探り探りだぜ
「木になれ」
そう言われたってなぁ、と思って普段掛けているサングラスを掛けた。木の顔ハメから顔を出すと、ちょっと怖い木がいた。
例えて言うなら、シューベルトの『魔王』で坊やが魔王と見間違えるやつ(気のせい)。
おとーさん!おとーさん!
変な木が、むしろ、木になったつもりのコワモテが!こっちに来るよー!
「あ、やんのかコラ、おもて出ろコラ」
ちょっと表に出た
ちょっとおもてに出たら仲間の木がいた。樹齢10年くらいだろうか。僕は樹齢40年なのでだいぶ先輩だ。
「挨拶がねーなー」
と凄んでみたが無視された。さすが木だぜ。
木の後輩に無視されたコワモテの木。
さらにおもてに出る
外に出ることにした。木なのだから建物の外にいるのが自然である。
木になったままエレベーターを待ち、乗った。
考えてみればライター個人としてここは取引先のエレベーターである。木なんかになってていいのだろうか。
しかもこんなサングラスを掛けて。
説明しづらい状況。ニフティ的にはどうなのだろうか。
ビル風ヤバイ
外は強風だった。ビル風が容赦なく木のパネルを襲う。コワモテの木は、人間はよけてくれるが風は真正面からぶつかってくる。
自然って遠慮がないぜ。
風がつえーぜ。すっげー強さだぜ。
耐風姿勢
風は呼吸をしている。強まったり弱まったり。風が弱い瞬間を見計らって歩く。風が強いときはその場で耐えるのだ。
ヤバイ。
いよいよ強風で飛ばされそうだ。だって。こんな板が体の前にあったら、そりゃ飛ばされるよ。
ちょ…た、助けて…。
ヤバイヤバイヤバイ。
帰る、もうおうちに帰る。
屋内最高
会議室に戻った。風はないが、すれ違う人の顔には困惑の色が浮かび、なんか違う風が吹いていた。
でも風(物理)がないだけで快適だ。屋内って良い。
「お、やんのかコラ。おもてには出ねーぞ」
木もコワモテも自然の力には勝てない。僕らは自然に、地球に生かされているのだ。ありがとう自然、ありがとう地球!(錯乱)
おまけの報告
探り探りのついでに迷走中に撮った写真を紹介させていただきます。
木を見てたらなんかエロイなって思ったんですよ。
これとか。
はい、エロスきた。健全なネットに載せられるギリギリのやつ。
はい、良い形ですね、本当にありがとうございます。
で、こういうのを触ってみたらどうかって思ったんですよ。
触ってもうたー。犯罪スレスレっぽい。
ガッ!
おりゃ!
異常です。いかがでしたでしょうか(困惑)。
どうぞよろしくお願いいたします。
いまだによくわからない
書いた。書いてみたが、いまだに自分でもよくわからない。なぜこれがエイプリルフールの記事として4/1に世に出るのだろうか。
木で出来ているピノキオが嘘をつくと鼻が伸びるから、それにちなんでるんですか?と聞いたらぜんぜん関係ないのだそうだ。マジカヨ。
分からないけど書いた。こんなに手探りで書いた記事は初めてかもしれない。
いや、何度か書いてるか。 これとか。
こまけぇこたぁいいんだよ。たぶん。