自由ポータルZ 2023年4月14日

自宅をドリンクバーにする~自由ポータルZ

こんにちは、編集部 石川です。

薄めたカフェオレを飲みながら書いています。ジュースは薄めてもおいしいのに、牛乳系はちょっと薄めただけで「うっす!!」って思うのなんででしょうね。

では今週のポータルです。

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【もう一息】自宅をドリンクバーにする

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[投稿者]茶谷みなとさん (オタク・ワンダーランド
[コメント]HARIOのワンカップティーメーカーが最高でした。あとジンジャーエールとコーラを作りました。

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古賀及子のコメント

手探りで独自に生活を良くしようとする記事、おもしろかったです!

「どういう生活が自分にとってよい生活か」というのは実は個人的で独特です。自宅で勉強に集中するためにはドリンクバーが必要、という発想の独自性からしてまずおもしろいんですよね。

いっぽう内容は内容で、情報として興味深いものが揃ってますね。「ジョナサンのあれ」が買える、家でジンジャエールとコーラを作ってみる、どちらも企画性がありました。お茶をいれる手順の図解も、機微を可視化していてめちゃくちゃ良いですね。

それだけに、もりだくさんすぎるように見えるのがもったいない点かもしれないです。

「ドリンクバー」と言われて読者が想像するのはファミレスのドリンクバーですよね。あれを自宅に作るんだろうと展開を期待します。だから、スパイスを調合となったときに、おもしろいし素敵だけど「思ってたんと違うな?」となる。

冒頭で「どんなドリンクバーを目指すか」をひとこと宣言しておくと、全体の流れがまとまると思います。 

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石川大樹のコメント

楽しそうですね!コーラとジンジャエール、採点は50点と80点でしたが見た目がすごくおいしそうでした。ビジュアル的に映える写真があるというのも記事の大事な魅力です!他のパートも全体に楽しくやっているのが伝わってきて、読み心地も良かったです。ジンジャエールが50点でもポジティブなところとかとくに。

オーソドックスな仮説→手順→検証スタイルの記事なのですが、「自宅をドリンクバーにすれば長時間集中できる」という仮説に対して、検証の大部分が飲み物の味なんですよね。「肝心の勉強はなかなか捗っています」とも書いてありますが、その一文だけなので、仮説に対して結論がかみ合っていない感じがします。ドリンクバーとしての快適さとか、それが勉強にどう影響を与えたかの方に比重を置いてもいい気がします。

あとは仮説と手順も、本物のドリンクバーが市販ドリンクなのに対して手づくりで再現しようとしているので、こちらもかみ合ってない印象かも。

そうすると仮説の方を変えた方が早いかもしれないですね。たとえば「自宅ならワンランク上のドリンクバーができるのでは」という仮説であれば、いまの手順や検証もそこそこしっくりくる気がします。

現状の仮説で行くのであれば、まずはドリンクバーの一般的な要素を考えて、それを意識するといいかなと思いました。

 

Tips:仮説検証記事の構成

今日紹介した茶谷みなとさんの記事もそうでしたが、記事ってインタビューやスポット紹介以外はだいたい仮説と検証です。

この手の記事にはオーソドックスな構成の型があります。

例として僕のこの記事を見ながら、説明していきましょう。

もっとモナカアイスに好きなものを挟んでよいことにする

・きっかけ(板チョコの挟まってないモナカアイスの存在に気付く)
・仮説(あそこに好きなものを挟むとおいしいのでは)
・手順・実行(みんなで作って食べてみる)
・わかったこと(何を入れてもおいしい)
・きっかけに戻る(板チョコの挟まってないモナカアイスは無限の可能性を秘めている)

実は記事にはきっかけに戻るところがありませんでしたが、ここがあるときれいです。「というわけで、あれは実は○○だったのだ!」という一番の結論の部分ですね。

ではまた来週!

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