鶏の丸焼きを買いたい
今回撮影したのが12月中旬頃だったので、クリスマスまでもう少しである。町はイルミネーションできれいだ。
そして今回の目的である鶏の丸焼きだがどこで買えばいいのか。調べたらクリスマスの時期にテイクアウトやデリバリーで販売しているお店が多い。おれたちのファミリーレストランガストでもこの時期に販売をしている
丸ごと出すお店もあれば、食べやすいようにハーフサイズを2つ入れて1匹分にした出すお店、切り分けて出してくれるお店もあるようだ。
そして、世の中には「ローストチキン」と「ロティサリーチキン」があるらしい。ローストチキンは、普通のオーブンやグリルで焼くのに対して、ロティサリーチキンは専用のロティサリーオーブンを使って、串刺しにした丸どりを回転させながら焼いていくそうだ。
丸ごと出すお店を探したら、いろいろあったが広尾で見つけた。ロティサリーチキンを提供してくれるお店だ。
店内でも食べられるが、テイクアウトもできるらしい。今回はテイクアウトにした。事前に電話で予約をした方が待たなくていいとのことで、予約をしたのだが「切り分けはどうしますか?」と聞かれた。大きい丸焼きを見たいので「そのままでお願いします」と注文した。
鶏の丸焼きパーティーin会議室
そして受け取り、パーティー会場に向かう。パーティー会場こと会議室だ。
今夜はパーティーだ。チキンとコーラを用意した。もうすでに楽しいクリスマスパーティーが始まりそうな雰囲気がある。さっそくチキンを開けよう。
これが鶏の丸焼きか、結構ボリュームがあるな。1キロ前後で2~3人分あるらしい。
よし食べるかと思ったが、これどうやって食べるのか。どうやら、部位ごとにナイフで切って食べやすく、そして部位ごとの味や食感の違いを楽しむのが正しい食べ方らしい。
へーそうなんだ。じゃあそのまま食べるか。
手羽やもも、むねなどいろいろな部位があり、それぞれ食感が違うので1人で食べても楽しい。思わず、あわてんぼうのサンタクロースを歌いそうになる。でも、歌わなかった。食べながら歌っている人って、ヤバイ人だと思われるから。取引先の会社でヤバイ人って思われたくないから。
安藤さんから「クリスマスはどうするの?彼女と過ごすの?」と聞かれたが、「彼女なんていないし、この原稿を書きます。誰か紹介してください」と言った。目を見て言った。でも、誰もしゃべらない空間が生まれてしまい、遠くで話している社員の声が聞こえた。
この空気をどうにかすべく「安藤さんはクリスマスどうするんですか?子どもたちとパーティーですか?」と聞いたら「仕事です」と言われて、「あ、そうなんですね」と言った。また沈黙の空間が生まれた。楽しいパーティーってなにかね。
翌日、これだけ食べたら胃もたれをするかと思ったが全然しなかった。鶏肉って胃もたれしづらいらしいよ。クリスマスだけじゃなく、正月のおせちにも鶏の丸焼きを入れてほしい。