広告企画♪ 2015年6月4日

本格サギサイトはセキュリティを突破できるのか

突破できるのか!
突破できるのか!
手前味噌で恐縮だが、弊社の提供するセキュリティサービスが安心安全と聞いた。

本当だろうか。

最強のサギサイトを作って突破を試みることにした。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。(動画インタビュー)

前の記事:パンのグラビアを撮る

> 個人サイト むかない安藤 Twitter

広告企画ですが真剣勝負です

弊社の提供する「常時安全セキュリティ24プラス」というサービスは、その名の通り強固なセキュリティ対策で危険なサイトから我々を守ってくれるらしい。
これを家に設置するだけでいいらしい。
これを家に設置するだけでいいらしい。
本当だろうか。

彼らのいう強固なセキュリティ対策というのはどこまで信頼できるのだろう。

今回、本格的なサギのサイトを作ってこの強固なセキュリティを突破してみたいと思う。ブロックされたら彼らの勝ち、突破できたら残念ながら我々の勝ちである。

助っ人はサギ博士

サギサイトを作るにあたって、今回とくべつに強力な助っ人に参加いただいた。有毒性物をはじめ、生物全般にくわしいライターの伊藤さんである。
コンビニのイートインスペースでろくろを回す伊藤さん。
コンビニのイートインスペースでろくろを回す伊藤さん。
伊藤さんは無類のサギ好きでもある。

いつかの企画会議で「動物園でペンギンのエサを堂々と盗んでいるサギの写真を撮りためているんですが」と言っていたのを僕が覚えていたのが今回の招集につながった。ほんとめったなこと言うもんじゃない。
伊藤さんの構えるレンズの先には
伊藤さんの構えるレンズの先には
サギ。
サギ。
サギである。

僕の求める本格サギサイト構想と、伊藤さんのかねて抱いていたサギへの思いが重なった瞬間だ。
この日のミーティングは深夜にまでおよんだ(深夜から始まっただけだが)。
この日のミーティングは深夜にまでおよんだ(深夜から始まっただけだが)。
あえて説明するのも無粋だとは思うが、いま我々が作ろうとしているサイトは鳥のサギのサイトである。

「サギ」の響きに反応して弊社のセキュリティが誤作動したらおもしろいよね、くらいの気持ちで進めているので「セキュリティなめるな」とか本気のつっこみは勘弁してください。

サイトデザインは本職にお願いした

翌日、伊藤さんとの打ち合わせで決めたサギサイトの概要をまとめて弊社デザイン部門のスタッフに伝えた。
思いつきで走りだしたプロジェクトをあとから企画書に起こして人に伝えるのは最も神経を使う場面でもある。
思いつきで走りだしたプロジェクトをあとから企画書に起こして人に伝えるのは最も神経を使う場面でもある。
弊社の敏腕デザイナー宮宇地氏が快く協力してくれることになった。急におかしなサービスを作りたくなっても嫌な顔ひとつせず手を貸してくれる有能なスタッフ陣が弊社の自慢である。
サギですね、わかりました!
サギですね、わかりました!
こうしてサギサイトはイメージの翼を広げ、僕の手から飛び立っていった。

かっこ良く例えすぎてなに言ってんのかわからなくなったが、つまり僕の企画書が通ってサイトが製作段階に入ったということである。

そして待つこと一週間。ついにサギサイトが出来てきた。

長い名前が特徴です。


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本格サギサイト完成

こうして完成した本格サギサイトがこちらである。

本格サギサイト「WE ARE サギ!」


ファーストビュー(はじめに目にする画面)では、トップのロゴの隙間からサギとあなたが目が合うようになっている。
目力。
目力。
サイトはその名に恥じないよう、中身も充実させた。

まずは初心者が陥りがちな勘違い、サギかそうでないかの見分け方から。
これは本当にためになるぞ。
これは本当にためになるぞ。
コンテンツ制作に協力いただいた伊藤さんによると、サギの中で最も難しいのはシラサギの大きさによる分類なのだという。

