鳥取県、境港へ
相棒の妖怪化けわらじと、色んな場所に旅をして早3年。日本各地に出没してきた。
他にも、静岡、滋賀、大阪、長崎……日本に留まらず海外まで足を伸ばしたが、ついに一番行きたかった場所にやってきた。
境港は、日本妖怪界のレジェンド水木しげるの出身地である。駅を降りてすぐ、妖怪達がお出迎えしてくれる。
後ろに写っている電車も鬼太郎デザイン。境港にはこの電車に乗ってきたのだ。電車の中に、通勤通学中の地元民と、ガチ妖怪ファンが混在していて、そのテンションの差が面白かった。
近くの公園には妖怪たちの遊具がある。
公園で遊んでいる子どもも、臆することなく近寄ってきて、「どこから来たの?電車?」と聞かれたが、リアルに「東京から飛行機で」 と答えてしまった。シティ感を出してしまったけど大丈夫だろうか。「妖怪も飛行機乗るんだね〜」と言われた。
イベントの日はこの辺にたくさん妖怪が出没するようだ。化けわらじが街を歩いていても、「今日妖怪いる!ラッキー!」ぐらいの感じで、受け入れられている安心感がすごい。みんな妖怪フレンドリーだ。
植物がかっこいい
街全体で思うことは、植物のかっこよさ。妖怪が出そうな雰囲気がすごい。
通り道に長いしだれ柳が!!かっこいい〜!!
植物に囲まれた足湯もいい。
夜になるとさらに雰囲気が出る。誰が立っていても、妖怪に見えるのだ。
節の感じとか、枝のうねり具合とかがすごくいい……!!何もなくても、街路樹がフォトジェニックなのだ。言われてみれば、妖怪が出そうな木ってあるよな。

