朝エッセイ 2026年6月19日

畳まれたナンで目がバグる(2026.6.19 朝エッセイと更新情報)

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文:伊藤健史 

伊藤です。

昼食の弁当を何にしようかとぶらぶらしていたら、インドカレー屋の店先にテイクアウトのバターチキンカレーが並んでいました。底の深い容器にカレーのルーがたっぷりと注がれ、手前のスペースにはきれいに折り畳まれたナンが入っています。

たまにはいいんじゃないのと買い求め、オフィスの席に戻りました。

昼休憩とはいえ職場の席でナンをばさっと広げるのは、リラックスしすぎなのではないか——といったそこはかとない肩身の狭さもあって、畳まれたままのナンを端からむしってはルーにひたして食べていきました。

最後のナンを食べ終わると、いつもではありえないほど大量のルーが残りました。

なんでこんなことになったのだろう。畳まれてコンパクトになったナンを無意識のうちに小さくちぎっていたのではないか。表面積はかえって増える?いや、指でつまむぶんはひたせないので、小さくちぎるほど一片に対するその持ち手の割合が増えて、ルーの量は少なくなるのでは.......どうなんだろう、わからない。

というより、ここで気付きがありました。いつも何気なくちぎってつけていたあのナンは、自分の目がその大きさとルーの量をとらえ、いい感じで食べ終わるように、無意識のうちに演算をしていたのだ、と。初めて目にした「折り畳まれたナン」で、その演算がバグったのではないか。

折り畳まれたナンで、目がバグる。

地上に落ちるりんごを見て万有引力を発見したニュートンのような気分になり、私もここから歴史的な法則を見出せるかもしれない、と思いました。

しかし、思索の結果出来上がったのは、生成AIに作らせた「ナンをちぎる最適な大きさを計算するシュミレーター」でした。凡人万歳。

本日の記事の紹介です。 

目に入る森羅万象をぬいぐるみ化するとりもちさんが換気扇をぬいぐるみにしました。「部屋の空気がこもっている」というリアルなストレスからはじまっているのが興味深いです。除湿剤とか仕込んでおけば湿気は取れたりして。


西村さんは知られざる千葉のご当地グルメを探求します。その名も「豆造(とうぞ)」。まったく漢字変換できませんでした。なんだこれは。「陸の塩辛」という魅惑のキャッチフレーズで売られるワンダーな郷土食の正体は記事でお確かめください。


16時の「これすご」こと、これすごくない?は北海道のプリンのエモい説明書き。というかこの丸いプリンの存在をはじめて知りました。玉ようかんみたいな感じでしょうか。何から何まですごい。

暑かったらためらうことなく、エアコンをつけようではありませんか!

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