時は来た。パターゴルフの時間だ
レジャー施設などにある子供とのふれあい用!みたいなパターゴルフコースを見るたび、一度真剣にやってみたいと思っていた。ずっと思っていた。
調べてみると、パターゴルフでも通常のゴルフと同じように9ホールや18ホールを備えるゴルフ場があるという。最高だ。おれはそういうのを待ってたんだ。
いきなり偉そうにホールだのラウンドだの言ってしまったが、私はパターゴルフはおろかゴルフ自体の経験も全くない。
そこで今回パターゴルフに取り組むにあたり助っ人を呼ぶこととした。
父さん、おれパターゴルフをやりたいんだと言ったら車を飛ばして来てくれた。うれしい。
宿命の親子対決が始まる
受付を済ませ、徒歩数分のところにあるコースに向かう。
ゴルフ歴30年と言ったが、コースに出るのは数年ぶりらしい。確かに私が高校の頃くらいまではよく休日に出掛けていたが、最近はそうでもなかったな、というのは息子としての感想。
一面の芝生に複数のパターゴルフ用コースが広がっている。今日は思う存分ここでパターゴルフしていいわけ。それって最高じゃん。
先に受付で聞いたところ、ルール自体は通常のゴルフと変わらないらしい。すなわちコースに沿ってボールを打ち、規定打数からいくら離れているかで優劣を競うのだ。
運命の第一打
まずは1ホール目、やる気はあるが打ち方さえままならない私に父がアドバイスするところからスタート。
あ、思ったより力加減が全然分からないぞ。写真奥のフラッグまでおおむね1打で近づけたいところなのだが、全然飛距離が足りてない。
次は父の番だ。お手なみ拝見といこうじゃないか。
あれ、確かに私より飛距離は出ているものの、そんなに変わらないのではないか?
もしかしていい勝負になるのか?
カップそばの力加減が難しすぎる
さらに両者一打ずつ進めてカップ近くへ。
このホールは規定打数が3打。そのためここでスッと入れられれば規定通りだが……
力加減全然間違ってた。さっきまではだいたいこのくらいかな、くらいの精度で良かったが、カップに入れるとなると話は別だ。短い距離を精密に打つのすごい難しいじゃん!
カップを挟んで行ったり来たりするのは初心者あるあるらしい。
初心者なんだから仕方ない。戦いの中で成長していくしかないんだ。