特集 2023年4月16日

この豆うまいから食べてみてよ

豆が好きでよく買っている。

iHerbでサプリを買うときもついでに豆を買うし、アメ横に行けば豆を2キロ買う。

さてそんな豆フリークである私がおすすめする3つの豆を紹介しよう。
 

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

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食べるのはべつやく、石井、安藤

極細バタピー

いきなり本命から行こう。千葉県八街市 ピーナッツ専門店フクヤの極細バタピーである。

入荷待ちしてようやく買えた

ネット通販で買うことができるが、だいたい常に売り切れている。

入荷待ちメールを登録しないと買えないのだ。入荷待ちメールが届いたら会議中でもすぐ買わないと即完である。

小粒で色が濃い

「うまいっていってもしょせん豆でしょ。」
安藤がゾンビ映画で最初にかじられる人並のうかつな発言をしてくれてありがたい。

ゾンビなんて怖くないよ
ハッ!(かじられた)

小粒のぶん、味が濃い。そしてサクサクしていて香ばしさがある。

バタピーだけど、ほかのバタピーとは一線を画す食感と味である。バタピーじゃないみたい、とまでは言わないけど、ぜんぜん違う。

バタピー映画版、みたいな感じである(伝わったかな?)

味グラフで説明しよう

口に入れて少しの間は劇的にうまいわけではなく、ただサクサクしている時間がある。
ただそのサクサクの中から濃い旨味がパーっと出てくる。

「なんだよ大したことな……こ、これは!」という少年マンガパターンだ。

「バタピーのまわりにもう一枚まとっている感じがする」と石井さん。それだ。

「この繊細さでちゃんと売れるというのは希望が持てますね。牛カツじゃなくても」と石井さんは極細バタピーにこの国の未来を見出していた。オーバーだ。

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ハニーバターアーモンド

石井さんの希望が出たところでこってり系である。

上野アメ横の名店 小島屋のハニーバターアーモンド

ハニー+バター+アーモンドと美味しい単語しか登場してないのだ。うまいに決まってるが、予想以上にうまい。 

うまくて呆けた

・飢饉の時代だったらみんな助かるか、殺し合いになる(林)
・金と交換されるかも(べつやく)
・むちゃくちゃ過剰な味付けではない。胡椒かけても美味しいかも(石井)
・これはちょっとずるいでしょう(安藤)

 褒め言葉が過剰になって美味しさが伝わらない結果になった。

話し合いの結果決まった味グラフ

まわりにうまい粉がついているので、まずいきなり美味しい。

ロケットスタートから始まって、最後は0にならずにバターの香りが残って美味しさの低空飛行がある。

しっかりした味だけど、下品にならずにいいもの感がある。

仕事しながらデスクにおいておくと当然食べすぎる。テレワークにむいてない。

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