デジタルリマスター 2024年4月18日

鯛焼きを透明にして餡子を可視化する(デジタルリマスター)

これがホントのあんこ型

粘土に鯛焼き埋もれさせたばかりか、シリコーンを混ぜてその上に垂らすのだ。

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こういう液体を上から垂らすときにできるヒダヒダな軌跡がたまらなくいい。トロトロトロー。
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完全に見えなくなった。無事でいるだろうか。

このまま置いて日常生活を営んで、7~8時間。ようやくシリコーンが固まったら、裏から粘土を外して、はい、もう半面も型を取る。うぇー。じゃ、また数時間後に集合だ。

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毎度、ここで離型剤を塗るのを忘れそうになる。忘れたら記事落ちるほどの一大事だ(※型同士くっついて最初からやりなおし)。
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全部固まった。ブロックを外すのもバリを取るのも楽しい仕事。だが楽しいことは長くは続かない。
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クローン元としての役目を終えた鯛焼き。しかしまだ任務が残っている。
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中の餡子も型を取るのだ。意味あんのかこれ。

なるべく生きていたころのままの(?)姿で透明鯛焼きを作りたいので、餡子もそのまま型取り。餡子もまさか自分のクローンまで作られるとは思わなかっただろう。

全ての型取りを終え、型に残った食品のカスを取り除き、皮の細部に入り込んでそのまま固まったシリコーンを削り取り、ようやく型が完成した。

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表面に何か塗ってから型取ればよかったと猛烈に反省。詰まって詰まって。
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乱暴に爪でガーッと掻いたら、ちゃんと鯛の形が現れた。
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鯛焼きは焼けない鯛焼き型、1セット。あんこ型は生涯2度と使わないであろう。

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