共同編集可能なメモ&TODOのアプリがありましてね
地元の人が観光のナビゲーターとなりTODOリスト作成、旅人がそのTODOをこなしながらあちこち歩く。旅人の動きを踏まえ、ナビゲーターはより好みに合うであろうTODOをリアルタイムで追加する……。
最初にばらしてしまうと、このアイディアは
FrognoteというメモとTODO管理のアプリがきっかけで出たアイディアである(当サイトを運営するニフティが出してるアプリなんですわ)。
このアプリ、メモとTODOを自分だけでなくアプリのユーザ同士で共同編集できるというのが特長なのだ。
旅の前夜。今回のナビゲーターがTODOを更新したという通知が
つまり、地元ナビゲーターと旅人でグループを作る→ナビゲーターがTODOを編集→アプリから通知→旅人が遂行→アプリから通知→ナビゲーターがTODO項目を追加…とリアルタイムに更新されるTODOリストを元に観光することが可能なわけである。
まさかTODOリストに進化の余地があるとは思わなかった。単純にすごい。
憧れの大阪で4時間
さて、そんな最新技術を使って行う今回の旅は4時間の大阪ひとり人旅。
旅人役は生来のせっかちがすぎて常々観光旅行に向かない私、古賀が。TODOを作成してくれるナビゲーターは大阪在住のライター尾張由晃さんだ。
リアルタイム更新観光TODO ルール
・大阪滞在時間は11:00~15:00
・TODOリストの項目はナビゲーターの自由なタイミングで追加また削除もされる
・旅人は自由にチョイスしてTODOを実行する
・実行しないTODOがあってもよしとする
旅人側に大きな自由が与えられつつ、ナビゲーター側には一度出したTODO項目を削除することもできるといった権限を持たせた。
ほほう、これが最初のミッションか……
さらに、せっかくなので共同編集できるメモ機能も有効につかっていきたい。
尾張さんには各TODO項目についての詳細をメモに入力してもらった。旅人が体験後に感想を追記すると観光手帳にもなる、という寸法だ。
観光ではなく、遠隔操作なのではないか
では、最初のTODOに関する詳細メモを、後日届いた尾張さんからのコメントと一緒にみていこう(以降、青枠で尾張ナビゲーターのつぶやきをはさんで進行しますぞ)。
古賀さんから観光案内をしてください。との依頼があった。喜んで引き受けたらば「遠隔で」とのこと。候補地もこちら任せということで、「観光」ではなく「遠隔操作」なのではないかと思うが、やってみよう。
さて、一発目はどこにしよう。まずは腹ごしらえしてから動いてもらうために飲食店。記事にするにはちょっとおもしろいところがいいだろう…。
TODO 1 「喫茶Y」
パッと見は普通の喫茶店だけれど異常に料理が出てくるお店。
定食を頼むと食べ終わるまでいくらでも料理が出てきます。ただの大盛りの店ではなく店主の気分で料理が出てくるのと、常連さんが料理を運んできたりとよくわからない環境になっています。
「なんじゃこりゃ」って気分を求めるならこちら(
斎藤充博さんが行っていますが休業だった店です)。
2009年に斎藤さんが行くも休業日だったという伝説の店
TODO 2 「中崎町の謎の店、はまゆう」
看板のない、倉庫のような見た目の場所で90歳を超えるおばあちゃんが長年営業しているという「はまゆう」。メニューはなく、おばあちゃんお任せ定食一択。
帰りしなにお菓子を持たせようとしてくるらしく、まさにおばあちゃん所に遊びに来た感満点。ほっこりしたいならばこちら (私は行ったことないのですが、行ってみたい枠で)。
TODO 3 「たけうちうどん 」
大阪で1、2を争うくらい美味しいうどん屋さん。しなやかさとノビは唯一無二。しかもトッピングの鶏天が絶品の麺に負けないくらい美味しいので怖ろしい。
おすすめメニューは「鶏天ぶっかけ」。結構量が多めなので「鶏天ぶっかけの冷、麺少なめの鶏天三個」とオーダーしてください。
おもしろおばちゃんの変な定食屋に、おばあちゃんの看板の無いほのぼのとしたお店。これだけで一本記事が書けそうなフックのある所を選んでみた。うどん屋さんは単純にオススメである。古賀さんはどこを選ぶか。
どこをチョイスしようか悩みつつ大阪へ。「今日は観光!」と思うとついつい新幹線で富士山を撮ってしまいますな
悩むが、これは気楽だぞ…!
