家からだいたい2時間くらい。ここからバスに乗って劔崎の灯台に向かいます。電車もバスもスマホの画面を見せるだけでフリーパスでした。(乗り継ぎがある場合は降りる駅で精算です)

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朝7時半の三浦海岸駅。思ったより人がいない。

同じバスに乗ったのは5人。僕はね、もっとたくさんの人がバスに乗って剱崎の灯台を見に行くんだと思ってたんですよね。だって、夏休み期間だし、観光地だし、日曜日だし、晴れだし灯台だし。

劔崎でバスを降りたのは僕だけでした。観光地じゃなかったっぽい。

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あれ、だれも灯台見に行かないの??って思った。

スマホの地図を見ながら灯台に向かって歩いていくと、はるか遠くにちょこんと頭が見えました。うむ、意外と遠い。あと、暑い。日光の感触があるくらい強い。光子当たってますね?死ぬかも知れない。 

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フム。わかった、ここは歩いて行くところではない。だから誰もいないのだ。

ジリジリ焼かれながら歩いて灯台に到着。記憶では1時間くらい歩いたと思ってたんですが、撮影時間を見たら15分で着いてました。時空が歪んでいたのかも知れません。

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意外と近かったけど遠かった。

ふむふむ、だれもいない。灯台って人気なかったのか…。こんなにかっこ良いのに?

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ほら、かっこ良い。なぜ無人ですか?真夏だから?
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とうだいの扉は閉ざされておりました。狭き門であった。

ここをスタートとして、海岸線を歩いていきます。

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海岸線に降りました。この辺の海岸線は「関東ふれあいの道 三浦・岩礁のみち」というハイキングコースになっています。

海岸では車で来た家族がキャンプ?をしていました。調べてみると、三浦市の海岸は割りとキャンプ可能らしく、キャンプをしに訪れる人がけっこういるようです。(ここがOKなのかは調べてませんが、禁止という看板は見当たらなかった)

真冬になったらキャンプしに来ようかな。夏の海はほら、アウェイ感があるからさ…。暑いし。

崖を見ながら岩場歩き

進行方向右手を見ると崖。ふむー、良いね良いね。登りたくなっちゃうね。でも残念、この辺の岩は脆くてクライミングには不適です。触っただけで崩れます。

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地層の凹凸が登りやすそう。

岩質は追浜の鷹取山とかいわき市の青葉の岩場と似てますが、更に脆くてとても登れません。岩の形は魅力的なんですけどねぇ。

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ちょっと触るとポロッと取れてしまいます。乾いた粘土くらいの脆さですね。

登れないとしても崖の地層を見るのは楽しいものです。おそらく海底で長い年月を掛けて堆積して、それが隆起したあと侵食されて剥き出しになったのでしょう。地球の歴史を感じます。

良いよね?良いな?うん、良い。

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探せば化石も出てきます。僕の故郷(安房小湊)もこういう崖があって、子供のころ化石を探しに行ったものです。

洞窟は中から外を撮れ

洞窟がありました。どうもこういう、脆い岩質の洞窟は落石がありそうで気持ち悪いのですが、中に入ってみました。ちょっと湿っぽくて生臭い匂いがしました。

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いやだなー、こわいなーって思いながら進んだ。
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奥に入ったが、特になにも無い。ちょっと臭い。

もう、さっさと出ようと思って振り返ったらアラ素敵。青空と海、島が切り取られて1枚の絵画のよう。なるほど、洞窟って入ってから外を見ると映えるんですね。

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もう少し水があったらより映えるのかも知れない。
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人は本格的にいないし暑い

車で入れる浜辺は多少人がいたけど、離れると途端に人がいなくなります。誰もいない海岸を1人で歩いていると、『ここで熱中症になって倒れたら死ぬな…』と不安がよぎります。海抜0mの場所にいるけど、登山をしてる時に感じる不安に似ているね!人混みは嫌だけど孤独も怖い年頃です。

