忍法…なのか?
先日「机上の空論グランプリ」という記事が公開された。林編集長の「机上の空論だと思うアイディアを持ってきてください」の号令で、それぞれ自慢の机上の空論を持ち寄り語らったのだ。
私は「鏡を反射させて300m離れた人とコミュニケーションする」という案を出した。
実は子供の頃に見た『忍者ハットリくん』に、こういう回があったのだ。ハットリくんは自分の部屋にいながら、この方法で遠く離れたケムマキの行動を監視していた。
今考えると「それ、忍法か?」という感じだが、実に30年以上「いつかやってみたい」という思いを抱えたまま、私は大人になった。そういう大人に、私はなった。
で、やることになった
「机上の空論グランプリ」では机上の空論度合いが低い、つまり実現可能なのではないか?という判定が下されたので、早速レンタルルームでやってみることになった。
「おい、お前!レンタルルームって、300mはどこへいったんだ?」と疑問を抱いた方もおられるだろう。まあまあ、落ち着いて。千里の道も一歩から。それにこの部屋の構造に注目して欲しい。
互いが見えない位置関係なら、それはもう300m離れているのと変わりないです。それは皆さんも同意ですね?
鏡3枚くらいまでは楽勝
まずは手始めに、私と唐沢さんで鏡1枚から始めてみる。
次に鏡2枚。
止められるか、俺たちを。3枚目もやってしまおう。
やってみなければ分からないこと
それにしても、まだ相手は目の前に見えているのに、鏡に映る像はどうしてこんなに小さいのか?ここで『机上の空論グランプリ』で石川さんから出された疑問が思い出された。
「そんなの検索すれば一発で答えは分かるだろ」と思われる方、あるいは「そんなことも知らなかったのか」という方、いるかもしれない。でも、今は完全無欠の文系脳の私が実際にやってみることでゆっくりと真実に近づいている。皆さんも赤子のお昼寝を見守るような気持ちで付き合って下さい。