いきなりかなりとんがったTODOが来た。さすが尾張さん……。行くとしたらどれか1つか、2つまわれるか…。TODOリストが次にいつ更新されるかも分からないのでかなり悩む。
が、同時に「うわ、この観光すんごい気が楽!」ということにハッとしていた。行きたいところ満載、食べたいものたくさんの大阪観光にもかかわらず、たったの3つから選べばいいのだ。
AKB的な大勢アイドルグループはみんなかわいいんだけど数が多すぎていまいちどうしていいかわからない派の私だ。これは助かる。
よし、ひとつ目の行き先、きめた!
大阪駅到着。google mapで出たルートに従ってバスに乗った。広告のローカルネタにしびれる
到着したのは「たけうちうどん」。メモに大阪で1、2を争うくらい美味しいとあったうどん屋さんである。
チョイスをナビゲーターに知らせるべく、先にアプリからTODOリストにチェックを入れてお店へ。
つねにふんわりと誰かしら並んでいた。本気の人気店…!
ここを選んだのは注文が尾張さんメモでがっちり指定されている、という理由が大きい。
店に入ったらただ私は「鶏天ぶっかけの冷、麺少なめの鶏天三個」と言えばいいだけときた。こうなったら人まかせの楽な観光というのを味わいつくしてやろうじゃないか。
「鶏天ぶっかけの冷、麺少なめの鶏天三個」
目の前に登場してすぐ「あれ、大阪来てこういううどん食べていいんだっけ…(ほらもっと、お出汁が透明で~とかそういうのじゃなくていいのかな)」と思ったばかは私である。
食が……見直された……!
一口食べて、わっとなった。
味わいの説明は尾張さんのメモどおりなので思い切ってはぶく。とにかく、おいしかった。
おいしすぎてちょっとショックなくらいだ。
全てのうどんに、鳥天、いや、鳥肉に、天ぷらに謝りたい気持ちになった。ごめん、君たちの本域をいままで味わってやらなくて…。本気出すとこんなにおいしいんだね…!
(いい意味で)がーん
思えば、ここしばらく私はおいしいものを諦めていた。健康が損なわれなければ食事なんて普通でいい。そう思っていた。
それじゃだめだ!
もっとちゃんとおいしいものを食べたほうが、いいぞ! ……強く自分の肩をゆさぶる、そんなうどんだった。
TODO消えた! で、追加きた!
ゆさぶられた肩をマフラーで巻いて外に出ると、TODOリストが更新されたという通知が来ている。尾張さん、更新してくれていたのだ。
確認すると、「喫茶Y」と「はまゆう」は削除され、新しい項目が追加されていた。
近くの公園のタコが、公園のタコとしてかなり完璧だった
frognoteから古賀さんが更新したという通知がきた。あっ、たけうちうどん!?
