特集 2025年8月20日

ディスクゴルフはフリスビーをめっちゃ頑張るゴルフだった

ニュースポーツというものをご存じだろうか。20世紀後半に誰もが何歳からでも、いつまでも遊べるように考案されたスポーツ群である。

江東区にある辰巳の森海浜公園ではそんなニュースポーツのうち、シャッフルボード、ペタンク、ディスクゴルフ、ガーデンゴルフなど8種類のスポーツが遊べるという。

前回はその内シャッフルボードに挑戦した。次はなんだ。ディスクゴルフだ。

1993年群馬生まれ、神奈川在住。会社員です。辛いものが好きですが、おなかが弱いので食べた後大抵ぐったりします。好きな調味料は花椒。

前の記事:ニュースポーツ、シャッフルボードは陸上のカーリングだった

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辰巳の森でディスクゴルフだ

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引き続き辰巳の森海浜公園でお送りします。登場人物は私(左)とライターのまいしろさん(真ん中)、とりもちうずらさん(右)、編集の石川さん(撮影)。スポーツは全員苦手である

一行はディスクゴルフ場に向かう。ゴルフにはゴルフ場があるように、そしてパターゴルフにはパターゴルフ場があるように、ディスクゴルフにも専用のディスクゴルフ場があるのだ。

ディスクゴルフ場にて年季の入ったルール説明看板を発見。助かる
「NEW SPORTS」あからさまにニュースポーツなのだ

看板上部に「フライング・ディスクを何投でゴールに投げ入れるかを競います。ルールはゴルフに準じます」とある。

あまりにも分かりやすい説明である。コースに沿ってフライング・ディスクを投げ、規定投数からいくら離れているかで優劣を競うわけだ。全然関係ないけどフライング・ディスクってフリスビーという呼び方の方が一般的な気がするけど、フリスビーは登録商標だから使えないらしいです。オセロとかといっしょ。

コース表。ちゃんと9ホールある
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分かりやすいと出来るは別

さあ、やってみよう。第1ホールは距離36m、Par3だ。

Par3とは規定投数が3、つまり3回投げて入るくらいが想定されたコースということ

ゴルフなのにヤードではなくメートル表記なのが地味に珍しい。日本初のニュースポーツならではかもしれない。 

気になるカップはこれ。鎖の部分にあてさえすれば下のかごに入りそう

公平なじゃんけんの結果まいしろさんから投げることになったが、

「カップってあそこですよね」「あそこですね」
まいしろさん「多分ね、マジで無理だと思います」

曰く、ディスクを真っ直ぐ投げる自信がないという。それを聞くとりもちうずらさんも「うんうん」と頷いている。

確かにフライング・ディスクって子供の頃しか投げたことないもんな。言われてみると私も自信がなくなってきた。

でもやるしかない。やってもらおう。やってもらいます。

「いきます!」赤矢印、右斜め前の方向に投げたい
あ!!!
なんだ、どこにいった
茂みの中から発見。開幕即紛失じゃなくてよかった

なるほど、なるほどですね。

とりあえず続けてとりもちうずらさんにも投げてもらう。

「行きます!」中央奥、赤矢印の先がカップ
「やーっ!」
「あ~~っ!」あ~~っ!!

⏩ 「もう転がした方が早い」

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