「一番知らない」が一番楽しいから
私は分からないこと、知らないことを知ることこそが最も楽しいと常々思っている。なぜならそこには必ず新しい発見があり、新しい刺激があるからだ。
だから今回はシャッフルボードをやってみたい。なぜなら、まじで、聞いたことがないから。
今回の参加者は誰もシャッフルボードを知らないし、なんならスポーツ全般に明るくない。でもニュースポーツはそんな人でも楽しめるという。
ニュースポーツに用いる各種道具は管理事務所で借りることができる。「シャッフルボードをやらせてください!」と高らかにお願いしたところ、長い棒と重い円盤をもらった。本当に何?
どうやら超お手軽なカーリングっぽい
訳もわからぬままシャッフルボード場に向かうと、入口でルールを説明した看板を発見。
どうやら借りてきた長い棒で円盤を押し出し、特定のエリアに止まると得点になるらしい。そしてプレイヤーは交互にシュートし、相手の円盤を得点エリアから押し出したり、自分の他の円盤を得点エリアにねじこんだりするみたいだ。
ハハ~ン、これ、あれだな?
ただしカーリングと違うのは手で重た~い石をすべらせるのではなく棒で円盤をスイ-ッと押し出すこと、チームメンバーは床をこすって滑りを良くしたりせず押し出したら押し出しっぱなしで結果を競うというところだ。
要するに老若男女が遊びやすいようにチューニングされているのだ。初めてでも楽しめそうで大変ありがたい。
初めて見るスポーツの専用コートが良すぎる
ということで選手入場。
うわー、これはもうね、かなり良いです。
まずこの歳になると何かしらスポーツをしてないと「場(じょう)」に入ることってないわけじゃないですか。しかも初めてのスポーツで見たこともない「場」。今日はここで遊びたい放題。そんなことって許されるんですか。
早速レッツシャッフル(シャッフルボードで戦うこと。今勝手に命名しました)したいところだが、まずは借りてきた粉をコース全体に振りかける必要があるようだ。これにより円盤の滑りを良くするという。
次にフォームの確認。やることはなんとなく分かったが、実際どのように押し出せばいいのか分からない。やるからにはちゃんとやりたいのだ。
そして最後にチーム分け。シャッフルボードは1対1のシングルス、2対2のダブルス、そして1対1対1のラウンドロビンなる分け方があるらしい。今回は4人なのでダブルスだ。

