特集 2026年6月10日

蒲焼にしてうなぎの次にうなぎ欲が満たせる魚はアトランティックサーモン

もうルールは無視で

さて、そろそろなにかエポックメイキングな出来事が起きてほしいところ。

さわらの切り身が美味しそうだったので買ってきてみました。基本方針の、珍しくない、高級でない、に若干反しますが、もうそういうのはどうでもよくなってきたな。

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さわらの
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さわらの……

あの、さっきからずっと同じことをやってますが、本当はもうだいぶ前から思ってました。

魚がいい色に焼けてきたこのタイミングで、シンプルに塩をふって食べたい! だいぶ長い期間をかけて検証してはいるものの、それでも蒲焼味じゃないシンプルな焼き魚が食べたい!

……はぁ、吐き出した。お見苦しいところをお見せしました。ではあらためて、

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さわらの蒲焼
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完成!

すると、やった、これはかなりいい! 身がふわりと柔らかく、味わいも淡白なので、蒲焼味にだいぶ染まってくれています。特に、腹に近い脂ののった部位はだいぶうなぎっぽさを感じられる気がします。

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勢いで食べれば

しかしながら、うなぎと鮭に共通していたパワフルな脂ののりとは、やっぱりちょっと違うかなぁ。あっさりしすぎている。

お次は、鯛。

これも高級魚の部類に入ってしまいますが。

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鯛の
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蒲焼
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成!

買ってきた切り身が肉厚のなかなか上等なもので、これもハーブソルトなんかでシンプルに焼いたらうまいだろうなぁと思いつつ。

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いただきます

う〜ん、焼き魚の王様って感じの美味しさですね。上品だけど高貴な風味がきちんとある。身がふわふわだけど心地よい食感もある。香ばしく焼けたぱりぱりの皮にもうっとり。

が、いかんせん身が厚いので、そもそも蒲焼のたれが染み込んでいません。こういう良い鯛は、シンプルに塩焼き、もしくはこってりとムニエル、もしくは味を染み込ませた煮つけなどで食べることをおすすめします。

あとすいません、この時だけ山椒を切らしてしまっていたんですが、かけてもたぶんそんなに印象は変わらなかったと思われます。

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珍しめの魚もいっちゃえ

続いては、きす。

天ぷらやフライが定番ですが、スーパーで必ず見かけるわけではなく、今まで自分で買って料理したことはほとんどありません。けどもう、目に着いた新しい種類の魚は、買って蒲焼にしないと気が済まない体質になってきてしまったもので。

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きすの
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蒲焼
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完成!

あれ? あれあれ? 大きさこそ違うものの、けっこう似てないですか? 見た目がうなぎに。というわけで、勢いでごはんにのせてみました。

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きすの蒲焼丼

なるほど。きすは小さい魚なので、こうやって調理すると身が締まりすぎてしまいますね。食感がうなぎとはまったく違う。だから衣で包んで揚げ、ふわりと仕上げることが多いのかな。

ただ、淡白なのでちゃんと蒲焼味に染まってくれ、ごはんと一緒にかっこむとかなり気分は出ます。あまりないと思いますが、きすがたくさん余ってしまったら、変わり種レシピとしていいかも。

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うまかったです

お次は、太刀魚。

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まさに刀

やらないと宣言していたんですが、スーパーで安かったので。

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太刀魚の、蒲……

あの、すみません。ここで限界がやってきてしまいました。ひときれだけ、塩焼きで食べさせてください!

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太刀魚の塩焼き

うめ〜……魚の塩焼き、うめ〜……。クセはないのに旨味がしっかりあって、身が柔らかくてほぐれ具合も心地よく。

って、これは塩焼きの感想であって、もうひときれはちゃんと蒲焼にしましたよ。

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あらためて、
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太刀魚の蒲焼

あ、これは近いぞ! 食感はだいぶうなぎ。見た目もかなりうなぎ。ただ、中央に太い骨が通っているのでばくばくは食べられず、そこでうなぎ気分が削がれてしまうのはしかたないところ。でもこれは、切りかたの問題かな。あと、脂感もあっさりしすぎているかな。いやでも、かなり上位です。

お次は、あぶらかれい。

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珍しいのに激安

こいつにいたってはもう、完全に人生で初めて買いました。ふつうのかれいとは違うの? なにもわかっていません。が、名前からして脂がのってそうだし、見た目にも期待できそうなので。

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焼いて
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たれをかけて

お、近くない? 見た目はだいぶ。ところがこいつを裏返そうとしたところ、想定外の事態が発生。

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崩れてしまう

身がとんでもなく柔らかくて、かなり繊細に扱おうとしたんですがぼろぼろと崩れてしまいました。あぶらかれいって、こういうものなの?

調べてみたところこの魚は、名前のとおり身に脂がたっぷりのった、東北より北で水揚げされる大型のかれいだそう。同時に水分も多く柔らかいので、長時間加熱すると身が崩れてしまうのはデフォルトのよう。なのでさっと煮付けにするか、フライや唐揚げにするのが定番なんだとか。

けどまぁ、なんとかお皿に移したんで、食べてみましょう。

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あぶらかれいの蒲焼

するとここで衝撃が! これ、かなりうなぎですよ。ほのかにたらにも近いような香りはあるけれど、クセが強くないので蒲焼のたれ味によく染まってくれます。そして、身の柔らかさはうなぎ以上。うまく調理して「特別な環境で育てた香りの弱いうなぎだよ」と言ったら、何人かは騙せるレベルなんじゃないでしょうか。

しかもこの量でたったの200円前後。大本命かもしれません。

試したいのにその後スーパーで見つけることができていないのですが、ホットサンドメーカーを使って慎重に慎重に両面を焼けば、形を崩さずに焼き上げられるような気がしています。

⏩ ラスト1品にして至高

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