山田うどん食堂が山田そば食堂になっていた
ファミリー食堂山田うどん食堂である。
食堂という単語が二つ並んだ、赤いカカシがトレードマークの店へとやってきた。
久しぶりに来た山田うどんは記憶よりも黄色かった。
![IMG_1495.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/7416/4067/5493/IMG_1495.jpg)
入口の横に、どーんと生そばの告知がされていた。
「茹」から「生」になって品質UPしたらしい。
![IMG_1493.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/5316/4067/5517/IMG_1493.jpg)
「うどんは茹でのままでいいんですか?」と心の中で問いかける。
「ここは山田うどんじゃなくて山田そばなんですか?」と声に出そうになった。
よく見たら私への答えが書かれていた。
![IMG_1494.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/4116/4067/5492/IMG_1494.jpg)
一種の冗談だとは思うけど、山田そば食堂だと自ら名乗るくらいの自信があるらしい。
山田食品産業はそば部門とうどん部門が別部署で、仲が悪かったらおもしろいなと思った。
生そば、おいしかった
入店してメニューを見ると、表紙からバーンと生そば押しだった。
天下一品のあっさり、大勝軒の中華そばみたいな立ち位置ではない。山田うどんのそばは、もはや堂々の看板メニューである。
「じゃない方麺類(じゃない方芸人みたいな)」じゃないのだ。
![IMG_1462.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/1916/4067/5502/IMG_1462.jpg)
メニューを開いて確認すると、茹でうどんも生そばも値段は一緒のようだ。最安のたぬきうどん・そばは280円(冷は+20円)。安い。
せっかくなのでお品書きのトップに記載された看板中の看板、790円の「3種盛り大えび天ざるうどん・そば」を注文。
![IMG_1465.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/3516/4067/5504/IMG_1465.jpg)
注文してすぐに料理がやってきた。
たっぷりの大根おろしがうれしい。
天ぷらはエビ、マイタケ、イカである。ナイスセレクト。
![IMG_1467.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/6116/4067/5505/IMG_1467.jpg)
これが山田うどんの生そばか。
![IMG_1469.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/9116/4067/5507/IMG_1469.jpg)
生そばといっても生ではない。正確には生そばを店で茹でたもの。
これまでは工場で茹でたそばを、店でもう一度茹でていたのだ。
この説明必要ですかね。
![IMG_1474.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/3116/4067/5509/IMG_1474.jpg)
あ、おいしい。
ちゃんとしたそばだ。
つるつるのしこしこ。
以前に比べてすごくおいしくなっている!といいたいところだが、そもそも山田うどんでそばを食べるのは人生初。だいたいパンチ(もつ煮込み)定食とか、かつカレーを食べているので。
![IMG_1484.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/8216/4067/5515/IMG_1484.jpg)
そりゃ「山田そば食堂」って書きたくなるよなと思った。
いっそ「蕎麦処 山田」にしたいのでは。
![IMG_1491.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/1716/4067/5513/IMG_1491.jpg)
そば業界に詳しくないけど、山田うどんのざるそばは300円で食べられるそばの最高峰なのでは。今後うどんはどうなるのだろう。
このそばは自社工場で三十年、そば作りに精通した職人が精魂込めて作り上げているらしい。今度インタビューをしてみたいなと思った。