特集 2024年9月19日

食パン1斤でクルトンを作る

そのでっかいクルトンにコーンスープ垂らす

なくても困らないがあったら嬉しいもの、という存在がある。路地に生えてるおっきなサボテンとかクリームソーダの上のさくらんぼとか。

コーンスープの上のクルトンもそうだ。なくたってコーンスープはおいしいが、クルトンがあると嬉しい。

あれは比率を逆にしてもおいしいのではないかと思った。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー

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めちゃくちゃ良いよな

つまりでっかいクルトンを用意してコーンスープを垂らして食べたい。

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恐る恐る担当編集の橋田さんに画像を送ったら「めちゃくちゃ良いですね!!!」と返事が来た。めちゃくちゃ良いよな!!!
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まず比較用に普通のやつを作ってみる
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スープに入れた

クルトンは食パンを切って、レンジで水分を飛ばしてからフライパンで焼いて作った。

おいしくできたので、でっかいクルトンもこの作り方でやってみよう。

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パンを切る

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食パン1斤を買ってきた
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全部の面の耳を切る
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ふわふわの立方体ができた

赤ちゃんのおもちゃみたいでかわいい。でもクルトン一粒だと思うととんでもなく大きい。

好きなものに大きくあって欲しいという筋の通らない欲望。バケツプリンみたいなものだ。1斤のクルトン。

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水分を飛ばす

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レンジで水分を飛ばそう

レンジで表面をカリッとさせて、そのあと焼いてこんがりさせたい。

試しに600Wで1分ずつ。何回かやってみるがあまり変化がない。思い切って2分やってみる。

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湯気がもくもく出る。写らなかったけど

パンの上の余白、湯気でいっぱいだと思ってください。

パンの底の面が硬くなってきた。ひっくり返して冷ます。そしてまた600Wで2分。

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色んな面を下にしつつ4回やったところで、どの面もカリカリでクルトンらしくなった
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焼く

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最後に焼く。変な絵面だ
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立方体を焼いている

弱火で、6面全てに焼き色を付ける。たまに焼く面を変えながらじっと待つ。

あっという間に焦げる気がして目が離せない。

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焼けてきた

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