「わかりやすいところでいうと、まず大きさで判断するんですが、中くらいのサギがチュウサギ、と曖昧な表現でしか書かれていない場合が多いんですよ。」

「大」「小」の比較あっての「中」だと思うのだが、単品で飛んでいてチュウサギだかダイサギだかわかるのだろうか。たとえばダイサギの子どもと大人のチュウサギとの区別はつくのか。知れば知るほど不安である。

このチュウサギの見分け方についてのもやもやした感情を、ご自身の人生に例えたコラムも書いてもらった。
伊藤さんの人生とサギとを見比べて、最後ピケティに落とし込んだ革新的なコラム。
伊藤さんの人生とサギとを見比べて、最後ピケティに落とし込んだ革新的なコラム。
そしてサイトになくてはならないのがサギの勇姿を集めた写真集が最後に入る。みんなが見たかったサギのすべてがここにある。
サギの魅力満載のサギピンナップ。
サギの魅力満載のサギピンナップ。
良いサイトが出来て満足である。

そうだセキュリティだ。

次のページでいよいよセキュリティと対決する。


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セキュリティ的にどうなのよ?

完成したサギサイトを持って、弊社セキュリティ部門の担当者にアポイントを取った。

どうでしょう、このサイト、弊社のセキュリティで防げるでしょうか。
担当者に見てもらいます。
担当者に見てもらいます。
常時安全セキュリティ24プラスの部門担当者(ホンモノ)、ただいまサギサイトを確認中。
常時安全セキュリティ24プラスの部門担当者(ホンモノ)、ただいまサギサイトを確認中。
常時安全セキュリティ24プラスの担当者杉本氏を呼び出してサギのサイトを見てもらった。

忙しいところを本当に申し訳なく思うが、僕かてこのサイトを作るためにいろんなところに頭を下げているのだ。社内にはこういう仕事もある、という点だけでも認めてほしい。
隣では弊社の誇る常時安全くん(そんな呼び名ない)が目を光らせている。
隣では弊社の誇る常時安全くん(そんな呼び名ない)が目を光らせている。
安藤「これ、公開しても大丈夫でしょうか」

杉本「大丈夫ですね」
「そうですか(よかった、笑ってくれた)」
「そうですか(よかった、笑ってくれた)」
ばかかと一蹴されるかとひやひやしていたのだけれど、杉本さんはちゃんとセキュリティ的観点から僕たちのサギサイトを見てくれていた。
プロの視点でサギサイトを語る弊社杉本。
プロの視点でサギサイトを語る弊社杉本。
杉本「私たちの提供している常時安全セキュリティ24プラスでは、主に2種類の視点でそのサイトが危険かどうかを判定しています。一つ目は有害なプログラムを含んでいないかどうか、二つ目は被害報告が上がってきていないかどうか。第三者からの被害報告などがあがってきたサイトはブラックリストに入れられて接続できないようになります。」

そういう仕組なのか。まじ参考になる。

で、仮にブロックされた場合、どんなことになるのだろう。
接続がブロックされた状態を仮に見せてもらった。
接続がブロックされた状態を仮に見せてもらった。
安藤「サギってだけで容赦なく排除するわけではないんですね」

杉本「サギのサイトだともちろんブロックしますが、これは鳥ですからまた話が変わってきます。」

安藤「というと」

杉本「多くのユーザーがこれをサギだと判断して報告を上げてきたら今後ブラックリスト入りしてブロックされることがあるかもしれないということで。」

安藤「ありますかね」

杉本「ないでしょうね」

仕事の邪魔になるといけないのでこれ以上聞くのはやめにした。杉本さんにはこの調子でこれからも我々の、そして世界のセキュリティを守っていってもらいたい。僕たちは次はフィッシング専門サイト(釣り情報)でも作ろうかと思っています。

突破したので我々の勝ちだ

今回の勝負、サギサイトを作って弊社セキュリティを見事突破したということで、我々の勝ちと考えて間違いないと思う。

常時安全セキュリティ24プラスが単純にサギという単語にひっかかるほどうっかりものではない、ということも言えたのでよかったのではないだろうか。
きれいにまとめた。
きれいにまとめた。

略してJAS24(とは呼ばれていません)。


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