ネタ感強い所ではなくうどんなのか。もしかして、古賀さん、うどん好きなのかな。とすると私が案内に選ばれたのも分かる(※)。美味しいうどん屋巡るから教えろよ。ってことなのかもしれない。
(※古賀注)尾張さんはうどんファンとして有名です
尾張さんの追加したTODOとは。次のページへ続きます。
Frognote上の「たけうちうどん」の共有メモには「おそらく今後定期的にこのうどんの夢を見るだろう」と記入しました。
TODO 4 「ガッシリコシが強いうどん、白庵 」
むにょーんと伸びるたけうちうどんとは全く違う、噛めばガシッと跳ね返してくるタイプの剛麺のうどん屋さん。
噛めば噛むほど美味しいといううどんに対して思ったことない体験をさせてくれます。香り高いお出汁と麺だけでいただく「ひやかけ(小)」をどうぞ。
TODO 5 「梅田スカイビル 」
定番観光枠。建物がカッコいい。上空でわざわざエスカレーターが設置されているなど不思議な建物で、出来てからかなり経つのに最近すごく人気になっています。分かる。確かにカッコいいですよ。
TODO 6 「中崎町の駄菓子屋 」
梅田にほど近いながら戦火を逃れた昔の大阪の町並みが残る中崎町。
カフェや雑貨屋、お洋服屋さんなどレトロオシャレエリアになっていてただ歩くだけでも楽しいのですが、その中でもオススメは昔ながらの駄菓子屋さん。おとなになってもワクワク感がたまりませんぞ。
TODO 7 「QRコード見てきて」
観光感は薄いですが気になるものとして、JR大阪駅からJR新大阪駅に向かう際左手のビルに大きくQRコードが出ていて読んだらどうなるのかとずっと気になっています。もし気になったら見てきてください。
これでどうだ。お望み通りのうどんと、定番の人気スポット、後は小ネタっぽいのを挟んでおけば形は成す。
うどんかな。うどんかな。いいなぁ、うらやましいなぁ。
眠れる「一望欲」が呼び覚まされた
追加TODOを見ておどろいた。またうどん?! 尾張さん、私がおいしさに感激してうどんに対する第三の目をオープンしたのに気づいたのだろうか。
しかしおなかはいっぱいだ。うーむ。
なにげなく見上げたらビル一面におっちゃんが。毎日放送の社屋だった
結局、次に行く場所として梅田スカイビルを選んだ。「せっかくだから大阪を一望してみたいわね~」と思ったのだ。
これまで自分には高いところで景色を眺めたいという、一望欲的なものはなかったのだが、今日は観光するんだ、という腹をくくっていると人は高いところにのぼりたくなるのかもしれない。
向かう途中、歩道橋をすりぬけるように曲がる高架がかっこよかった。まだ歩いたことがない都会って何を見てもぐっとくる
昭和的フォントの八光オートガスなめでの梅田スカイビル。しびれるなあ
心なしか、近づくとビル自体からゴウンゴウンいっているように聞こえた
おおー、梅田スカイビルだ。実際に見たことはないが有名なものをみる。「これがあの…」は、やっぱりおちつく。
尾張さんに到着をしらせるべく、リストにチェックを入れた。
ビルのすそ野では玉ネギやカブを栽培しておりすごい親近感(都市に里山を形成しようという取り組みの一環らしい)
むろん屋上展望台こと「空中庭園」へ。エスカレーターファンの田村美葉さんをして
「西の王者」と言わしめた「あの部分」のエスカレーター!
尾張さんによるとリバイバル人気が盛り上がっているスポットだそうなのでもっとスカした場所かと思っていた。
のだが恋愛成就の大明神的なうかれた企画などが展開されるなど思った以上に昔ながらの観光地感がある。おしゃれだけど音楽の趣味は普通、みたいなとがらないいい人っているだろう。そんなスポットであった。
「空中庭園MAP」には人のイラストが配置されていたのだが…
どの人も神妙な顔つきだった。良い。
展望台はさらに屋上にも出られるようになっている。運よくそこで女の人のグループが「あっちが大阪城で…」と解説していたので横でちらちらと聞かせていただいた。
これがOSAKA…。フォントの名前になる街…。
そうして繁華街とは別の方面、新淀川の頼もしさに目を奪われていたのだった。
一方そのころ尾張さんは次なるミッションを入力してくれていた。
おっと、古賀さんからの通知。ん…?スカイビル…?
