広告企画 2020年7月16日

ひとつだけ旅に持って行くならキューちゃん~ご飯のおともぜんぶ乗せました~

優しさとパッケージの気づかい「なめ茸」

まずは北海道代表、アンテナショップでも激推しだった「なめ茸」である。

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なめ茸。

注目してほしいのはこのパッケージである。すごく出しやすく保存に適している。ちょっとずつ毎日食べたい、そんなリクエストに見事に応えた形といえる。正直珍味は全部これに入れるべきなのかもしれない。

以下、試食したときに出た感想を箇条書きで書いておくので参考にしてください。

・なめ茸でしょ?となめていた自分を恥じました
・優しい味。濃すぎないからずっとなめていられる
・なにしろパッケージが便利。よくわかってらっしゃる

なめ茸は明太子なんかに比べると地味な存在かもしれない。名前からして「なめ茸」だ、パンチに欠ける。しかしその実力は計り知れない。広がる風味とやみつき食感。これ、ごはんだけでなく炒め物とかにも使えるんじゃないか。さらにこれにウニが入ったバージョンも売られていたので次はそっちを買ってみたいと思います。

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思い出の味「キューちゃん」

次は愛知県代表「きゅうりのキューちゃん」である。

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キューちゃん。

キューちゃんは僕の実家である愛知の食卓にはかならず置かれていた。そういう思い出が強いので、ちょっと冷静な目で見られないところがあるが、かといって外すわけにもいかずに用意した。我が家では朝でも昼でも夜でも、たとえ主食がパンや麺だったとしても、父も母も祖母も姉も、みんなキューちゃんを食べていた。

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懐かしいを通りこしてもはや空気のような存在。

毎日のように食べ続けた結果、こういうところに持って出るのがなんとなく気恥ずかしくなってしまった。友だちに家族を紹介するみたいな感覚だろうか。言ってしまえばただのキュウリの漬物である。それなのにキューちゃんには、みんなが高評価を付けてくれた。

・食感まで美味しい。安心する
・お弁当感
・しょっぱすぎなくてずっと食べていられる
・旅に一つだけ持って行くならこれ

旅にまで持って行きたいという意見には他人事ながらちょっと照れた。愛知県限定ではなく、大きなスーパーならどこでも売られているという点も安心ポイントなのかもしれない。これからも食べ続けると思います。

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「ままかり」はもはや一品料理

次は岡山県代表「ままかり」。まま(ご飯)を刈るからままかりである。望むところだ、こちらから刈られに行きたいと思う。

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焼いてさらに酢漬けにしてあるこだわり。
・これは一品料理ではないか。ご飯のおともと言っていいのか
・おせちだろう
・動物性のものが美味しいのは当たり前でずるい

 美味しすぎてずるい、という意見が目立った。ままかりからするとそんなこと言われても、である。

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これ「今日のメイン」で通るよ!とは編集部古賀の弁。

ままかりは確かに煮干しの佃煮にはないメイン感がある。わっぱ弁当にご飯の上にこれが一匹乗っていたら、わりとおしゃれなんじゃないだろうか。いつか子どもの弁当に入れて困惑させたい。

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甘さの中に豚肉あり「あんだんすー」

沖縄の油味噌は沖縄言葉で「あんだんすー」という。

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あんだんすー。
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辛いというよりむしろ甘い。
・甘い味噌かと思ったら豚肉が入ってるじゃないか
・そんなのずるい
・ずっとなめていたい
・おにぎりに入れるならこれ。絶対子どもも好き

僕は前にしばらく沖縄に住んでいたので「あんだんすー」は当時から大好きで食卓にも常備していた。甘いわりにご飯にも野菜にもお酒にも合うのだ。許容範囲が謎に広い。久しぶりに食べたのだけれどやっぱり美味い。家では大きな瓶入りを買っていた。

 

アメリカにもご飯のおともってあるのかな。
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