特集 2023年5月17日

埼玉県八潮市に誕生した「八潮スタン ハラール屋台村」の楽しみ方

楽しいぞ、ハラール屋台村

勝手な勘違いで妄想していた「一人当たりの料金 3500円」のお任せハラール料理が幻に終わってしょんぼりしていたけれど、友人とアスリさんのおかげで、それ以上の楽しみ方を発見できた。

やっぱりまたハラール屋台村に来てよかった。

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働き者のアスリさんが「鉄板熱いので気をつけてください」と運んできてくれた。
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タッチパネルで注文したとは思えない本格的な料理。もちろんうまい。
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ピザのように切られたカシミーリナン。
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ナッツのコクとドライフルーツの甘さがあるので単体で十分うまい。味の濃い料理と合わせるならロティが正解だったかな。あと二人くらいいれば、もっといろいろ頼めるのだが。
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カシミーリナンの中身をどうぞ。
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サモサチャートは砕かれた状態で出てきてびっくり。重なり合う味と歯ごたえが華やかで、数人で摘まむのにちょうどよいメニュー。お酒が欲しくなるけれどハラールなので当然売っていない。
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レタスのはみだし具合がうれしいチャプリバーガー。肉はビーフとのこと。
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カリっと焼かれたチャプリ・カバーブ、たっぷりの野菜、厚みのあるパンという組み合わせ。パキスタンにハンバーガーのイメージが全くなかったけどおいしい。
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ハラール屋台村、楽しい!
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せっかくだからデザートも注文しましょうか。
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緑色の「すあま」みたいなカジュ・パティサを注文。
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ちょっと調べたらカジュはカシューナッツ、パティサはひよこ豆の粉とギーと砂糖を練ってカルダモンで香り付けしたものらしい。これがそうだとは限らないけど。
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ねっちょりしているかと思いきやジャリジャリの食感で驚いた。黒いのはあんこではなく黒糖のようだ。
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友人はラスマライをセレクト。「ラス」は「ジューシーな」、「マライ」は「クリーム」だとか。
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たっぷりのクリームと一緒に食べるようだ。
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二つ入りなので一つもらった。フカフカしたスポンジ状のチーズみたいな知らない食感がおもしろい。クリームはカルダモンが効いていて、そこまで甘くない。

ごちそうさまでした。

お酒を飲まない食事会もいいなと最近になって思うようになってきた。


八潮スタンのハラール屋台村は、ハラール料理を食べたことがない人をやさしく受け入れつつ、その道のマニアをも喜ばせる奥行きのある店のようだ。

訪れたお店が楽しいかどうかは、注文の仕方や料理の理解度によって大きく左右されるということがよく分かった。こちらの度量次第であり、ランチでビリヤニを一回食べただけだったら、ここの魅力を半分も理解できなかっただろう。

だが私はまだまだこの店のすべてを堪能しきれていない。アスリさんが作るマレーシア料理や自家製麺のハラールラーメンを食べていないし、いつかマトンカラヒも頼まなくては。パキスタンの料理やスウィーツに興味のある同好の士を6人くらい集めたら、すごく楽しい会ができそうだ。

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突然の伊勢うどんで恐縮です。
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