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水辺だから涼しいと思ってたけど、甘かった。暑い。

叔父(母の兄・故人)は山に登る人だったんですが、変なところを歩くのも趣味としていたようです。清水峠の廃道(上越国境にある峠で伝説的な酷道が通っている場所)などを歩いて死にかけたと言っていましたが、海岸線を歩くのも趣味としていたそうです。

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延々続く海岸線の先に灯台が見えました。あれはどの辺だろう?
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上の写真の拡大写真。白いのが灯台です。

叔父を真似たつもりは無いのですが、僕も山を登ったり海岸線を歩いたりしています。会社員をやるのが苦手という辺りも似ていて、血は争えないなと思いました。(なお親族にはほとんどサラリーマンがいません)

きっと叔父はこの海岸線も歩いたのでしょう。真夏だったかは判らないけど。

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折りたたみの雨傘を日傘として使っています。それでも暑い。
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この日差しは、遮熱付きの傘じゃないと完全には遮れない。熱が抜けてくる。

懐かしい感じの港を経て進む

出来るだけ海岸線を歩きたいのですが、港部分は歩けないので海沿いの道を歩きます。ガチの人だと泳いだりするんですかね。僕はライト層なので…。

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ここからしばらく舗装路(車道脇の歩道)を行きます。

舗装路の部分は雰囲気が房総とか伊豆に似ていて、なんだか懐かしい。太平洋側の港町って雰囲気が似ている気がします。道端に巨アロエが生えていたり。巨サボテンっていうパターンもあります。 

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巨アロエ。「医者いらず」と言って食わされた思い出。
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江奈というバス停があったので時刻表を見たら全然本数が少なくて驚いた。乗り放題と言っても、これではなぁ。

干潟の入江が出てきました。地形を見ると、干潟を突っ切れば結構なショートカットになりそうです。行ってみましょう。(遭難者の発想)

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潮が引いてるからさ、歩いていけそうに見えたんですよね。

ちょっと歩いて分かりました。無理。

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進むと沼でした。

滑るし足が沈むし、これはヤバいやつ!と気がついて戻りました。千葉の三番瀬とかの砂地な干潟ではなくて、ドロの干潟でした。

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ほうほうの跡。

対岸の近くに来たけど、どう見ても海岸線に戻れる雰囲気ではありません。地図アプリを見ながらぐるっと迂回することにしました。 

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ここを分け入るのは無理だろう。分け入っても分け入っても、だ。

迂回するってぇと、遮るものが無い炎天下。想像以上に過酷なことになって参りました。車道なのにシャドウが無い。あははは。(暑い)

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風が弱いし、たまに吹く風は熱風。

蛇も道端で死ぬ暑さです。いや、暑さで死んだのか知らんけど。

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シロマダラという、ちょっと珍しいヘビみたいです。

進むとようやく木陰。暑いけど大分マシになりました。

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オアシス。

白浜毘沙門天の海岸

ようやっと海に戻れました。 木陰のトンネルを抜けたら海の、この感じ。良いですね。

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海きたー。

ここも穴場の海水浴&キャンプスポットらしく結構な台数の車が停まっていました。

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普通車でも入ってこれますが、波が強い日や大潮の満潮時は注意が必要みたいです。

ただし、トイレや水場は無し、直火の焚き火は禁止だそうです(神奈川県内の海岸や河では直火の焚き火は禁止との事)。

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奥にも数台停まっていたが、そこまでの道はかなりオフロードなので普通車は行けません。

とても明るそうな人達がバーベキューを楽しんでいましたので、スススッと横を通り過ぎていきます。ここは関東ふれあいの道ですが、僕はふれあわない。

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すすめーすすめー、ひとりーでー(ボコスカウォーズのBGMで歌ってください)

