出雲大社のでかい旗を見に(デジタルリマスター)

「サンライズ出雲」に乗って以来、寝台列車に恋をしてしまった。以前は乗れなかったから、今度は終点、出雲市まで行きたい。
そしてどうせ行くならあの出雲大社だ、ということで「寝台列車ありき」の出雲参拝となったわけですが、そこには何やらでかいものがあるというのです。でかいことはいいことだ。でかいもの、見たい。参拝よりもそっちに気をとられて一人旅してきました。
※2009年5月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
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どうしてもサンライズ出雲のことから話を始めることになる
GW中のチケットである、とれないと大変なので発売開始とともにみどりの窓口へ走ったが、乗ってみたら意外とすいてた、サンライズ出雲。でも乗るまでの1ヶ月間、財布の中にチケットを確認しては ほっこりいい気分になっていた。
よってぜひまた列車のことから書かせてほしい。“でかいもの”は必ず最終ページで触れますから!




座したまま寝台列車に運ばれ、車窓を眺め、飲み、いい気分で横になり、気づけば外はもう明るい。しまった、夜明けの駅の風情を味わえなかった!しかも明るくなってもまだ起きず、結局到着時刻(10時)の1時間前までだらだら寝てしまった。もったいねー。何のために終点まで行こうと決めたんだ。
それでも、もさもさ頭のままショボショボ目で起き上がって、明らかに“旅”な風景が流れていくのを見ていた。


かっこいい略称
やがて列車は終点、出雲市駅へ静かに到着した。寝台列車の終着駅ってこんな静かでいいのか、というくらい静か。そして冒頭の写真を撮り、すぐに一畑電鉄の出雲市駅へ向かう。ここから2~30分ほどで出雲大社駅に着けるはずだ。



立ち上る温気の中、ときどき派手にゆられつつ、終点の出雲大社前駅へ向かう車窓から外を眺める。
と、出雲大社の方角に、こいのぼりではないな、何だあのヒラヒラしてるの。近くにあるのかと思えばそうでもなさそう、な遠近感。


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