水族館は高い
日本はもちろん世界中にある水族館。イルカのショーやアシカのショーなどもあり一日楽しめる施設と言ってもいいかもしれない。入館料が動物園と比べれば高いが納得できる施設だ。ショーを見たいし、タッチもしたいのだ。
イルカのショー!
もちろんショーだけではない。通常では見ることのできない生物を見ることもできる。最近ではダイオウグソクムシなども話題だ。それらを見れるのだからある程度の入館料は許容範囲。地主調べでは鴨川シーワールドが2800円で日本一高い。でも、全然安い。シーワールドにはシャチもいるのだ。
シャチを見てみたい!
それよりも高い水族館がフランスに存在する。かつては「世界一高い水族館」と言われていたらしい。その値段は25ユーロ。約3700円。割と贅沢した飲み代だ。今はそれよりは値下がりしたようで19.90ユーロ(3000円弱)。日本の水族館とあんまり変わらないと思うかもしれないが、行ったら分かる。高いのだ。
世界一高いパリの水族館「シネアクア」
パリの地下が水族館
エッフェル塔から5分ほど歩いた場所にある水族館「シネアクア」。パリの地下に広がる水族館である。500種類、15000匹の魚などを見ることができるそうだ。また名前からも分かるように映像との融合が特長らしい。それらを聞けば3000円弱の価値があるように思える。
ナショジオ流れてた!
3つの上映室があったが流れているのは3Dアニメやナショナルジオグラフィックだった。面白いのだけれど、水族館に来てまで見たくはない。館内もそんなには広くなく、イルカやアシカのショーもやっていない。というか、そもそもイルカもアシカもいない。この金額、日本ならシャチのショーも見れるのに。
人が少ない!
魚も少ない気がする
タッチプールはどうだろうと思い見てみると鯉だった。タッチプールが鯉とは斬新。日本ではあまり体験したことがなかった。遠足に来ていた地元の子供には人気で、「キャー、キャー」言いながら触っていた。鯉は人気らしい。
結構な盛り上がり
日本人はそんなでもない
鯉を見慣れた日本人である私は終電を逃した飲み会の朝四時みたいな感じだった。とは言え、サメに力を入れている水族館のようで、サメの写真や骨が多く展示してあった。また泳いでいるサメもいた。
サメだ!
日本とフランス
20分だった。パリの水族館での滞在時間。水族館は大好きなのだけれど、あまり見るところがなく20分で出てしまった。私と同じタイミングで入ったおそらく地元の人もそれくらいで帰って行った。3000円弱。安くなったとは言え高い。世界一高い水族館だと思う。時給にすれば約9000円。高い。
高かったな
鯉で盛り上がるフランス人、そうでもない日本人。やはり国が違えば人は違うのだろうか、と思っていたがルーブル美術館近くの橋に行ったら、やはり人類は一緒だと感じた。南京錠にカップルで名前を書く文化があるのだ。
橋に南京錠!
永遠の愛を誓って南京錠に名前を書く。フランスではそれを橋に付けていた。日本にもそういうポイントがある。江ノ島などが有名ではないだろうか。皆、南京錠に愛を願うのだ。世界はひとつなのだ。
フランス・パリ
日本・江ノ島
私も誓った。南京錠に。以前、江ノ島でも誓ったので、フランスでも誓うことにしたのだ。問題は、江ノ島でも自分の名前だけを書き、フランスでも自分の名前だけを書いたこと。私は何を誓っているのだろう。人は場所が変わってもやることは変わらないらしい。鯉にテンションが上がらなかったのもそのためだろう。
一人南京錠をつける
何を誓ったのだろうか
キスしたい!
「
Sai.mignon(サイ ミニヨン)」という芳香剤の取材でフランスに行った時に訪れた水族館だった。この水族館はガイドブックにも書かれていないに等しい扱いだったので、ガイドブックは正しいと知った。それと私の南京錠は何を誓ったのだろう。改名しないことだろうか。カップルはキスしながら南京錠を付けていて、南京錠よりキスしたいと強く思ったのを覚えている。