これっ、もしかして、アレかな。ホントに観光したいのかな。そうか、企画が観光だったもんな。そうなのか、普通に観光地を挙げていけばいいのか。
TODO 8 「道頓堀のグリコ→くいだおれ太郎→アメ村のクリスタルベンツ 」
ベタベタな観光を是非。道頓堀のグリコに行って、くいだおれ太郎を見る。そしてその近くのアメリカ村に全面スワロフスキーでコーティングしているベンツが展示されているのでそこまで見て、「大阪やなぁ」とお思いください。あと、道頓堀でどれだけ自撮り棒が使われているのか見てきて欲しいです。
TODO 9 「国際会議場前の看板がずっと揺れてない? 」
大阪国際会議場の交通看板がずっと揺れてるんですよ。ちょっとだけ。プルプルプルプルって。
風がなくても揺れてて何でだろう、自分しか知らないし、人に見てきてもらうのもな…。って思ってたので見てきてもらえれば、って思ったんですが、違いますね、これ。違うわ。企画趣旨違うわ。あー、違う、揺れてなかったかも、揺れてなかったかもしれないです。
ベタな観光地を加えつつ、自分の興味ある所を書いた。メモ部分で2こめのやつは否定しておいたので心置きなく観光できるだろう。
記念写真を撮ってもらってたら通知きました
うどん屋さんのミッションが削除され、あらたに2つの項目が追加されている。
ここへきてさらに本気の観光地がぶっこまれた。そうか、そうくるか。あとは…「国際会議場前の看板がずっと揺れてない? 」ってなんだろう。
プルプルをもとめて
観光欲は梅田スカイビルでそこそこ満たされた。ここらで意表をついたTODOをこなしてみようずら。2ヶ所をまわって、語尾がかわるくらいリラックスしてきた。
さあ、国際会議場ってどこにあるんずらかのう(語尾が変なのは以上です)。
バスは乗ったので次は電車に乗って移動。今回の旅、移動手段は自分にまかされているのもいい。大阪環状線で福島駅へ
国際会議場はグランキューブ大阪ともいう会議と展示の施設。おはずかしながらこれまで聞いたことがない場所だ。大阪駅からひとつ目の福島駅で降りてからぼちぼち歩く。
この機会がなかったらもしかすると一生来られなかった場所…そう思うとすべてが輝いて見える。旅の真髄をみた思いだ。地味枠のミッションだが選んでよかった。
ぎゃっ!玉江橋からの眺め、かっこいい!
リーガロイヤルホテルの飾りがギャグ漫画の爆弾っぽい
木に紙風船のようなものがいっぱい飾ってあった
そしてグランキューブ大阪に到着!
尾張さんにまずは到着を知らせよう。TODOリストにチェックを入れて、さて看板はどこか。
屋根の下なのに立派な木が植わってる。カフェもかっこいい
メモに記された場所のストリートビューと合致する看板を発見。凝視。
Frognote上の「梅田スカイビル」の共有メモには「空中庭園では外の景色はもちろんMAPの人々の顔つきも必見」と記入しました。
プルプル確認できずも、来てよかった
看板はプルプルしていなかった。
看板がプルプルするにはなんらかの必要条件があるはずで、単にこの日は条件を満たしていなかったということだろう。とまじめに考えたが、条件が合致していたとしても看板がプルプルしてるだけである(「だけ」なんていって尾張さんすみません!)。
むしろ普通に暮らしていたら来られなかった場所に、看板プルプルという言い訳ありきでぽーいと放り出される楽しさを味わえたのが大きい。
たとえば見たことのない量販フォントに関心し、
居住地域には展開していないチェーン店のメニュー表をしばし眺めるなど。知らない街の楽しさ!
ひとり旅というのは今まで自分には一切向いていない趣味だと思っていたが、いいものなんじゃのう。
しかし私のこのTODOチョイス、尾張さんは困惑したようだ。
通知が来た。えっ! まさかの国際会議場。マジで?! ちゃんとあの看板は揺れてたんだろうか、いや、揺れてたとして、古賀さんは楽しかったのか…。なんか申し訳ない気持ちになってしまう…。
そろそろいい時間になってきたのでこれが最後。締めにコテコテの大阪っぽい所に一択で行っていただきましょう。
みたことないテレビ番組らしき広告…と思ったらここもテレビ局(朝日放送)だ
TODO 10「串かつ松葉で締め」
最後は地下鉄東梅田駅の名物、立ち食い串かつ「松葉」でお締めください。綺麗にオシャレになりゆく梅田で最も人の目に付く「昔ながらの大阪」感溢れるお店。立退きやらの話題が出ているので今のうちに是非!
バスで大阪駅まで戻った。「おりば」かっこいい
飲食店街の風情と串かつ
わ、そうか。今日は4時間1本勝負のスケジュール。まだ14時だが旅はもう仕上げに入らねばならない時間帯なのだった。
指令は串かつ。名物というと「どの店にいったらいいかわかんない」の最たるところだろう。それが今日は迷いなくズバッと動けるのだ。せっかちの私にはたまらない。
この光景を目にするや、ガッツポーズ。風情!
