そして、そんなカリフォルニアロールを、逆輸入して日本でも開催してみることにしました。
その名も、「ヘボコン・ペイントエディション」!
イタリアの首都ローマで誕生したカリフォルニアロールだ(たとえ話のチョイスが悪いために話がわかりづらくなる例)。
まずはそのイベントのご紹介と、記事後半は展示のお知らせです。10月26日~11月7日(11/1をのぞく) TOKYO DESIGN WEEK にて!
ヘボコンとは?
いつもの話で恐縮だけど、まずはヘボコンについてご説明させていただこう。
ヘボコンは、技術力の低い人のためのロボットバトルイベントだ。
ロボットなんて作れない人たちが無理やり作った「自称・ロボット」(客観的にはガラクタ)を使い、トーナメントを行う。詳しくは上の動画を見てほしい。
「ロボットバトル」ときいて「あ、自分には関係ないな」と思ったあなた、まさにあなたが出場するためのイベントです。
ヘボコン・ペイントエディションとは?
ヘボコン・ペイントエディションとは、ローマで開催されているHebocon Romaのオーガナイザーたちが考案したイベントだ。
ローマで開催時のイベントロゴ(ペイント!)
ローマのオーガナイザー、Andrea RosatiとAndrea Barbadoro
僕は彼らのことを、よく確認せず心の中で「アンドレア兄弟」と呼んでいたのだが、よく考えたら同じなのは下の名前だった。
そんな彼らが考案した、ヘボコン・ペイントエディションはこんなイベントである。
絵の具ドバー
相手のロボットに絵の具を注ぐ
試験管?からインクをドボドボドボ
ペン搭載でロボットが動くたびに線が引かれる
全試合終了までに土俵は絵の具の海に
任天堂のスプラトゥーンみたいな、インクが飛び散る熱いイベントだ。
といっても、インクを使った陣取りゲーム……とかいった趣向はなく、ただ派手なだけのいつものヘボコンである。ルールはいつもどおりのロボット相撲。単に「塗料使ったら派手でいいじゃん!」という盛り上がりから開催された、ラテン系のイベントである。
ちなみに普段のヘボコンとのルール上の唯一の違いは、土俵 兼 キャンバスが紙であること。
優勝者には、この紙を持ち帰る権利が与えられるらしい。(いらなさ!)
ローマでのイベントの様子を動画でどうぞ
というわけで国内初開催のヘボコン・ペイントエディション、出場者を募集します!
ヘボコン・ペイントエディション 出場者募集
2016/11/5(土) 11:00集合(12時試合開始)
TOKYO DESIGN WEEK会場内、スーパーロボット展にて
>> 出場申し込みはこちらから <<
しめきり:11/1(火)24:00 (定員になり次第早期締め切ります)
ヘボコンのルールはこちらをご覧ください。
※ロボットには塗料(水性のもの)を搭載してください。(極力、飛距離50cm以内くらいでお願いします)
※過去に出場経験のある方は、出場機の改造版でもかまいません
※確実に汚れますので、汚れてもよい服装でお越しください。
※ヘボコンの参加は無料です。会場への入場料は1チーム1人+同行の中学生以下は無料。大人2人以上のチームでの参加の場合、2人目以降は入場料が必要です。
展示もあるよ!
今回の会場となるのは、クリエイティブ・コンテンツの巨大展示会「
TOKYO DESIGN WEEK」。
実は昨年も出展し、
デザヘボコンを開催しました。会場ではペイント・エディションの開催日以外にも、会期中ずっとヘボコンの展示を行っております。(10月26日~11月7日、ただし11/1をのぞく)。場所はメインテントの一角、「スーパーロボット展」内です。
昨年の展示の様子。いつもは「ゴミのよう」と形容されるロボット達がショーケースに納まった瞬間。
このケースのおかげで、アンドロイドやら月面探査ローバーやらが立ち並ぶ会場内でもなんとか馴染んでいたように思う。そのぶん、ケースに入りきらなかった、写真手前にあるダンボール製の馬(
ギガヘボコンの準優勝機、ハリボテエレジー)がひたすら異彩を放っていた。
今年も過去の出場ロボットが大集合する予定。展示だけでなく音楽ステージがあったり屋台もいっぱい出てたりと楽しいイベントですので、ぜひお越しください。歴戦の名機たちを見て「これが……ロボット???」と不安な気持ちになっていただければ幸いです。
TOKYO DESIGN WEEK ヘボコン展示概要
10月26日~11月7日、ただし11/1をのぞく
TOKYO DESIGN WEEK会場内、スーパーロボット展
※TOKYO DESIGN WEEK の入場料が必要です
※たまに石川や古賀がおります
※10/27にはスーパーロボット展のプレゼンイベントがあるとのこと。石川が登壇します!