特集 2023年9月21日

深夜の田舎はどうぶつ王国

田舎に住んでいるので、真夜中に動物のけたたましい鳴き声が家の中まで聞こえてくることがある。

その鳴き声の主を一度は生で見てみたい。案外、夜中に外に出てみたらヒョロっと遭遇できるんじゃないかと思う。

いわば家から徒歩0分のサファリパーク、どうぶつ王国を探検だ!
 

1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。

前の記事:京都生まれの通学カバン「ランリック」を愛でる

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「声聞くときぞ秋は悲しき」どころじゃない

鹿の鳴き声、ものすごし。

キャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

秋の雄鹿の鳴き声は女性の叫び声に似ているとよく言われるが、分かっていてもつい驚いてしまう。はじめて聞いたときは警察への通報すら考えたくらいである。

奈良で見かけた子鹿。かわいい。

今回は深夜未明に家の近所を徘徊して野生動物を探してまわる。山林に入らず、人間が暮らす集落で探すのがキモである。

普段なにげなく歩いている道が夜になると動物のものになっているというのは、世の中のルールがなくなったみたいで夢があるじゃないか。

先にお断りしておきますが、記事中の写真はほぼガビガビ画質です
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家のそばでいきなり動物を発見!

そういうわけで動物を探すために午前4時に起きた。何時でもよかったのだが、とりあえず勘で4時にした。

近所迷惑にならないよう静かに玄関のドアを開けると、外は妙に霧がかっていた。頭に取り付けたライトの明かりが霧の粒の一つ一つを照らして視界を遮る。

霧、あるいはスカイフィッシュの軍勢
上の画像とほぼ同じ位置から撮った昼間の写真。ぜんぜんちがうな

夜に目を慣らしながら歩いていると、出発から1分もしないうちに田んぼからガサゴソと音がしているのに気がついた。早速である。

ガサゴソ。このお尻は…!
猪だ!(安全に配慮して撮影しています)

急転直下、初っ端からクライマックス。いきなり体長1mほどの猪を見つけた。

豚のようにフゴフゴと鼻を鳴らしながら、根元から押し倒した作物を食べている。

「フゴフゴフゴフゴ!」けっこううるさい

おれは周囲十数メートルに猪が出没する家に住んでいるのか。見たかった景色ではあるし興奮もしたが、ちょっと引いた。
 

遠慮がちに逃げていった

猪はちょっと目を離した隙に遠くまで逃げていて、さいごは傾斜60度以上はある坂を力強く登っていった。

気迫が怖かった。こいつと喧嘩することになっても絶対に勝てないだろう。猪までなら武器があればなんとか勝てるという持論があったが撤回する。

できたての獣道ですよ(分かりづらいですが坂です)

他にも探してみたが猪ほどの大物は見つからず。野良猫がいないのは意外だった。

休む蝶や
カエルなど。目がガン開き。

⏩ 光る眼の正体を追え

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