東梅田の松葉は新梅田食堂街という飲食店街の一角にあった。
ここがまた、せまいところにみっちみちに飲食店が入ってる場所ファン(私)がいかにも大喜びという場所だったのだ。
そして到着。うはー
中をのぞくと、片隅にはだるまストーブが、そして大きなカウンターの中には「ちょっと多すぎないか」という店員さんがお客を待ち構えている。
こういう店、どうだろう、みんな好きでしょう。あたいだってそんなもん大好きである。
正直、わくわく半分、緊張半分だ。興奮を抑え、まずは尾張さんに到着をしらせるべく心をこめてTODOにチェックを入れた。
松葉の通知が来たのでナビゲーターとしての役割もこれで終了。
果たして今日の案内はよかったのか。終わりよければ全て良し、松葉の串かつならばきっと満足していただけたであろう。
はい! 満足ゲージがぎゅんぎゅん上がっております
夕方前ということもありお客はまだまばらだが、全員当然飲酒体制である。名店への敬意を表しきゅっとしめた唇が、わくわくで口角側からどうしても開いてくる。
ついに口全体が半開きになったタイミングでビールがきたので、すみやかに飲んだ。
大阪で串かつを食べるのは初めてでしてバットのソースに串をひたすのも人生初でした。緊張した!
どうみても観光客の私が大興奮、という様子でひとり乗り込んできたのをみて、年齢的に私よりかなり上の女性の店員さんがちょっと苦笑い的にほほえましそうに見守ってくれて、照れた。
この店員さん、私がマフラーをぐるぐるに巻いたまんま串かつにかぶりつくのをみて「巻きっぱなしだと絶対ソースたらすから、とりなさいな」的なことを関西弁で言ってくれたのだが、このとき取ったマフラーを会計のあとまんまと忘れそうになってその方と目を合わせて笑ったのが、ちょっと良すぎる思い出になった。
もちろん串かつもおいしかった。この店は揚げ置きしつつ揚げたてが目の前にどんどん並ぶ(そこから好きなのを取る)システムなのだが、揚げ置きという文化も私は好きだ。
大阪駅へ戻る途中、歩道橋から中津方面を見ると…高架から車が滑り降りてくる。…あ!この高架、
たけうちうどんから梅田スカイビルに向かう途中でみた高架か。張ったつもりなかった複線を回収
そういや、誰とも喋ってないや
店員さんと目をあわせて笑って気づいたのだが、そういえばこの日は1日ほとんど誰とも会話をしていない。
旅といえば地元の方との交流の楽しみもあるとは思うが、うっかり引きこもり旅を満喫してしまった。静かな興奮が続く、そんな旅でした。
楽しかった!
大阪→新大阪間にあるというQRコードのTODOがあったのを忘れてはおりませんでしたぞ! しかしはりつきで見張るもみつけられず…
チャレンジするだけチャレンジしたので、チェックはつけちゃえ(今更ですが、アプリの画面はこんなかんじでした)
QRコードの真相は日をあらためてまた見に行きます。まわれなかったTODOもひそかに次回へ持ち越すぞ。
JR東海のキオスクによくいるこの子たち、名前あったんだな(着ぐるみもいるらしい)
ホームの伊藤ハムの広告、ついじっくり見ますよね、と最後まで旅気分でいろいろ写真を撮っていました
では、今日こなしたTODO項目のメモに、感想を記しつつ帰ります。
誰かいるのにひとり旅
つきっきりでおすすめスポットをピックアップしてくれるのに、ひとり旅。思った以上に「こんな旅の手法があったか」という新鮮味をストレートに堪能してしまった。
しかしこのあと、時間の配分ミスでお土産を買いそびれてしまったのだ。新幹線下車駅の新横浜(超近所!)でシウマイを買って帰った。
TODOリストがなくなると一気にこのざま、これが私の観光力か…と自宅に戻って改めてひざをついた。尾張さん、本当にありがとうございました。
Frognote上の「QRコード見てきて欲しい」の共有メモには「QRコードは見つからなかったけど、お土産屋のくいだおれ太郎の靴下がアイドルグループっぽかったです」と記入しました。