うん、やっぱりでかい
何がでかいかといえば、「国旗」なのだ。それも日本一でかく、NHKの放送終了時に映される国旗はここのを使っているという。どれくらいでかいか、単純に見てみたいじゃないか。
目的地までの距離がわからないため、どれほどでかいのか半信半疑なまま境内をうろうろする。と、ようやくその掲揚塔の根本まで来た。ああ、やっぱし、でかいわ。
自分のカメラの腕ではどうも、この大きさをいまいち伝えられない。実際その場にいると、変な言い方だが、旗の存在を忘れるくらい大きい、ような気がする。ああ、どう言っても目で見た感覚は等しくは伝わらないものだ。
この掲揚塔は高さ47m。国旗の大きさは畳75枚分だという。6畳一間のアパートで約12部屋分。ゼミ1クラス分の学生の居住スペースくらいあるのだ。
あえてわかりづらい例えで読者を煙に巻こうと思ったのに、思いのほか具体的なイメージが描けてしまった気がする。ゼミ1クラス分の下宿生の住居の国旗!すごいわ。
別角度、距離からも撮ってみた。うん、でかい。
旗のそばに立つと、はるか上方で風にはためく音がするのだが、その音がまたものすごい。「バッフー、……、バッフー、……」と大砲のようだ。
その音をお届けしたく動画も撮ってみたが、風や周囲の音に消されてしまった。でもはためく旗の様子、これは75畳・学生12人分の旗ならではの動きだと思うので、載せておきます。「おお、NHK」という雰囲気であります。
そういえば参拝。
本殿は今、平成の大遷宮に向けて改装中のため、神楽殿にお賽銭を投げ入れて拍手を打った。
そこの大注連縄(13m、5トン!)の下を何気なく通ったら、断面に無数のコインが挟まっていた。どうもこれも、下から投げてうまく挟まればご利益がある!といわれているものらしい。何人もの参拝客が、上を向いて何度もトライしている。
やってみるか……おずおず10円玉を取り出し、狙いをつけて投げる、と何と1発目で挟まってしまったではないですか!
おおおー私すげえ、と1人興奮して帰ってきて、よくよく調べると、10円玉は「縁遠く」なってしまうとか何とか。ありゃりゃ。