麦茶おいしからいいよね!
とある猛暑の折、生まれたての子猫を拾いました。
先住猫がゆず・きなこ・ミケと和風系だったのでそれに合わせてあずき・あんこ・あられ・のり・ごま…と色々練ってみたのですがなかなかしっくりくる名前が決まらず数週間
家族ですごく安くておいしい麦茶ティーバックに当たったという話で盛り上がった際に
「じゃあ猫の名前は麦茶のムギにしよう」「麦茶おいしからいいよね!!」という事でムギと正式に命名しました。
産毛がとれて毛も茶色くなり、目も仔猫特有のグレーから茶色になり、結果的にムギで正解だったと思います。
ちゅんくさん
麦茶おいしいからいいよね! はほとんど名言。結果的にぴったりきたという奇跡もかっこいい。
小学生時代、ザリガニを祭で入手しました。
水槽は無いので狭苦しい虫籠、次いで雨水がドッカンドッカン入り込む屋外のバケツへ。それでもカニカマを貪り、竹輪を喰らい、大層元気に育ちゆくザリガニの名前は、「ロブスター平八」。
やんちゃでもいいからたくましく育ってほしいと、小学二年生の頭で考えた「一番強そうな甲殻類」の名称を上に、当時好きだった漫画から、一番強かったキャラの名前を下にあて、命名しました。
それでも結局呼ぶ時は「ザリガニのざりちゃん」。呼べば大体どちらの名称でも反応しました。
紆余曲折あって、学校で飼われる事になった挙句惨死した平八ですが、墓標には本名を刻んで葬りました。
Xeさん
終盤がショッキングでしたが、「ダッシュ!四駆郎」的なコロコロマンガ感のある名前がさすが小2。
本名ノンキー、通称 担々麺
現在飼っている6才になる雄猫の名前はノンキー、呼び名は担々麺です。
正式な呼び名であるノンキーは、保護されていた病院でつけられた仮名そのままで、同じ柄の兄弟猫のしっぽが曲がってる方がかぎしっぽのキー、曲がってない方がかぎしっぽでないノンキーでした。
初めはそのまま呼んでいたのですが、ノンキーがノンタンになり、ノンノンになりノンタンメンになり、タンタンメンで落ち着きました。
ニキさん
ノンキーから担々麺、超進化! と思いましたが経緯を聞くとなるほど…と思わせますな。
多分死んで姿を消してしまった、うちの猫の名前を弔い代わりに投稿してみようかと思います。
猫に何かかしら関係のあるもの…と考えて、昔の三味線のには猫の皮を使ったと小さい頃聞いたなと思って、そこから『しゃみ』と付けました。
ご近所の猫好きのおばちゃんは聞き取れなかったのか『チャーミー』と呼んでいました。もじってチャーミーグリーンと猫なで声で呼んでいました。
別の近所のおじさんは幸田シャーミンとダジャレを言っていました。
ぴろさん
ご近所でいろんな呼ばれ方してかわいがられるのって実は最高の人生なんじゃないかと思うんですよ。
数年前、今にも力尽きそうなオスの子猫が、叔父に保護されて我が家へやってきました。
命名権をもらった私は当時、色彩検定の勉強中だったので、テキストの中からかっこいい茶色の名前(茶トラ猫でした)を調べて「團十郎」と名付けました。
しかし、病院に連れてった母から「女の子だって!」と電話をもらい、咄嗟に「えーとえーと、じゃあポテト」と返事したため、ポテトちゃんで診察券が作られました。
結局、やっぱりオスだったと後に判明しましたが、皆にポテちゃんと呼ばれ可愛がられました。ポテは一昨年ガンで闘病の末亡くなり、今は後輩猫のテトラがいます。
ポテのお姉さんさん
團十郎からのポテトという急さ! さらっと最後に登場してきたテトラというお名前がまたかわいい。
二階堂でございます
かかりつけの獣医さんの待合室にて、隣に座った60代とおぼしきやんごとない雰囲気の奥様が抱いている雄猫の名前を聞きましたところ、
奥様は一瞬複雑な表情になり、小さな声で、「・・・『二階堂』・・です・・」と答えはったので思わず2度聞きしました。息子さんが名付けたのだそうです。
名前を聞かれる度にこのわけのわからん緊張を強いられてきたのかと、気の弱そうなお母さんのことを少し気の毒に思いながら二階堂ちゃんをみると、大物政治家のような憮然とした表情をして寝ていたので、息子さんグッドセンス!と思いました。
ゆうさん
うちには大物政治家(っぽい猫)がいる。その名は二階堂! きまってるなあ。
私が約1年前に飼っていたのは、ハツカネズミの男の子でした。ペットショップで一目惚れして、一人と一匹の生活を始めました。小さなボディーと艶々の毛並み、そしてマウスならではの賢さにどんどんハマっていきました。
付いた名前は「ちっちゃい夫」。あまりに可愛くて「ちっちゃいよー!ちっちゃいよー!」と悶えていたら、いつの間にか訛って「ちっちゃいお」になり、そのまま名前になりました。
デッカイ子さん
ぱっと見ひやかしのあだ名みたいなのに、話を聞けばあふれた愛がそのまま名前になったパターン!
ペット本人が納得しているとは思えないのですが、昔、知人のカナダ人が「響きが面白い」との事でペットの犬に内幸町と名付けていたのを思い出しました。
まぐさん
もう私からはなんのコメントも必要ないですよね。最高です。
勿論、食べるつもりはありません
前回、もはや一編の物語のようになっている投稿をご紹介しましたが、今回は物語性とともにパンチをかねそなえた投稿をいただいております。静かにご紹介しましょう。
私の実家の猫には名前がありません。飼い始めに色々と提案したのですが、定着しませんでした。
大人になってからよくよく考えると、私の実家は農家。飼育する生き物たち(合鴨、鶏、七面鳥など)は最終的に胃袋に納まるので、飼った生き物に名前をつける習慣がなかったのかもしれません。
もうすぐ15歳になる「ねこ」。シャム猫のように手足と耳、顔面、尻尾だけ焦げ茶色をしているので、最近では友達と私の間のみで「お焦げ様」と勝手に呼んでいます。
帰省した際には相変わらず「ねこ」と呼びます。
勿論、食べるつもりはありません。
炭火焼さん
さて、いったん本テーマの更新はこれでお休みに入ります。
とはいえ、投稿が集まりましたら思い出したようにまた公開いたしますのでペットのお名前の理由、ぜひ聞かせてください。