ラスト1品にして至高のアトランティックサーモン
と、あぶらかれいとの出会いでじゅうぶん満足だった今回の検証。ところがまたまたスーパーで、これだけは試さずにはいられない食材を発見。
ノルウェー産のアトランティックサーモン
正式名称、タイセイヨウサケ。北大西洋海域に多く生息している鮭の一種で、日本で流通しているほとんどは養殖もの。ゆえに日本の鮭と違って生でも食べられるのが特徴で、回転寿司などでは「サーモン」として人気のネタですね。
もうひとつの特徴が豊かな脂ののりで、これは冒頭の鮭ハラスの失敗を取り返せるかもしれないぞと。
というわけで、今回は例外的に油はひかず、
フライパンで
じっくり焼いて
たれをかけ
完成! アトランティックサーモンの蒲焼
うっおおおおおお!!!!!! こりゃすげぇ!
口に運んで噛み締めるとうなぎと同レベルの脂があふれだし、食感もこれまででいちばんうなぎに近いです。サーモンらしい香りがないわけではないものの、過剰なたれと山椒で押さえ込み、がつがつと勢いよく食べれば、これはもう「満たせる」と言ってしまってもいいんじゃないでしょうか? うなぎ欲を。
丼にしてみた
わはは、うめぇ……
どれも美味しかったのですが
けっきょく最後に鮭類に帰結するならば、今回長々とやった検証に意味はなかったのかというとそんなことはなく、ここまでやって確証を得られました。あくまで、お手頃にうなぎ欲を満たせる切り身の魚、暫定1位はアトランティックサーモン。
もうちょっと気軽に手に入る生鮭でも、ぜんぜんあり。次点はあぶらかれいで、これはもうちょっと調理法を研究したい。さらに次点は、太刀魚。といったところでしょうか。
実際に作られてみて「うなぎではないよね」と思われたら面目ないですが、アトランティックサーモンの蒲焼丼、強烈にうまいことだけは間違いありません。
編集部からのみどころを読む
編集部からのみどころ
もはや探求というより執念に近い試行回数ですが、タイトルでもう結末わかってるんですよね。
でもそれ以外の可能性をひたすら検証して検証して、でも結局出発点の鮭が一番という結論をどんどん研ぎ澄ましていきます。
途中でたびたびルールからの逸脱があるのも、執念に駆られて理性を失っているようにも見えました。猛牛のような原稿!(石川)