突然の違和感の衝撃
もう何年も前、家でTVのチャンネルを変えようとリモコンを操作していた時にちょうど来客があったとか、確かそういうタイミングで、リモコンを持ったままドアを開け、家の外に出たことがありました。
その瞬間、ゾワゾワっと全身に鳥肌が立つほどの違和感を感じたんですよね。
ふだんは絶対に家のなかでしか使うことのないものの代表格、TVのリモコン。それを一歩外に持ち出すだけで、こんなにも変な感じなんだと。その体験がけっこう強烈で、今も忘れられず。
そこでもしも今、超〜おヒマだったらでいいので、一度試してみてもらえません? ……いやいや、違うな。ここまでハードルを上げてしまうと構えてしまって、違和感をぞんぶんに味わえない可能性がある。そうだな、このほぼ内容のない記事を読んだことをだいたい忘れた1週間後くらいに、リモコンを操作していて、ふと、「あ、そういえば」くらいの感じで、試してもらえません?
日常のなかで感じられる違和感としては、けっこう上位に入る部類だと思うんで。
久々にやってみっか
そこで今回は念のため、数年ぶりにあの現象を、あえてわざわざ実行することによって追体験してみようと思います。
を、
あ、やっぱりくるわ〜、違和感。
もちろん、あえてやっているからあの時ほどではないけれど、それでもけっこうゾクゾクする。これは楽しいぞ。
客観的にも見てみましょう。
こちら、どこからどう見ても、まーなんの変哲もない、人間という種の1個体である。以外の感想が出てこない写真ですよね。
ところが右手にリモコンを持ってみると?
そりゃあ確かに出来心で、マスクをしてたほうがより怪しさが出るかな? という演出は加えました。しかしながら、それを抜きにしてもなんかこわいでしょう! こんな奴が街にいたら。
え? あの人、今時やたらとでっかいガラケー持ってる? っていうかもはや、家電の子機? ……いやいや違うわ。よく見ると、TVのリモコン!? って。あのリモコン、こっちに向けてきたらどうしよう!? って。
当然、家の外であればどこでだって、違和感ばりばりの写真を撮ることができます。
たとえばきれいな公園の風景にリモコンが映り込んでいるだけで、一変、
な写真も、
という、今回は、お話でした〜。
ちなみにだんだんおもしろくなってきて、ふらりと入った中華屋で、店員さんの見ていない隙にこっそりとリモコンを取り出してみたりもしたんですが、こうなるともはや、
やっぱり、リモコンで違和感を感じたいならば、屋外に限りますなぁ。