編集部 石川です。こんにちは。
昨日から始まっております、年度末「ふつう」特集。年度末とふつうに何の関係があるのかはまったくの謎です。というかそこまで深く考えてなかったというか……。
本日のラインナップです。
ふつう特集って、みんな普通のものを対象に書くわけじゃないですか。そうすると記事も「あーふつう~」って感じのが並ぶと思うじゃないですか。違うんですよ。対象が普通だとですね、行き場を失った「ちょっとトリッキーなことしたい気持ち」が、ぜんぶ文章に出るんです。
たとえば、いきなり16時からいきますが、古賀の記事。冒頭部を引用します。
Close your eyes……
あなたの目の前に「ケーキ」があります。
「ケーキ」です。
思い描いてください……。
いきなりのクローズユアアイズ。歌詞か?サブスク時代に対応してサビ始まりになった歌詞か?そのわりには90年代ポップスっぽい英語遣い。なんにしろ、これがふつうの魔力です。
つぎ、11時の谷頭さん。
キャンパスノートのモデルは新幹線であることを記事1本にわたり延々力説しています。おかしいな、エイプリルフールはまだ明後日のはずだが…。
一方で手堅くきたのがJUNERAYさんと松本さん。かたやソムリエの資格持ち、かたやB級グルメの著書を持つ、いずれも味の手練れたちです。
JUNERAYさんはいろんなコーヒーチェーンで「ふつうのコーヒー」を頼みます。例えばタリーズのコーヒーはこう。
飲んでみたところ、喉にじんわり残る苦味が面白かった。カカオ70%のチョコレートを食べたときの感覚によく似ている。
「ふつう」に対して解像度の高さを武器に真正面から挑んでいます。もはや雄姿です。
松本さんはふつうのカップラーメン食べ比べ。
画像1枚でこのデータベース感よ。記事中でもOEM元による味の違いなど、味覚アンド論理で「ふつう」を丸裸にしております。
「ふつう」というプレーンなテーマで浮き彫りになったライターの個性。お楽しみいただければ幸いです。
そして今日はもう1本、ホームセンターのカインズが運営する「となりのカインズさん」にも、記事を寄稿しております。
執筆はライター伊藤さん。タイプミスに頻出する「よろしく尾根ギアします」、あれを実物にしました。
仕事してるとあれだけよく見かけるのに、動いている実物が公開されるのは世界初です。雄大すぎる動画はぜひ寄稿先ページでご覧ください。
以上、改めて本日のコンテンツです。
では今日も楽しい一日を!