進むと誰もいなくなり、草地の地面になっていました。ここならキャンプもしやすそうです。うむ、冬になったらゆるいキャンプをしに来よう。

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キャンプ適地を発見した。

海はいろいろ落ちてて面白い

その後、ウミガメの死骸が落ちてたり、

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まだ生っぽくてなかなか臭かったが、しばらくすると骨だけになりましょう。

スーパーマリオ?みたいな足場を歩く部分があったり、

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満潮時にはこの足場まで波が来るんだと思います。この日の満潮は、写真の時点から+100cm(現在:+60cmで満潮時は+160cm)なのでギリギリか、もしかしたら渡れません。
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写真じゃ伝わらないけど、けっこう高さがあって怖い。

水中スクーターが落ちてたり、

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ポーランドのSEACRAFT社製水中スクーターらしい。たぶんコレ。

また洞窟があったので入ってみたり。 

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結構深い洞窟でした。怖いので数mしか入ってないけど。
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洞窟に入って外を撮ったら素敵なやつ。

ひたすらに歩き続けました。なお、背負っているザックには凍らせた水タンクなど、冷たい飲み物が3リットル入っています。無ければ熱中症になってたと思います。 

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盗人狩り(ぬすとがり)

盗人狩りという崖に着きました。説明によると、崖の上に追い詰められた盗賊が怖さのあまり動けなくなって簡単に捕まった場所、ということです。

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なるほど。
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火サスだね。

 先に進むと、道が崩れてました。おおぅ、詰み?

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え、どこ通るのこれ。

わー、無理ーっと思って近づくと、なんとか、ギリギリ…通れる?期せずして登山っぽくなってきました。 

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右の壁をギリギリ通れました。潮が満ちてたら無理だったかも。

対岸でメチャクチャ雨降ってた

気づけば、強い日差しが雲に遮られたのか暗くなってきました。上を見るとかなとこ雲の端っこが太陽を隠しています。

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メチャクチャやる気がある雲が発達していた。

対岸は房総半島。 富津や南房総市で豪雨が降っているようです。

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雨のカーテンが見える。

雨雲レーダーを見ると、こちらには来なそうなので安心して海岸線を進んでいきます。遠雷が聞こえて若干怖いですが。(僕は基本的に臆病なのです)

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すすめーすすめー。

もうちょいで三崎港、海岸歩きのゴールが近い

 曇りになって冷たい風も吹いていて、それでいて雨雲が来る気配が無い。最高の条件で、もうすぐ三崎港に着きます。いやー、なかなか楽しい道だったなと思ってコンクリートの橋を渡りました。

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ちょっと心配な橋だけど渡れた。

ふむ、もう一つ橋がありますね。

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ん?

ほう。

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んんん?

詰んだ。

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カイジじゃん。

平均台のようにして渡る?片足ずつ両方の鉄骨に足を置けばいける?いやー、落ちる未来しか見えません。むーりー。

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横から見るとこう。3mくらいですかね?でも下は深さがあってかなり嫌。

しばし悩んで、戻るか?とも考えました。

…ふと橋の右手の横(上の写真の後ろ)を見ると、岩場が繋がっていて渡れなくもない…かな?という感じ。

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こう渡れば行けるかな?

岩は波で濡れており、あんまり渡りたくないけど鉄骨渡りよりはマシ。

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波のタイミングを見ながら、なんとか濡れずに渡りました。動画を撮ってましたが「クソが」とか「バカじゃないの」とか、口がだいぶ悪かったので載せません。

ここも、もっと潮が満ちていたら無理ですね。このコースを歩く際は、潮見表をチェックしておかないと詰みます。(あるいは靴を脱いで水の中を歩くか)

以降は平和な岩場と砂浜を経て街に出ました。

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いよいよまぐろきっぷを使っていきます。

電車やバスで来れば短時間で楽に来られる三崎港、8時すぎから歩き始めて、12時ちょい過ぎに着きました。

ここから、ようやく俺の三崎観光が始まります。

⏩ 第2章 三崎港歩き編

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