特集 2026年3月21日

ライターの親が記事を書くとどうなるか

高齢化社会!ゆえに、シニア層が増え続ける昨今だが、人生100年時代でもあるから、全員いずれシニアになるのは必至である。

そんな時代だからこそ、年をとっても愉しめる趣味を持ちたいものだが、何かを「書く」ことは、いい趣味だと言えるであろう。なんとなく認知症予防とかにも良さそうだし。なんとなく。

そんな事情ゆえに今回は、我がシニアな親に記事を書いてもらうことにした。

急だが、ではライターの親が記事を書くと一体どんなことになるのか、とくとご覧あれ!!

多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー)

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ネット的にもレア&シニアな企画であるが、丁度そんななか

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先日カリスマ料理ライターの玉置さんが、千葉の我が実家まで、

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我が親のためにラーメンを作りに来てくださった。

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冷静になって振り返るとよくわからないイベントであるが、

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いまだに忘れられないほど素敵な日で、

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その模様を、玉置さんが見事に記事として書いてくださったので

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それを正解として、今回は! その際にラーメン作りを実体験していた我が親に、その模様を、親視点からレポートする記事を書いてもらうことにした。

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驚愕してるが、親の意向は気にせずに。ってことで後日、

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ほぼ無理やり書いてもらった。

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各自、四の五の言わせずに。

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記事なので画像も選んでもらってね。ではこうして、シニア世代であるライターの親が記事を書くと一体どんなことになったのか!?そんな前代未聞の全容を、

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普段は編集業もしている僕の編集者的所感とともに、お届けしたいと思う!

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ではまずは、母の記事からだが、母、

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PCが使えないので、超アナログな手描きである。一瞬焦ったが、昔は確かにこれがデフォルト。

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このデジタル全盛AI時代に、逆にプレゼンスがあると言える。

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…ちなみに、母が書いた紙が、罫線が妙に濃く識字がしにくいため、読みやすくしたい編集観点からも、色相を調整して

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だいぶ水色にてお送りする。そんなこともありつつ、ではライターの母親は一体どのような記事を書いたのか、さっそく見ていこう。

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 まず文末が「それだけでハッピー」。早々に能天気なJ—POPの歌詞みたいになっているが、

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 「ヨシダ家ラーメン」。ヨシダ家の「家」と家系の「家」がかかっているのは、巧み。意図的かはわからない。

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そして「ラーメン先生」。玉置さんがラーメン先生になっている。ラーメンマンよりは上位そうである。

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 到着後に、玉置さんの車から、みんなで器具を運んできた様であるが、息子である僕の名前が普通に書かれていたので、個人情報観点から「ヨシダプロ」に変えてもらう。

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ワクワクしたならよいが、挿絵も急である。

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「?!」な疑問感嘆符は、ジャンプ的臨場感があってよいが、

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 「廻る」という仮名遣いがさすが昭和である。呪術廻戦感もよい。

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 すると急に、JKぽい絵文字文体が紡がれ、世代超え過ぎである。

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 「ネンネ」…。みんな、わかる?

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また「ネンネ」。親と子の間で交わされる「寝る」を意味する幼児語である。その辺気にせず使用する感覚、さすが親と言える。

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 「きたーー」と、平仮名なので、たぶん2ちゃん語ではないはず。

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 「真白け」。シニアフレーバーフレーズ感よい。

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食の流れがきちんと描写されるなか、突然 

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挿絵でメンマが描かれていたが、色調調整で謎の物体になってしまい、それは申し訳ない。

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美味しさは実に伝わってきた。期せずしてモー娘。の歌詞のように。

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 満足そうななか、挿絵が骨だった。

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で、ココからは後日譚となるが、

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 出汁用の骨肉を残して頂いていて、それらには若干の肉の残滓があり、それを愛犬もものために、母が取りまくり。

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確かに翌日ずっと、ももと打ち込んでおり、見て見ぬフリしていたが

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 取れすぎなのであった。

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いずれにせよ僕からも、ももに代わって感謝でして、ありがとうございました。そしてさらに、挿絵として、

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「ラーメンを食べるもも」も描いていたが、妙な写実さがよい。そして、さらに挿絵として、

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絵描きゆえの写実的すぎる金柑を描いていたが、これ内容関係ない。編集的には困るのであった。

⏩ 続いて、父

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